あなたは理論派?センス派?〜【カットの話】2タイプの美容師について〜
【この記事は3分30秒で読み終わります。】
みなさんどうもこんにちは😊
僕はカットが技術の中で一番好きです。
お客様の骨格を理解して悩みを解決する技術。
センスと理論で成り立つ技術。
よくセンス派と理論派で分けられますが、それは入り口でしかなくて何年もやっているとその2つが合わさり自分なりに割合が決まります。
僕は最初、どちらかというと理論派で幾何学的にスタイルをつくる方がわかりやすいタイプでした。
言われてすぐできるセンス派の美容師が羨ましく、出来上がるスタイルはどことなく可愛いスタイル。
自分のスタイルはなんというか硬い。きれいに切れているけど可愛いかと言われると・・・
みたいな感じがありました。
スタイリストになってお客様をやらせていただくと色々な髪質があるので硬い理論だけでは可愛いキレイなスタイルは切れない。
もっとポイントでかわいいをつくれるようにならなければと思い、たくさん試行錯誤をしました。
スタイルをたくさん見て可愛いところをマークする。箇条書きにする。
その作り方を勉強してハサミを動かしてつくってみる。
頭がだんだん柔らかくなり、ときには理論を無視することで劇的に可愛いスタイルがつくられることもあることに気づきました。
たくさんのスタイルにふれることでセンスが磨かれて理論と融合するようなイメージ。
理論派かセンス派。どちらかからのスタートはただの入り口でしかないのでそれからの行動で可能性は広がります。
センス派の方はなんとなくでも上手くでき、可愛いものをつくってしまうので成長も早いです。
ただ本当の壁にぶち当たった時に折れてしまうことが多いみたいです。
今まで成長も早く、可愛いものもなんとなくでもつくれていた分、理論や原因を省みることが難しい。
おまけに今までうまくいってたプライドもあるのでそれで歯車がズレてしまいます。
今ではオンラインのコンテンツも充実していて講習に出向かなくても有益な理論や技術を学べます。
壁にぶち当たっても冷静に原因を探り、考えることで解決していけると思います。
センスは持って生まれたもの感がすごいのでぼくはそういう方は羨ましいです。
そんな僕は
理論6センス4
の意識でスタイルをつくっています。
元から得意だった理論でベーシックをつくり、ドライの状態で質感をつくる。
この質感調整で自分のセンスを出します。
質感調整は僕の中で1.2を争う重要ポイントなので今度また記事にします!
最初の入り口で理論派でよかった事は後輩に教える時に自信を持って言語化して細かく分かりやすく伝えることが出来ること。
何を聞かれても、センスやイメージ、感覚と言った不確実で分かりにくい言葉ではなく、どうしてそういう方法なのかを言語化してアウトプット出来ることです。
教える事は好きで、できない気持ちはすごく分かるので目線を合わせてアドバイスできます。
教える時に意識していることは教えてる相手が箇条書きで言語化出来るように伝える事。
「今日で新しく知った事は〇〇と〇〇と〇〇の3つだね。それを箇条でたくさん溜めていこう。」
1つ1つ忘れないように、分かりやすく、確実に習得していく。
という感じです。
スタイリストになってもゴールがなく常にレベルアップしないといけないこの仕事で現状維持することは後退に等しい。
これからも理論を極めセンスを磨いていくため日々精進していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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