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RB2024 酷暑でもひたむきに

想像を絶する酷暑が日々続いています。大会の試合消化が一時中断されているこの8月こそ飛躍の機会と捉え、練習試合を通じてチームと各個人の課題にじっくり向き合う時間としています。
お盆休暇前となる土曜日、いつものグランドに相手チームをお招きしての試合に臨みました。

整列・挨拶後、まさかのゲーム展開となるとは予想だにしなかったメンバー一同。

連日続く暑さは衰えを見せず、おそらく40℃に達するであろうマウンドに向かった先発は、チームで一・二位を争うほど暑さが苦手なベテランT投手。約10年前には二部リーグ優勝時の立役者となった元エースです。
今シーズンは登板機会が増え、制球よく上手に打者の間合いを外す往年のピッチングを重ねてきましたが、この日は珍しくボール先行と味方のエラーに加え、スリーランとソロを浴びいきなりの6失点!? 大きく追うゲーム展開を作ってしまいました。

普段の罵詈雑言ぶりの通り、引きずることなくベンチに戻ってきたT投手。
「家庭内の戦いに比べりゃ…」とポツリとか。(笑)
大事な初回のリードがことごとく裏目に出てしまったK捕手。
来たるべき大会に向け、これも勉強です。

6点ビハインドとなった裏の攻撃。この日の監督代行K選手から切り込み隊長に抜擢されたのが、なんと普段は4番に座るK選手! 2球目を逆らわずライトオーバーの二塁打で出塁し、起用に応えてくれました。
元祖?切り込み隊長の2番K選手が初球、ライト犠牲フライを放ち一死三塁のチャンス。続く3番K選手は2球目をレフト前に運んでタイムリーと、わずか5球で1点を返すことができました。

アメリカへの身勝手極まりない武者修行?!により、バッティング技術を向上させてきたK選手。
狙い通りの痛烈な打球でタイムリーを放ったK選手。

スコア1-6で迎えた2回表。この流れを止めるわけには…の覚悟で更に暑さを増したマウンドに臨んだベテランT投手は中飛、二ゴ、左飛と、見事に三人で片付けてくれました!

何でもない二ゴの一塁送球が横に逸れ…たのを、一塁K選手に助けられたベテランK選手。
実は初回の長い守りですでに虫の息だったとか。(笑)

2回裏の攻撃はこの試合、監督代行を務めた5番K選手から。2球目をキレイにレフト前へ弾き返し、更に6番ベテランのN選手が鋭い打球をライト前へ放ち、二塁への好走塁で無死二・三塁となりました。
たった3球のチャンスメークで、次の打席には7番T選手。なんとカウント3-0から見逃し、見逃し、見逃し三振!?
一瞬で流れが相手に行きかけた場面でしたが、8番のベテランK選手がきっちり二塁への進塁打を放ち1点。続く先発のベテランT投手が往年の打棒を感じさせる豪快なレフト前タイムリーを放ち1点を奪い、スコア3-6としました。

積み重ねてきた肉体改造で昔のヤンチャなスタイルは影を潜め、今や風格さえ漂うK選手。
暑さにやられているフリ? をしながら、ワンヒットで二塁を陥れたベテランN選手。
もはや敵スパイとしか思えない三振劇で、流れを相手に渡そうとしたT選手。
構えの小ささから目論見が伺えました。(笑)

点差を詰めた3回表はルーキーのK投手がマウンドへ。武器のスライダーにストレートの速さが加わり、空三振、三飛、捕飛でピシャッと三者凡退!
ところがその裏、1番からの絶好の攻撃でしたが二飛、三ゴ、中飛とまさかの三者凡退。3点差のまま回は中盤へ向かいました。

「まぐれ続きなんで」と謙遜した割にはバックを信じず!?打たせないピッチングスタイルのK投手
「ミスター三ゴロ」と言えばこのK選手。打球がどこに行ったかは写真ですぐにわかります。(笑)

4回表は与四球と盗塁で一死二塁のピンチとなり、3巡目に入った相手1番がレフト前へタイムリー…と思いきや、スパイ疑惑?のレフトT選手→サードK選手へのカットを挟む見事な本塁送球で走者タッチアウト!!追加点を与えませんでした。
再び勢いづいたその裏は4番T選手が先頭四球を選び、5番K選手は2打席連続となるヒットで無死一・二塁のチャンス。ここで6番のベテランN選手はサード側に得意のバントを決め、エラーを誘って満塁に。7番T選手には代打の若手H選手が打席へ向かい、放った二ゴロは相手のタイムリーエラー。2点を奪ってついに1点差になりました。

仕事の多忙さからか、らしくない?プレーが目立ち始めていたT選手。
この日は4番を任されましたが、チームプレーに徹してくれました。
酷暑で息が上がる中、カウント2-1からバントを決めてくれたベテランN選手。

相手のミスが絡む怒涛の攻撃により、4回裏で一挙8点を奪い逆転した我がチームは、5点リードのスコア11-6として終盤の5回を迎えました。
5回表のマウンドにはベテランK投手が向かい、得意の与死球? なく打者4人で片付けたその裏の攻撃は6番N選手から。逆に死球を受け出塁し、7番H選手も四球で無死一・二塁のチャンスに8番ベテランK投手。
盗塁やパスボールで二・三塁へ進んだ後、得意のセカンドゴロ進塁打で1点を奪った!と思いきや、ここで事件が発生しました。セカンドから三塁への送球で二・三塁間に挟まれたH選手が挟殺となり、走者の動きが「見えなかった(本人談)」K選手がやみくもに二塁へ走りタッチアウト。
久々に現れた「ジン○ブエ」…まさかのゲッツーとなり、一気にダメ押しムードを消してしまいました。

初代ジン○ブエ選手として、出さなくてもいい存在感を示したベテランK選手。
見えていないのに「粘らなかったH選手のせい」と連発していたとか。(笑)
呆れるベンチ一同。酷暑は全く関係ありません。
「オレがいたのに…」改めて味方への油断大敵を痛感できた一塁コーチャーK主将。

スコア12-6で迎えた最終6回表の守備。マウンドにはエースK投手が上がりましたが、先頭を0-2と追い込んでからライト前へ運ばれたり、与死球や2本のタイムリーを浴びるなどで3失点。最後は見三振を奪ってスコア12-9でゲームセット。
翌日から多くのメンバーがお盆休暇に入るので、ゲーム後は場所を移してバッテリー・ミーティングを兼ねた飲み会を行いました。殆どのメンバーが集まった中で、今までのプレーや課題点に対し、飲食を交えながらアタマで野球をしました。
多くの意見が飛び交うミーティングでチームワークを鍛え、大会が再開する9月に備えました。

相手チームへのエール後は、夜のミーティングに向け三々五々となりました。


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