見出し画像

プレゼンスキルの磨き方

私は業務上、人前で話したりプレゼンをしたりすることがあるのですが、そのたびによく褒められます。

大変ありがたく、恐縮でしかないのですが、個人的には自分の伝えたいことを伝えるために色々と準備をして、それを実践しているだけなのです。

本日はそんな”プレゼンのコツ”を少しお話しできれば、と。

昨日↑のような記事を見つけました。基本的にはここに書かれていることを踏襲していただければいいのですが(説明放棄)、私なりにポイントだと思う部分を下記に列挙します。

①とにかく場数
②とにかく練習
なんじゃそら?と思う方もおられるかもしれませんが、こればっかりはほんともう「数」の世界です。プレゼンに限らず「人前で何かをする数」の蓄積が、最終的にプレゼンが上手くなるための絶対的な下地です。あとは事前の練習。プレゼンまで1週間あるとしたら、最低でも1日1回は練習、前日には重要なポイントを3回ぐらい、通しで1回ぐらいやっておくと自信にもなります。

そんなんわかってるわい!時間もないから速攻効果があるテク教えんかい!という方もいらっしゃると思うのでそんな方にはこちら。

③「あー」「えー」を言わない
わかります。場の沈黙が怖い、何か話し続けなければいけない、という意識から場つなぎ的に言葉を発しておきたくなる気持ちはわかります。が、逆効果です。意味のない台詞は聴衆の興味を削ぎますし、話慣れていない感じを作ってしまうだけです。勇気を持って、間を沈黙で乗り切りましょう。
※ぶっちゃけこれだけ気を付けていたらそれっぽいプレゼンになります。

④結果を気にしない
得意先への大事なプレゼン、初めてのプレゼン、色々な状況はあるでしょう。「結果を出さなければ…」「失敗したくない…」そういう思いが緊張感を増幅し、心も体もこわばります。ここはそんな恐怖はかなぐり捨てて、適当にやりましょう。極論を言えば「失敗しても死にません」。ほどよくいい加減にやった方が、結果がよいことが多いのです(経験則)。

⑤ツールは駆使する
⑥できれば発表内容は暗記する
プレゼンはもちろん内容が大切です。が、それも正しく伝わらなければ意味がありません。「内容が10の資料が2しか伝わらないプレゼン」よりも「内容が5だけれど5伝わるプレゼン」なら後者の方が勝ちます。そんなプレゼンに必要なツールが「フィンガーマウス」です。

「TED」をご存知でしょうか?※わからない方は下記をご参照

本家TEDでは内容もスピーチも素晴らしいプレゼンテーションが行われますが、フィンガーマウスを利用する”だけ”で「雰囲気」が出るんです。
想像してみてください。スピーカーは自分の手元を資料を読み上げるだけ、スライドショーは助手のスタッフがスピーカーの「送ってください」の合図とともに送られるただただ一方的なプレゼン地獄絵図(言い過ぎ)。

では、フィンガーマウスの操作を覚えれば何が変わるか?

それは「プレゼンにエンタメ要素が生まれる」ということです。

プレゼンの聞き手はいわば聴衆です。もちろん興味があってプレゼンを聴いているのでしょうが、所詮は人間、集中力には限界があります。大切な部分を聞き逃さないようにはするでしょうが、先般のようなたどたどしいプレゼンでは「10ある内容が2しか伝わらないプレゼン」の典型的な落とし穴にはまります。

そんな聴衆を飽きさせないためには資料以外に動きが重要です。

重要な場面ではモニターや投影画面に近づいて指をさす、そしてその場で次のスライドへ転換させて、次のスライドでは聴衆の近くへいって質問をする。

自分が聞き手だったらどうでしょう?あたかもスライドが動くタイミングを見計らったようなプレゼンに引き込まれるような気がしませんか?たったこれだけの動きで、注目度は断然変わります。

更にスピーカーは(資料を暗記しているから)聴衆の目を見ながら、反応を見ながら話しかけてくる。これはもう聞かざるを得ない状況が生まれるのです。

そうなればもうこっちのもの。相手が聞く姿勢になれば、伝えたいことはほぼ、伝わります。というか、印象に残ります。

プレゼンで一番ダメなのは「なんかバタバタしてたなぁ」とか「緊張してたなぁ」とかプレゼンの内容以外の印象を持たれることです。これが「10ある内容が2しか伝わらない」の「8」に相当します。

画像2

⑦丸暗記しない
ちょっと待てぃ、という声が聞こえてきます。ちょっと待ってくださいね。
たしかに先ほど「暗記しましょう」と言いました。ただ「丸暗記しましょう」とは言っていないのです。なぜでしょう?

それは「丸暗記は自分の首を絞める」からです。

もちろん丸暗記したことをそのまま話せれば、それに越したことはありません。ただ、丸暗記したとおりに話せたプレゼンはどれぐらいありますか?
場の雰囲気、機械トラブル、不安、様々な要素で「上手く話せなかった…」という経験はありませんか?その失敗経験が次の不安を呼び、今度こそは完璧に覚えて・・・そして失敗・・・これではプレゼンが苦手になるのも当然です。

こういった状態の解消法は「丸暗記をしない」なのです。

プレゼンの目的は様々ですが、結局は核となる部分が相手に伝わればいいのです。(もっと深掘るとプレゼンの目的は相手に行動してもらう、とかになってきますがまぁそれは別の機会に)

であれば、伝えたい要点だけを抑えて、あとはその場の雰囲気で適当に言い回しを変えてもいいんです。どうです?これだけで覚える文字量が減って、ずいぶん気が楽になりませんか?

画像1


⑧プレゼンを楽しむ
最終的に精神論!これでいいんです。スピーカーが楽しくないと、聴衆も楽しくありません。自分に注目が集まることを楽しんで、緊張していることも楽しんで、ポジティブに当日を迎えましょう。大丈夫。失敗しても死にません。

つらつらと書き綴ってしまいとりとめがない感じになってしまいました。
結局のところ何が言いたいかというと

プレゼン is エンターテイメント

仕事においても、人生においても自分の想いを相手に伝える”プレゼン”の場はたくさんあります。その一つ一つを楽しんで皆さんの人生が”豊か”になりますように。

そんな岩崎が働いている土山印刷のHPはこちら(控えめ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?