小さくても良い、まずは旗を立ててみる
こんにちは、梅田優希(まさき)です!
今回は、僕が参加している連続講座「企画でメシを食っていく2022(通称:企画メシ)」の第3回目課題「なんとかしたいの企画」について感じたことを書いてみようかと思います。
企画メシの始まり。
企画メシとは、「企画する人を世の中に増やしたい」という思いのもと、コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する企画の連続講座です。
僕は事あるごとに限界ラインを決めて、諦め続けた自分を変えるために企画メシへ参加することを決意しました。
そんな想いで飛び込んだ企画メシも今回で全7回講座の第3回目を迎えました。
気づけばもう折り返し地点。
あれれ、思っていた以上に爆速で月日が経過している…。ヤバイ。
第1回目の「自分の広告の企画」、第2回目の「放送の企画」など、回を重ねるごとに自分の企画に対する向き合い方の変化や、企画生の皆さんと交流する時間も増えて、とても充実はしている。
ただその一方で、講座で学んだことを自分の中で消化しきれていない部分もあり、少しのモヤモヤを残したまま次の講座に向けて課題を取り組む日々が続きました。
講座の中で心を動かされた、あの瞬間、あの言葉を記憶だけではなく、何かしらの記録で残したい。
企画に対して何も自信が無い状態で飛び込み、悩みもがきながらも企画生の皆さんと共に葛藤している日々の記録が、数年後の自分にとって、誰かにとってのエールになればと思い、企画メシの自主課題であるnote(#企画メシ)で発信してみようと思います。
日常生活で感じた違和感。
企画メシの第3回目「なんとしたいの企画」の課題は、こちら。
自分の中の「なんとかしたい」かぁ…。
第1回目の課題は「自分の広告を作る」、第2回目の課題は「新しいドッキリを考える」。
これまでの課題は広告やドッキリなど、企画の大枠がイメージしやすかったけれど、今回は「なんとかしたい」という感情的な部分を表現する企画。
自分の中で「なんとかしたい」という気持ちの根底にあるものを見つけ出し、どう企画に落とし込めばいいかがわからない。
僕は背伸びをして大きな風呂敷を広げるというより、自分に身近な日常生活で感じた「違和感」を題材にしました。
その違和感とは、日々仕事をする中でふと感じるこの疑問。
『何のためにこの仕事しているだろう?』
僕は地元の京都府北部「京丹後」に新卒でUターンをして、
クラフトビール事業や、地域企業の採用支援、移住促進事業などを
展開しているまちづくり会社に働いています。
現状として、会社に対する不満や人間関係で困っているわけではなく、働くことへの充実感も感じている。
では、この違和感の原因はどこからやってくるんだろうか。
会社や人間関係など、自分を取り巻く環境が原因ではないのなら、
自分自身に「何か」の問題があるはずと考え、違和感を感じた場面を振り返ってみると…
仕事に対して、自分の「想い」が乗る前の「受け身」の状態で、自分以外の他者に軸を置き、業務をこなしていたり、やらされている傾向が多い事が分かりました。
この傾向を踏まえて、これからは他人に軸を置いた受け身ではなく、
自分を軸に置いて、仕事と向き合える企画を作りたいと思います。
とは言っても、仕事のすべてが自分のやりたい事ではなく、他人から依頼や苦手な業務、めんどくさい業務もある中で自発的に仕事と向き合うために、阿部さんの著書「それ、勝手なきめつけかもよ?」や企画メシの講座から学んだ『マイルール(マイ定義)』を設けることにしました。
僕が仕事を自発的に取り組むために意識したいマイルールは、全部で5つありました。
1つずつ説明すると、あまりにも長くなってしまうので、今回は割愛させていただきますが、自分でマイルールを設けて感じた事は、自分の価値観に気づいたうえで他の方のマイルールも知ってみたい。
その人にしかない体験談や価値観に触れてみたい。
もしかしたら僕と同じく、働きながら違和感を持っている方も沢山いるかもしれない。
そんな方々に向けて、一歩踏み出すきっかけや、ヒントになるような企画を作ります。
そして、この企画の第一歩として、共に講座に参加している企画生の皆さんをもっと知りたい、一緒に学びたいと思ったので、企画生の皆さんのマイルールを聞く時間「企画メシの自習室」と名づけさせてもらいました。
そして、講座中の交流会で企画生の方に教えていただいたのが「MY SEVEN RULES」。
これは、企画メシの自習室を企画する際に参考させていただいた、フジテレビ系列「セブン ルール」のHPで紹介されている、だれでもマイルールを紹介できる動画コンテンツが作れるサービスです。
実際に僕のマイルールで作ってみましたので、もしお時間がある方はご覧ください。(一応、それっぽく完成していますw)
このように、堅苦しい感じではなく、楽しく学べたり、その人の価値観に触れられる企画にしたいです。
「なんとかしたい」は自分の道しるべ。
企画メシ第3回目の講座では、企画生の皆さんが取り組んだ課題をブレイクアウトルームに分かれて、1人ずつ説明する時間がありました。
持ち時間は1人約5分。
なんとかしたいの「動機」から「ゴール」の流れを意識して順に説明していきます。
いざ自分の番になると不安と緊張で上手く言葉がまとまらず、伝わりやすい説明ができたかわかりません。
ただ、企画生の皆さんは、つたない僕の説明に対して、過去の経験とリンクさせて共感してくれたり、企画を実施するためのアドバイスをいただけたり、温かい言葉をかけてくださいました。
自分や相手の「企画」を起点に、人と人が繋がる瞬間を肌で感じて、阿部さんが企画メシ2022の枕詞を「自分の道を言葉で作るための連続講座」と掲げた想いにも、触れることができた気がします。
悲鳴だけでは共鳴されない。
「結局梅田君って何が言いたいんだっけ?」
昔から友人や同僚によく言われるこの言葉。
いつも苦笑いをしながら、
「えーーっと、○○だと思う…」とごまかしてきた。
これは会話を進める過程や始める前に「伝えたい」という思いが先走って、「なに」を伝えたいかが整理できず、一方的に話して、迷子になる現象。
さらに迷子になった「伝えたい」という思いを正しい道に戻そうとした結果、自分では思ってもいない言葉になり、相手を傷つけてしまうこともありました。
今振り返ると、僕の「伝えたい」という思いの迷子は、まさに悲鳴だったと思います。
相手に一方的に話したところで、理解してもらえない。
理解して欲しいから、さらに声を大にして伝えようと試みる。
でも伝わらないから、自分の本当の思いを閉ざしてしまう。
この悪循環から抜け出すためには、声を大にして伝えることではなく、一方的に話すことでもなく、「なぜ(動機)」を開いて、「どうしたい(ゴール)」を明確にする必要があると思います。
動機を開くことは、背景にある想いや原体験を知ること。
ゴールを明確にすることは、未来を描くこと。
未来が見えると、共鳴しやすい。
そうすると、一緒に歩むことができる。
今まで僕に足りなかったのは、動機とゴールの整理。
ゴールを設定することばかりに気を取られたり、動機が先走っていたから、伝えたいことに対して、納得感や共感をしてもらえなかったんだと思います。
これからは、小さくても良いからまずは旗を立てれるようになりたい。
原体験の心が動いた瞬間や感情から動機を見つけ、自分の過去・現在・未来と繋がるゴールを描きたいです。
阿部さん、企画生の皆さん、今回もありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします!