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「銀の匙」という本に出会って子供との将来の関わりが楽しみになった。本との出会いは人生を変える。

今、銀の匙という中勘助さんの古典文学を読んでいる。

僕は古典が苦手で、自分から好んで読もうとはしない。でも何かのきっかけで勧められたりしたら、その時は読むことにしている。

結論、将来の子供(中学くらい)との勉強の上での関わりが、とても楽しみになった。本当にこの本に出会えてよかった。この本との出会いはセレンディピティ(偶然の出会い)。

この本を知ったきっかけは【スタンフォード式】世界一やさしいパラレルキャリアの歩み方という本だ。

江端浩人さんというスタンフォード大学出身の著者の方の事は僕は全く知らなかったのだが、いつも見ているYouTubeのチャンネルの紹介でこの本を知った。

たまたま、今一緒にビジネスをしている仲間とパラレルキャリアについて討論していたところだったので、何か参考になるかと思い、アマゾンのKindleで読むことにした。

もちろんこの本は非常に役に立ったのだが、1番印象的だったのは「奇跡の教室」 という本をコンテンツの中で紹介していたことだった。

この「奇跡の教室」と言う本は兵庫県にある名門灘高校が東大合格者日本トップになるに至って 大きな影響を及ぼした、橋本武先生という伝説の講師の授業スタイルを紹介したものだった。

僕は「スタンフォード式〜」の本を最後まで読まずに、横道にそれて、この「奇跡の教室」をアマゾンで購入して読み始めてしまった。なぜなら「スタンフォード式〜」の本で、横道にそれても良いと書いてあったから。

その「奇跡の教室」の中で橋本先生が行っていたのが、1冊の古典を3年間かけてじっくりと読むと言う授業スタイル。国語がすべての学習の背骨となることをこの本で知った。

その古典というのが、今回初めに紹介した「銀の匙」という本なのだ。

この「銀の匙」という本は、読むのはなかなか難しいが、じっくりと味わうように読むことによりいろんな勉強になる。しかも橋本先生の解説が本の下の枠を使ってしっかりと書かれているのである。

1冊の本をじっくりと読み、主人公と同じ追従体験をすることによって、リアルの生活の中で見える世界や聞こえる世界が変わってくる。日常の解析度が上がる。

僕の子供が中学生になったら、ぜひ3年間かけて 橋本先生のようにじっくりと一冊の本を共に勉強して、 子供の人間としての基礎の部分を磨くことができたらと思う。

逆にこの本と出会わなかったら、子供に対しどのように勉強で関わったらいいかわからなかったし、他の人と比較して、詰め込み型の教育を進めてしまっていたかもしれない。

何よりもこの古典と出会えたことが非常に嬉しいのだ。

この古典と出会えたきっかけは、本当に偶然の出来事。「スタンフォード式〜」をたまたまYouTubeで知らなかったら、恐らくこの本と一生出会う事はなかった。

これぞ乱読のセレンディピティ。

以前読んだこの本が非常に役立っていると思う。

人生は読書によって大きく開かれる。読書しているかしていないかは人生の可能性も大きく変わってくる。読書をして行動して自分のこれからの人生をより幸せにより良くしていきたい。

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佐藤政樹
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