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海外インターンに向けて

アイセックとは海外インターンシップの運営を行っている団体であり、6週間の間、現地のNGOや教育機関で社会課題に触れるようなボランティア活動を通してリーダーシップを育む経験を届けているらしい。
以下、海外インターンシップを「渡航」と呼ぶ。

姉が所属していたから、また、海外に多少は興味があったからなんとなくで入会したアイセック。
ただ、姉とは違ってアイセックに熱を注いでいるわけではなく、自分の場合は将棋部優先でやってるので副業みたいなもの。
渡航に参加してみたいと思ってアイセックに入会した面もあるため、アイセックの運営における他の活動にはあまり興味がなく、しぶしぶ参加している感が否めない。

でも"渡航したくて"アイセックに入会したものの、本当に渡航したいのかという疑問は常につきまとっている。
ただ海外に興味があるだけなら旅行で良いし、渡航はそんな軽い動機で参加すべきプログラムではないと思う。
姉も渡航していたため、その真似事がしたいだけなのかもしれない。
また、海外インターンに参加しようとする自分の意識の高さに酔っているだけなのかもしれない。
海外には行ったこともないし、外国人のノリが苦手だなと感じる瞬間もたまーにあるし、特にボランティアに興味があるわけでもないし、じゃあなんのために渡航すんの?って感じ。
アイセックに所属しているからには渡航に行かないといけないと思い込んでしまっている。
渡航をせずにアイセックを辞めてしまえば、そんなに考える事もなくただひたすらに将棋でもやって友達と遊んで大学生活おわるのだろう。
でもそれだと何か後悔しそうで、渡航にはなんとしても行かなきゃいけないような気がしてる。
多分それは、渡航を経験した自分の知り合いで不満を抱いて帰国した人がほとんど居ないからだと思う。
渡航に参加した人たちはその経験を良いものだったと語る人が多く、帰国してすぐにまたその国に行きたいと話す人も多い。
それだけ渡航経験や、現地での人間関係などが良い経験や思い出になるのだろう。
ただ、英語もロクに話せないしコミュ力も高くない自分が6週間も日本語が通じない環境で過ごすというのは絶対に厳しい挑戦になるし、行ったとしてもメンタルがボロボロになる予感がしてる。
でもそれならそれで良い。と思えるかどうかが問題で、メンタルがボロボロになるから行きたくないと言ってしまえばそれまで。
自分の知らない世界に独りで飛び込む経験が自分の一番の経験になるし、今後の話のネタのひとつになるだけでも良い。
やらない後悔よりやった後悔の方が良いに決まってるから。

なんとなくでアイセックに入会したが、唯一少しでも惹かれた点が渡航への参加であり、せっかくこのような機会を提供して貰えるなら参加した方が自分の貴重な経験になるはず。
正直活動がめんどくさくて早くアイセック辞めたいと思いながら活動していたけど、春に渡航するために半年間活動してきたし、今は渡航の準備も軽く始まってるからもう後には引けない。
辞めたらこの半年間がなんか無駄になる気がして。

小野の渡航に向けた物語は始まったばかり。
せっかく渡航すると決めているならその渡航をより良い経験に繋げたい。
行って良かったと思えるような渡航にしたい。
まだ渡航先の国は正確には決まっていないけれど、渡航をより良いものにできるようにこれから頑張って準備していきたいと思う。

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