
#5 コギカジ振り返り〜未経験で記事を書いた〜 『それでも一度きりの場所で』
コギカジのメンバーとしての初取材は、京都大学の皆さんにお話を伺った。
すごくいい話を聞かせてもらった。
でもどうすればそれが、「記事」の形になっていくのかが分からない。
いきなり画面に向かって最初の1行を書き出そうとしても、何から書けばいいか分からなかった。
コピーライターの講座で教えてもらった、「いきなり書き始めない」という言葉を思い出しました。
いきなりコピーを書こうとするんじゃなくて、まずは情報を書き出してみたり、頭に浮かんでいることを吐き出して眺めてみること。
記事にも応用できるかもしれないと思い、
パソコンの画面を閉じて、白紙のコピー用紙に今の頭の中を書き出してみた。

思いつく順番に書き出してみると、自分の頭の中でぐちゃぐちゃになっていたものが、俯瞰で見えるようになった。
例えるなら、地上で迷路を彷徨っていた状態だったけど、空から一望して眺めてみると、記事完成への道筋がなんとなく見えてきました。
(それ以降は取材を終えるとまずは頭の中の印象を思いつくままに書き出すようにしています)

まず思っていることを書いてみる。何を語ってもらったのか、何を伝えるべきなのか。どんな材料があるのか、テーブルの上に並べてみる。そこから一番いい組み合わせを取捨選択していったり、正確な情報が必要な部分は聞き直したり、調べたりして補強していく流れで記事が少しずつ形になってきました。
そしてもうひとつこの記事を書いた時にやったのは、聞いた話と書く順番を入れ替えるということ。
当時の取材では、
取材の前半:今年のコロナ禍での京大の工夫
取材の後半:昨年ペアで優勝した若林選手の話
という流れで話を伺った。
でも自分の中で、記事を半分くらいかけたところで、前後半を入れ替えた方がいいなと思うようになった。
そのほうが「昨年はペアで勝てた。今年はみんなで勝つ!」という若林選手の気持ちが伝わりやすくなるだろうと思ったからだ。
そうして試行錯誤をしてみて、ようやく大枠の流れの部分を書くことができました。
WordPressには記事が投稿された際のプレビューを見られる機能があった。それを表示してみて、流し読みしてみると、
ちゃんと記事っぽいやん!
と自分ひとりで盛り上がった記憶があります。
書くのってやっぱり楽しいな。書けない時間を乗り越えて記事が出来上がるのかもしれない。キーボードを叩く指が滑らかに動いて、自分もやればできるやん。とノリノリで書いていた。
9割ぐらい完成したなと思ったところで、その日は作業を終えました。
今日は頑張った。達成感と共に眠りにつきます。
でも、次の日。
自分の記事を読み返してみるとあることに気がついたのでした。
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京都大学の方々にお話を伺った記事はこちら↓
『それでも一度きりの場所で』
僕がお世話になっているOBHはこちら(コギカジのメンバーにもなれます)↓
https://community.camp-fire.jp/projects/view/337446