EXCELーデータ集計(SUMIF・COUNTIFなど)をより簡単に!
Excelを使っていると、よくいろいろな条件に基づいて集計をしなければならないケースがあります。元のデータをいろいろいじってしまい、あとあと困ってしまったり。いじってるうちに元のデータがわからなくなったり・・。
その際、役に立つ関数(使う機会の多い関数)をわかりやすく伝えられたらいいなと思い、チャレンジしてみたいと思います。
【こんな人におすすめ】
・集計作業を依頼されたが条件がたくさんあり困っている。
・いろんな分析をしてみたい。
SUMIF関数(支店を条件に合計したい場合)
=SUMIF($B$3:$B$10,$F3,$C$3:$C$10)
指定した条件を満たす範囲内の値を合計するには、SUMIF 関数を使用します。 たとえば、数値を含む列で、5 より大きい値のみを合計するとします。 次の数式を使用できます: =SUMIF(B2:B25,">5")
上記例でいくと、
B列の3段目から10段目(店列を指定)を条件が入った列と指定し、合計してほしい条件をセルF3(A支店)とする。なお、合計する範囲はC列の3段目から10段目(売上金額列を指定)とする。
SUMIFS関数(支店・状態2つの条件に一致した売上を合計したい場合)
=SUMIFS(C:C,B:B,F3,D:D,"<>"&"受注")
SUMIFS 関数 (数学/三角関数の 1 つ) は、複数の検索条件に一致するすべての引数を合計します。
今度は順番がちょっと違います。
条件が一致し合計してほしい行C列(売上金額列)を指定します。そのあとに2つの条件を指定します。まずはB列(店列)からセルF3(A支店)を探し、D列(状態列)から「受注」じゃない(<>)を探します。
COUNTIF関数(条件を指定し個数をカウント)
=COUNTIF($B$3:$D$10,$F4)
COUNTIF 関数 (統計関数の 1 つ) は、1 つの検索条件に一致するセルの個数を返します。たとえば、特定の市が顧客リストに表示される回数を返します。
上記例でいくと、
B列の3段目から10段目(店列を指定)を条件が入った列と指定し、カウントしてほしい条件をセルF3(A支店)とする。SUMIFと同じ指定順番だと覚えると簡単です!
COUNTIFS関数(複数の条件を指定し個数をカウント)
=COUNTIFS(B:B,F3,D:D,"<>"&"受注")
COUNTIFS 関数は、複数の範囲のセルに条件を適用して、すべての条件が満たされた回数をカウントします。
カウントしたい2つの条件を指定します。まずはB列(店列)からセルF3(A支店)を探し、D列(状態列)から「受注」じゃない(<>)を探します。