おやつばかり食べる息子にごはんを食べてもらう戦
うちの次男は食の好き嫌いが激しい。
というよりも、納豆巻きとカレーと、豆腐とすき焼きの肉以外、基本受け付けていない。それ以外は、かれの身体のほとんどお菓子でできている。チョコレート、芋、飴。母である私が少し目を離した隙に、物陰に隠れて食べ、そして腹を満たす。
食卓に出されたご飯をに全く箸を付けずに「ごちそうさまでした。でっおやつは?」と聞いてくる。
悪いのは、何かということを聞かない時にお菓子でつって親の意のままに子供を操ろうとした私なのだけれども、そうでもしないと動かない時がよくあるし「丁寧に説明してあげましょう」「子供の目線で話しかけましょう」と言われても、聞かない子は聞かない。
うちの次男はまさしくそういう子なので、今までおやつで釣って操ってきたつけが今。偏食という結果で出てしまっているのだ。そもそも人のベロの感覚は人それぞれなのだから生まれ持ったものも大きいんだと思う。
1日3回はやってくるご飯の時間を楽しめるか楽しめないかは、今後の人生の幸福度に影響してくることかと思うし、これから出会うであろう沢山の一緒にご飯を食べる相手に気軽に誘ってもらえるかどうかはとても大事なことだと思うので、嫌いでもいいから、知らない食材に出会った時にチャレンジしてもらえるような、そんな子になってほしいと願ってやまない。
私がずっと大好きな「平野レミ」さんのレシピ動画をみていたら、「料理は(喉で)ゴックンする時、帳尻合わせていればそれでいい」という意味の離しをしていて、なんかモヤモヤのさきにちょっと光を感じた。
早速、今日の朝食。
「クズ野菜のカレーもどき」
長ネギの青い部分・カピカピになった椎茸、熟しすぎ使い道に困っていたミニトマト・昨日食卓に出して余った、とろみのついたカブ・玉ねぎ・ニンニク・をひたすらに炒めて、ハンディブレンダーで砕く。炒めたカレー粉にこのペーストを入れて、悪くなりかけの牛肉も放り込み、だし汁で伸ばして、たこ焼きソースと塩で味の調整。
今日の息子との戦は半分食べてくれたので「引き分け」とする。