『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』まであと1週間
『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』まで、あと1週間。
楽しみで仕事が手につかなくなってしまうので、あまりそのことは考えないようにしている。ただ「ああもう間近なんだ」と思わざるを得ない出来事が起こった。
チケットの発券である。
追加販売でようやく手に入れたチケット。やっと、自分がどこの席に座るのかが分かった。家に帰って、パソコンを開く。自分が座る場所から、ステージがどのように見えるのかを確認するためだ。野球好きの人が写真や動画でアップしてくれていて、なんとなくつかめた。「ちょっと遠いな」と思いながらも、18日のことを妄想してニヤニヤしてしまう。
“当日は何を着ていこう。東京ドームTシャツはマストだな。キャップも買ったし、それはかぶっていこう”。
ふと「あちこちオードリー」のキーホルダーがじゃらじゃらついている仕事用のカバンに目を向ける。いつも「幸せとは仕事が合うこと」という文字を見て気合を入れている。自分にとって、なくてはならないものだ。この間、東京ドームのキーホルダーもつけた。
ノートパソコンには「LIGHTHOUSE」のステッカーと東京ドームに取りに行ったステッカー。ステッカーは再販がないと思って一度外したこともあった。悔しさとかではない。声をかけられるのが申し訳ないためだ。
もうすぐ東京ドームーー。
胸が高鳴る。
こうして当日のことを思って幸せな気持ちになれるのは、オードリーのおふたりやスタッフさんのおかげである。たとえチケットが外れても、仕事がたてこんでいても、配信チケットは買う予定だったので、気持ちは同じだっただろう。
ライブビューイングや配信チケットを買うリスナーのことを考えると、世の中に何万人もの人が自分と同じように胸を高鳴らせているんだな。すごいな。
そうか。今の時点で、いや『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』が告知された時点で、東京ドームライブは始まっていたのだ。
開演前の“この楽しみな気持ち”もライブの演出みたいなものなのかもしれない。