数学的に考える力をつける本

数学ができても論理的に考える、伝えることができない人は多くいる。数学ができない人はさらに増える傾向にあるだろう。そんな人らでも数学的に考える力をつけることができるという。

それは、話す、考える時に「つまり」「さらに」「なぜなら」などの論理コトバを介するだけである。

そもそも数学を計算と捉えている人は多いが、実際数学は言葉の使い方を学ぶ学問なのだということ。これは全ての数学の問題は論理コトバを用いて、答えを導き出せることに起因する。なので先生に言われた手順通りに問題を解いている、いわゆる作業をしている学生は一向に数学的に考える力はつかない。だから数学ができても数学的に考えられない人が存在する。

論理コトバを用いた伝え方、考え方を意識することで頭の中で数学をすることができる。よって数学的な考え方が身につく。数学的な考え方とはつまり無駄が排除された矛盾のない思考である論理コトバを用いて常に頭の中を最適化する練習を行うことで、数学的な考え方を身につけるという発想だ。数学的な考え方、伝え方ができる人はビジネスにおいても成功しやすい。なぜなら、構造把握、論証、説明ができるから。

構造把握の話は非常にインスピレーションを受けた。構造化ができれば、整理と喩えができる。構造化するというのは、それがどんな要素で成り立ってるのかを丸裸にしていく行為だ。構造化ができれば喩えもできる。その物事がどんな要素で成り立っているかを理解していれば他のものにも置き換えられるからだ。リンゴを構造化する→こういう要素で成り立っている→同じ要素で構成されているものを当てはめる






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