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shift innovation #38 (WIRED hack 1)

今回は、WIRED「CREATIVE HACK AWARD 2022」に応募した内容について紹介します。

AWARDでは、「なにをハックするのか」「なぜそれをハックするのか」「いかにそれをハックするのか」、この3点を明記/定義するのみ。

どんな表現方法(フォーム) 映像・ゲーム・小説・模型・アプリ・ビジネスアイデア・メタバース・DAO・NFT・論文でも構わない。


無謀にも、応募しました。当然、落選。


ハックするものは何でもよく、表現方法も何でもよいということで、"これって面白いんじゃな〜い❗️"と思い込みが激しく、好き勝手に書いたところ、全く面白くなかったようです。(残念・・・・・・)


アイデアのタイトルは「ラップバトル消火栓’s


日頃、日の目を見ない消火栓に焦点を当て、何かに活用できないかと考えていたところ、消火栓はどこの街にもあるものなので、街の自慢話をラップ調で音声を記録し聴くことができるインストゥルメントにすることによって、ラップのグルーヴ感もあいまって、街の自慢話が印象に残ることにより、広く伝搬されやすいのではないかと思い、「ラップバトル消火栓’s」のアイデアを提案しました。


【タイトル】

ラップバトル消火栓’s


【なにをハックするのか】

街中にある消火栓


【なぜそれをハックするのか】

俺たち、街中にある消火栓❗️意識されることなく、活躍するのは非常時だけ、普段、もっと自己主張したっていいじゃん。


【いかにそれをハックするのか】

街中にある俺たち消火栓が、音声を記録できるインストゥルメントになる。

街を自慢したい人間が、ラップ調で自慢話を音声で記録、それに街のみんなが自慢話を被せていく。

そして、街のみんながつぎつぎに自慢話を繰り広げることによって、街がグレートになっていく。

消火栓をインストゥルメントに❓今は非常識なことでも、いつか常識にしたい俺たち❗️”街に無関心な奴らを俺たちがHACKするぜ❗️”


【提案背景】

俺って何者❓❗️

雑多な街、人々が行き交う、みんな無関心、このような希薄化した街に、何か変化があれば、もっと街に関心を持ち、街に愛着が湧くのではないでしょうか。

しかし、街の人々は、街の風景に溶け込んでしまい、自分が街の中に存在することを忘れ去り、街の人々も、街の風景に溶け込んでしまった人々に気付いてすらいないのではないでしょうか。

そこで、そのような人々は、街に対して、街の人々に対して、自分が存在することを自己主張しても良いのではないでしょうか、もっと自分が住んでいる、好きな街の良いところを自慢しても良いのではないでしょうか。

このような街の風景に溶け込んでしまった人々、そして、普段は存在感を潜めている”消火栓”と共に新たな存在感を解き放つ上で、”消火栓”を街の人々の存在感を解き放つための、街自体の存在感を解き放つためのインストゥルメントとして活用することができないでしょうか。

そこで、街の人々自らが街の良いところを自己主張することにより、街の人々はもちろん、街以外の人々も、今まで知らなかった街の良いところを知ることができれば、街に愛着が湧き、この街に住み続けたい、さらには、この街に住んでみたいという人が増えるかもしれません。

今、住んでいる街をちょっと違う視点から見ることによって、新たな発見がある、もしかすると、それが自分の人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

実は、街の誰も気付かなかったことが、ビジネスの種になることもあるかもしれません、街が活性化するかもしれません、そして、街がグレートになるときが来るかもしれません。


【「ラップバトル消火栓’s」のコンセプト】

”街に無関心な奴らを俺たちがHACKするぜ❗️”、こんなコンセプトにより、”消火栓”をHACKし、”街”を、”街の人々”をHACKすることにより、街の風景に溶け込んだ人々を解き放ちます。

そして、街の人々の人生を、街の人生を、大きく変えるような、新たな気付きを発見するため、どこの街にもある”消火栓”がインストゥルメントとなり、街の自慢話をラップバトルにより繰り広げます。


【「ラップバトル消火栓’s」って】

●「ラップバトル消火栓’s」とは、街の自慢をラップ調で掛け合うことによって、楽しみながら街への愛着を高めることができる、音声データを記録できるインストゥルメントです。

●「ラップバトル消火栓’s」の近くに来ると専用アプリが起動することにより、街の新たな自慢話を音声で記録することができます、そして、記録した音声はすぐにテキスト化し、アプリで内容を確認できると共に音声で聴くこともできます。

●ラップ調に音声を記録する上で、即興で掛け合いをすることは一般の人では困難であるため、記録した音声をテキスト化し、アプリで今まで記録した文章を確認しながら、街の新たな自慢話を記録できます。

●自慢する内容を音声で記録する場合、自慢を発した人は、アプリでニックネーム(実名でも可)やコメントを入力できます。

●街の自慢話を「飲食(ランチ・ディナー・麺類・カフェなど)」「観光」「お土産」などにカテゴライズし、カテゴリー別にラップバトルができます。

●「ラップバトル消火栓’s」は、街の自慢話を「音声で記録する機能」「音声で聴く機能」「テキストで確認できる機能(「自慢バトルの内容」「飲食店・観光地の情報」など)」「コメントする機能」などをアプリで体験することができます。

●「ラップバトル消火栓’s」で、街自体に批判的な発言がある場合は、発言を削除できます。

●年に一度「ラップバトル歌会」「ラップバトル川柳アワード」「ラップバトルかるた・ラップバトルTシャツなどのグッズ販売会」などを開催します。


【これがラップバトル❗️❓(初級編)】

俺「YO、修学院はラーメンだけじゃねー、おしゃれなカフェもあるんだぜ」
奴「お前食いもんばっか言ってんじゃねー修学院守禅庵の岩石知ってんのかよー」
俺「ヨーヨー、そんなのみんな知ってんだよー、お前ほんとにジモピーかっ
    俺たち春巻きスタンド・ラップ&ロール(※)ロック&ロールじゃねーんだよっ」
※春巻き専門店「春巻きスタンド・ラップ&ロール」
 (営業時間-15:00 〜22:00 ・ 定休日-水曜日 日曜日)


【「ラップバトル消火栓’s」を使いたくなるツーボ】

自慢話を文章で確認できるだけではなく、ラップ調で聴くことができることから、楽しみながら街の観光地、飲食店、お土産などの街の自慢話を知ることができます。


【10年後の「ラップバトル消火栓’s」がある街の姿】

自慢話をつくりたいがために、街の人々が街を良くすることにより、自慢話に溢れたより良い街になっていますように。


AWARDのメッセージの最後に、アインシュタインの言葉が紹介されていました。

「ロジックではAからBまでしか行けない。想像力ならどこでもいける。いま足りていないのは、もしかすると想像力かもしれない。」


もっと想像力つけて、海の向こうへ飛んで行きてー❗️
 (そういうことじゃないでしょ、クリエイティブジャンプのことじゃん。)


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