まちに加わること。
最低限の関わり方でも、生きていくのに困らない。
見たいものを見る。
居たいとこにいる。
そういうことができる時代になった。
閉じ籠ることがずいぶんと容易なものになった。
世界は四角くない。けれど、ディスプレイにうつる世界でいきることも可能だ。
行き来できると、いーね。
というようなことを演劇についても考えてみる。
もう、2年前のことになる。
「オハヨウ劇場40分!」通称、オハ劇なるものに出演していたことがあります。当時は銀座のカフェで公演していて、横浜から始発で銀座に向かう日々でした。
公式サイト↓
http://ukonyoshiyuki.com/ohageki.html
ものすごく簡単に説明すると、
朝、カフェで、モーニングと演劇を楽しめるイベント
をやっていたわけです。
開演は8:00で、参加者のみなさんはそこにあわせてカフェを訪れ、モーニングとコーヒーを楽しみながら、演劇を見て、そして、出社、登校などなどそれぞれの生活を始める、と。
今まで、小劇場と呼ばれる世界で芝居をしていた僕にとって、これは転機でした。
わ~~~~
俳優あるいは役者、という芝居を生業とする人たちのパワー、熱量と言い代えてもいいとは思うのですが、これが参加者のみなさんに伝わるのです。
これについては、またひとつ掘り下げる必要があるかもしれませんが、僕ら俳優のパワーが、参加者に届く、そうするとそのパワーが、おそらくは、参加者の仕事仲間や友人へと伝播していく。
まちづくりだ、これは。
オハ劇、コンダクターの右近さんはとてもとても僕が慕っている大先輩。そうか、演劇というものには、こういう可能性もあったんだって、気づかされました。
心を揺さぶる舞台も、馬鹿馬鹿しい笑える舞台も、圧倒的にゴージャスな舞台も、もちろんアリなのだけど、
僕はその根底に、
人から人へ伝播していくもの
がキーワードとしてあるべき、と思った。
そうこうしていくと、僕の頭のなかでは、
劇場で待ってるわけにはいかないんだ、と思うわけです
続きはまた今度書きます。
僕のやりたいこと、見えてきています。
あ、ぜひ、オハ劇に行ってみてください!
体感を。
まさかみやび。
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