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自分の強み

なーにを書こうかと思い悩んでいるし、何なら何も書きたくない。今もただ手が動くままに文章を綴っている。ブラインドタッチの練習でもしようかと思って今実践しているくらいには何も書くことがないのだ。まぁそんなどうでもいいことは置いといて何かしら今日も思うことを書いていきたい。俺の強みについてだ。最近思うのは俺は仕事において、特にこれといった特技がない。デザインができるとかexcelがものすごく使えるとかが全くない。本当に悲しい限りであるし、今までの人生を振り返って特に何か一つのことを極めようとしたことがないからそれはそうである。しいていうなら、足が速いことであったり、そんなにうまくないギターくらいである。ギターなんて今は全く引けないから特技とも言い難いのだが…. そんな畜生な俺でももっている唯一の強みは何だと考えたときに俺はコミュニケーション力だったりユーモアセンスだったり愛嬌だったり人に好かれることなんじゃないかと最近思うのだ。仕事においてもファシリテーターだったり調整だったり情報伝達だったりおれは結構コミュニケーションに携わってばかりというか、ほぼそれでしかない。やはりなんだかんだで典型的な文系だということだろう。しゃべることが好きかどうかでいうとそんなに好きではないのだが、好きと得意はまた別ものになるかもしれない。正直人と関係を築いたり、常に話続けたりするのは非常に苦手だし、面倒くさいとさえ思う。しかし、俺の強みはまさにそのコミュニケーション力だったりしゃべることになるのである。それ以外は特にこれといった得意なことはなく、悲しい限りである。なぜ俺はコミュニケーション力が磨かれたのか。それは大学時代にさかのぼる。高校時代までは正直コミュニケーション力は皆無であった。笑いをかっさらうことはあるものの人との関係性を作ったり、場を回したりする能力はもちろんないし、日常会話がまともにできなかった。一対一の時に面白いことをいったり、下ネタでわらいをとったり、頭のおかしいことをしゃべったり行動したりして笑いをとっていたから、会話のユーモアで面白いとか、うまい返しをするとか突っ込みで笑いを取るなんてことが全くない。そんな状態で割と高学歴と呼ばれるような大学に入ったものだからそれは苦労した。コミュ力お化けの関西人かつ頭のいい友人たち。コミュ症認定されるのに時間はかからなかった。正直一つの挫折経験といってもいいだろう。俺と話すのに苦労したりなかなか会話が弾まないという印象をみんなが持ちはじめだしたのだ。なかなかつらい経験だった。サークルの飲み会だってそれはもう戦争である。コミュ力のない人間は面白くない認定をされ、立場は下になる。常にグループディスカッションしているようなものだったのだ。どうか俺は組織の中で生き残ろうとトークスキルやコミュニケーションを学び続けた。立ち飲み屋で初対面を克服しようとしたり、人と会う機会は常にコミュニケーションの練習の場と捉え、何とか自分のコミュ障具合を改善しようとした。授業で発表があるときは緊張して声が震えないよう何度も事前練習を重ねて本番を迎えた。コミュニケーションやユーモア、しゃべりのプロである芸人の動画を常にチェックし自己研鑽に励んだ。コミュ力お化けたちと過ごした4年間はそれは非常に辛く苦汁をなめるものがあった。何度馬鹿にされてきたか、何度場がしらけたか、何度黙りこくったかそんなのは計り知れない。そんな苦労を乗り越えて俺は4年生時にある程度まともなコミュ力を手に入れることができたのだった。そんな大の苦手だったしゃべることを今は仕事にしている。正直、今もしゃべることが好きか、人との関係を構築することが好きかと言われればそうではない。おれは人に気を遣うし、基本人のことが怖かったりするし、繊細で人の言動にすぐ傷つくからだ。でも、そんな苦手であまり好まないことに俺は立ち向かい、克服し、それが今は強みになろうとしている。正直、コミュ力がないと辛くなることが多いと俺は人生の前半で悟った。彼女できないし、友達もできないし、舐められるし思ったことも伝えられず誤解されてきたからわかる。だから今は本当に良かったと思う。言葉が好きだし、漫才も好きだし本も好きだ。うまい言い回しや、頭のいい返し、文章や人のコミュニケーしょん、会話が好き。小説家や芸人が好き。ホストだってラッパーも好き。数字よりも言葉を扱うことが好きなんだってわかったのだ。人といることもきっと今よりも楽になるし、楽にすることができると思う。人と会話することもより楽になれる。気を遣わず自然体でいられる、人と会うことを好きになれる、楽になれる、もっと楽しいと思えるそうなれる日がくる。愛想笑い、ちゃんと受け答え、相手が不快にならないように、とか相手ばかり優先させる必要はない。当たり前である。相手ばかり気持ちよくさせなくていい、自分を優先していい、もっと自分が楽しんでいい、自然体の俺でいい。みんなそう思っているし自然体じゃないお前を求める、お前が自然体でありのままでいないことを求める人間なんて周りにいない。最低限、相手への礼節をもっていればあとは自然体でいい。愛想笑いばかりしなくていい、愛想笑いをする俺を好きなやつはいつか関係が終わるし、お前から離れるし、嘘ついたお前はその人に失礼だ。まぁ、そんな形で俺はこのコミュニケーショんだったり文章だったり言葉を扱うことが得意なんだと築き始めた。絵でもなく、数字でもなく、言葉。そう、国語。それを強みに俺は生きていこうと思う。人に好かれる、ユーモア、調整力、説明力、文章力、この辺がお前の強みだと俺は思うよ。もう、人と話すことに苦手意識を持たなくていいし、コミュ障だと馬鹿にされることもない、人と関係を作れないこともない。自信をもっていこう。お前はお前の話をしていいし、皆お前の面白い話に耳を立てて聞いてくれるから。同調も愛想笑いもしなくていい。それでも関係は作れるのだから。

コミュニケーションに自信をもつこと。話すことに自信を持つこと。
さすれば、俺は人に会うのが怖くなくなるし、自分の話もできるようになるし人に話しかけることも話題提供もできるし、人といることが億劫じゃなくなるし楽しくなる。


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