RB2022 納会 〜限りなく求む〜
2014年に世田谷区の1部リーグに昇格以来、初の決勝戦に駒を進めた2022年。今シーズンの活動を労い、締め括るために12月中旬の土・日に一泊での納会が催されました。
納会のテーマは「限りなく求む」。例年、公式戦での敗北を抱えてのシーズン終了で「来年こそは!」と雪辱を晴らす思いで会は開催されてきました。が、今回は翌年春に控える決勝戦に勝利し喜びを分かち合うため、より一層の高みを求め続ける!との姿勢を表現しました。
●DAY 1
9:00:出発
一年の労を参加者全員でより身近に労えるよう、大型バスを貸し切っての移動でした。この重要なイベントにかける想いを表しています。
9:30:メンバー格付けランキング
バス内ではいくつかのコンテンツが用意されていて、今年は「選手の格付け」という企画が行われました。特定の選手からテーマに沿ってメンバーを格付けするというもので、例えば「グラウンド整備をよくしている選手は?」というように、テーマに対し独断と偏見でそのランキングを発表しました。
全部でテーマは5つあり「頻繁にスコアを書いてそうな人」というお題に対しての発表者はK選手。最終の公式戦では投打に渡る活躍で、チームを初の決勝進出に導きましたが、未だ書き方を知らないスコアは大の苦手。チームでは全員が書けるようテストを行っていますが、何と繰り返し落第をし続ける同選手から評価されるという…バス内からは怒号が飛び交ったことは言うまでもありません。
12:00:昼食@道の駅
一行を乗せたバスは最初の目的地である道の駅 に到着し、各自で昼食をとりました。元々小学校の校舎であった建物を道の駅としていることで、懐かしい雰囲気が漂う空間でした。
13:00:海上自衛隊 航空基地の見学
きちんと社会を知る要素の取り入れが納会の1つの決まりごとであり、海上自衛隊航空基地を見学。広報担当の方に案内をいただき、展示物や航空機の説明を聞きました。展示は戦争の歴史などに触れられるものも多く、昔の隊員の方が実際に着用していた衣服なども見ることができ、平和に野球ができている現実に幸せを噛みしめることができました。
18:00:ホテルでの宴会
最大のコンテンツである宴会。今シーズンの成績発表と賞金を懸けたMVPや、各賞の発表が行われました。チームとしての1年間の成績は全70試合を戦い、46勝22敗2分けと大きく勝ち越すことができました。初の都大会でも1勝を飾り、大きく飛躍できたシーズンとなりました。
個人成績の発表では、シーズン前にS監督から課されたノルマ達成状況とMVPの表彰が行われ、今年はO監督代行がMVPに選出。チーム創設初期から主将4番として引っ張ってきたO選手も今年で40歳。数年前に北海道への転勤を経験し、一度は老け込みかけましたが肩は逆に強くなるなど、監督から「復活のシーズン!」と讚辞を贈られました。
その他にも公式戦での最多HR賞のT選手や、打線でも主軸を務めたエースのK選手が努力賞として表彰されました。
●DAY 2
9:00:ふれあい牧場へ
宴会は未明まで続いたとかで、曇り空同様に多くの選手が瀕死寸前でした。どうにかバスに乗り込み、目的地のふれあい牧場に向かいました。二日酔いのメンバーのため、のんびりヤギや羊を観ながらソフトクリームでも頬張る…というのが定番ですが、ここにチームの厳しさと優しさを体現する企画が待っていました。
ここに聳え立つ高さ21mのバンジージャンプ台を利用し、1年の反省を込め罰ゲームとして飛び降りるメンバーが、前日の宴会で発表されました。「出席率が低い選手」ということで、4人の選手が飛び降り直前に反省の弁を述べ、バンジーをするという痛快な企画でした。
出席率上位にも関わらず、愛されキャラのK主将は2ヶ月後に迫るおめでたい人生の選択を控え、ノリで飛ばされてしまいました。
そして各々「来年は必ずもっと出席する!」という強い意気込みを叫びバンジーする様子を間近で見たS監督は、翌年こそ「チーム全員が出場して優勝する」との目標を改めて再認識したのでした。
バンジージャンプ後はホールにてジンギスカンのBBQを味わい、一同は帰路につきました。
長かった今シーズンも納会で終わりを迎えました。3月末に開催されるであろう世田谷区王座決定戦の決勝戦に向け、束の間のオフシーズンに入ります。
翌シーズンはいよいよ悲願の優勝に向け、より一層チーム一丸となり野球を楽しんでいきたいと思います!