食卓の経営学 ~DEAN & DELUCAの「在り方」~
街中でよくみかける「DEAN & DELUCA」、みなさんはよく行かれますか?
私はどちらかというと大阪王将みたいなところが落ち着くので(笑)、確か以前の勤務地近くにあった品川店に一度だけ入ったような記憶があるのですが、やはり落ち着かずに早めにそそくさと撤収したような気がします(^^;
そんなDEAN & DELUCA、アメリカでは2020年4月に破産申請をしたというニュースが飛び込んできましたが、日本は経営が別になっていて影響なく継続しているようです。
そしてその日本でのDEAN & DELUCAを運営している横川正紀さんの著書、
「食卓の経営塾 DEAN & DELUCA 心に響くビジネスの育て方」
がフライヤーの要約に上がっていましたので読んでみたのですが、これがものすごく共感する内容でした。
どんなところに共感したかというと、DEAN & DELUCAの哲学みたいなところなんですけど、
「大切にする軸を持ちつつ、地に足がついた感じで、着実に運営している」
という、そんな「在り方」にすごく共感したんですね。
そして続けて思い出したのが
・京都・佰食屋 中村朱美さんの「売上を、減らそう。」
・京都・小川珈琲 原田英美子さんの「そんな採用でよろしおすか?」
・桑田ミサオさんの「おかげさまで、注文の多い笹餅屋です」
などの書籍群です。
よくよく考えると、これらの本も同じような「在り方」が描かれているんですね。
そういうことを踏まえると、「自分はこういう在り方が好きなんだなぁ」と改めて思うわけです。
じゃあ逆に嫌な在り方はどんなものかというと、
思いっきりレバレッジかけて
思いっきり背伸びして
とにかく成長を目指して走り切る
みたいなパターンですね(^^;
巨額な負債で資金調達して膨らませたBSをぶん回す孫正義さんとか
とにかくスケールを目指すぞ!というスタートアップとか
そういう「在り方」はすっごく苦手です。
そんな佳境に放り込まれたら逃げ出したくなります(^^;
このようにですね、好きな書籍から「自分の在りたい姿」、ライフシフトでキモとなる「自分軸」のヒントが得られたりもするんですね。
ただちょっと細かい話をしますと、ライフシフト塾では「自分軸」を
「コア・コンセプト」
「サブ・コンセプト」
「成功パターン」
の3つに分類していまして、今回の私の好きな在り方はそのうちの
「成功パターン」
に該当するのですが、その点の詳しい話についてはまた別の機会にお話できればと思います。
と、そんな気づきのあったDEAN & DELUCAに関する本だったわけですが、みなさんはどんな本がお好きでしょうか?
そしてその本のどんなところがお好きでしょうか?
そんな 「問い」 からご自身の 「自分軸」 を探ってみるのも面白いと思いますので、ぜひ試してみていただければと思います。
それでは、今日はこのへんで。