待ちに待ったサンフランシスコ観光(Day8-Aug.17)
今日は朝からCaltrainに乗ってサンフランシスコに出かけた。1時間半ほど電車に揺られながら San Francisco Stationに到着した。
最初はバスに乗って「サンフランシスコ近代美術館」へ。美術館は非常に洗練されたデザインで、昨年リニューアルオープンしたらしく大変綺麗であった。入場料は大人$35するそうだが、学生は無料だ。中の作品展は、日本ではあまり目にしないようなモノばかりであった。少し刺激の強めな作品が2Fには多くあった印象だ。一番興味深かったのは6Fの宇宙に関する展示だった。作品にかなり近づけるため、筆跡などをはっきり観察することが出来た。並べられている作品も素晴らしいが、美術館の建物自体がArtのように感じられた。少し長く滞在しすぎたせいか、時間が無くなってしまった。
美術館の後はお昼ご飯を食べるために、海岸のエリア(PIER39)に行った。BOUDINのクラムチャウダーボール。やっぱりサンフランシスコに来たからには、これを食べないと。パンは酸っぱかった。前から感じていたことだが,アメリカのパンは何故か酸っぱい。器になっている部分全てを完食することは出来なかった。注文をする時にかなり困った。もっと英語が出来ればなぁと思った。昼食の後は、PIER39のあたりを回った。まるでユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションに来たかのように、ユニークな街並みに目を引かれた。海の風を感じながら、とても気持ち良く過ごせた。
その後、海沿いを歩いて、有名なケーブルカーの乗り場を目指した。ケーブルカーの乗り場には沢山の客がいたが、どうしても乗りたかったので結局40分くらい待った。(これが時間ロスの一番の原因かも)やっと順番が来て乗ろうと思ったが、直ぐに椅子が埋まってしまった。ラッキーと言えばラッキーだが、ステップの部分に乗ることになった。運転手の男性はノリが良く、ベルを鳴らしながら踊っていた。ケーブルカーは思ったよりもスピードを出しながら、サンフランシスコの急な坂道を駆け抜けた。すれ違うときに、ぶつかるかと思いヒヤッとした。途中で交差点のど真ん中で何故か停車した。運転手が降りていき、私達は置き去りになった。車がいっぱい詰まっていたが、彼らはそんなことお構いなし。普通に楽しそうに会話しているのであった。日本では絶対に見られない光景である。でも、本当に楽しかった。また乗りたい!
次にバスに乗って、お目当ての日本庭園(Japanese Tea Garden)を訪れた。日本の文化がどのように外国人の方に広められているのか知るためである。入場料は$9。綺麗に整備されていた。周辺はとても自然が豊かの場所で、気候もステイ先とは異なり、霧が発生するくらいの場所である。日本庭園について思ったことが、松の木ばかりが植えられていることである。竹や紅葉などが無かったのが少し残念である。池には錦鯉が泳いでいた。塔や仏像もあったが、何か物足りない様な気がした。ただ,そこを訪れる外国人は,抹茶を堪能したりと,とても楽しそうな雰囲気だった。
時間がかなり迫ってきていたので急いでバスに乗り、ゴールデン・ゲート・ブリッジを目指した。霧が発生している時期で、霧に浮かぶ橋がとても幻想的であった。写真を撮って貰いたく、他の観光客に写真を撮って貰うようお願いした。すると、お願いした女性はとても面白く、ポーズを指示してくるのだ。言われるがままにポーズをとると、彼女は色々な角度で撮影した。何か恥ずかしく感じたが、写真を見ると素晴らしい写真だった。彼女に何か才能を感じた。
家に到着したのは、完全に日没するギリギリ前の8時40分頃だった。今日はとても楽しかったが、疲れる一日でもあった。やっぱりSunnyvaleからSan Franciscoは遠いなぁ。来週もう一度行きたいけど、この距離は考え物である。
帰りに気がついたことなのだが,実はCaltrainは日本製のものだった。以外なところに日本の車両が走っていることに驚いた。