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車窓を眺める

シルバーウィークということもあり、実家に新幹線で帰省した。新幹線内では窓側の席に座ることができたので、小倉までの道中窓からの景色を眺め続けた。景色を眺めることで、これまでの人生の記憶、出会った人、己自身の事が次々と想起される。地元に似ている風景や出会った人達の故郷の地名が目に入るからだ。トンネルに入れば、見えるのは景色ではなく己自身となることも自分自身のことが想起されるきっかけになっているのだろう。

車窓から景色を眺める事はただ景色を眺める行為なのではなく、己自身と人生を振り返る行為なのだと思う。

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