□画面越しでも愛に行ける幸せ□ ~#こだまつり出張編 愛に行くぜ! はじめまして東名阪!◎〜ライブレポート&感想
こんにちは、まさです。
今回は2022年3月11日(金)に開催されたひかりちゃんの東名阪ツアー~#こだまつり出張編 愛に行くぜ!はじめまして東名阪!◎~の初日・東京公演のライブレポート&感想になります。
今回は残念ながら会場に足を運ぶことはできなかったのですが、配信で感じた想いを閉じ込めたので、最後まで読んでいただけると幸いです。
ライブ概要
日時:2022年3月11日(金)開場18:00/開演19:00 同時刻にStagecrowdにて配信有
会場:渋谷WWW(通称:ダブダブ)
先程書いたように会場に足を運ぶことは叶わなかったので、詳しい様子はお届けできないのですが、今回のライブハウスについて少しだけ話したいと思います。
今回の会場であるダブダブは、ひかりちゃんが所属しているアコースティックセッションユニットぷらそにか東京が2019年9月にライブを開催した会場です。そしてそれから2年半の年月を経て、ひかりちゃんのファンでダブダブがいっぱいになっているのが配信でも伝わってきて、始まる前から本当にすごいなあ…と感動が溢れてきました。続いてメンバー紹介です。
出演メンバー
Vocal/Piano 小玉ひかり
Guitar sho・saito
Bass 花村智志
Drum 岡田一成(通称OKD)
Key board/Band Master/Manipulator 清野雄翔 (敬称略)
最強なこだまバンドのみなさんの紹介はまた後程!早速ライブ本編の方に入りたいと思います。
いよいよ開演時間の19:00。照明も暗くなり、まず登場したのはこだまっぴバンドのみなさん。会場にいる方、そして自分のように配信の方もみんなの注目がステージへ…そして流れていた『Alive』も鳴りやみ、画面越しにでも伝わってくる緊張感の中、ひかりちゃんがステージ中央に✨拍手に包まれる中、1曲目がスタート!!
M-1 君とFコード
ロックで自然と体が動き出しちゃうような楽しいイントロ。君とFコードからライブが始まりました!!この日は朝目が覚めてからかなり盛り上がっていたのですが、サビのタオル回しでボルテージがまた1段階上がりました🔥
ステージ上で輝くひかりちゃんに心を奪われていると、間奏のショーさんのエレキギターにさらにやられました。サウンドはもちろん、1音1音噛みしめるように弾く姿、とてもかっこよかった、、胸がぎゅっとなるような切ないCメロから、力強いラスサビも圧巻でした。
1曲目は君とFコード始まりは意外だったけれど、実は1stワンマンライブの時の1曲目もこの曲だったんです。あの時もこのイントロからだったなって1stワンマンのスタートと今回がどこか重なるようで、それでいて間違いなくあの時以上に輝いてるように感じて、胸がアツくなりました…。最高の幕開けでした✊
M-2 ヒロイン症候群
君とFコードで高まった熱気をそのままに「改めまして、お待たせしました 小玉ひかりです」の挨拶とともに、始まったのはヒロイン症候群!一瞬肩に掛けたタオルを急いで手に持ち直しました笑手拍子・タオル回しあり、ポップな曲調とひかりちゃんのメッセージが詰まったまっすぐな歌詞に背中を押してもらえる1曲。
溢れそうになる気持ちを抑えながら、目に光るものを浮かべながら歌う姿にうるっときました。ひかりちゃんが口にした「緊張してます」という言葉、そこにはこのステージに立つことのの緊張だけでなく、ここに立つまでに戦ってきた、計り知れないくらいの不安や重圧があったのだと思います。そんな中、前を向いて歌い上げるひかりちゃんを見て、この曲に込めたひかりちゃんのメッセージを届けてもらった気がしました。
ひかりちゃんが感極まって歌詞に詰まってしまった落ちサビ、自分は画面越しに祈りながら歌っていました。早く会場全体で声を出せて、時には歌える、そんな日が来てしいなあと改めて。
ハプニングなんてフレンズ 転んでなんぼ次回予告で待ってて 乗り越えるわ
2番の歌詞にあるこのフレーズを体現するような、『ヒロイン症候群』でした!
MC
「みなさん、改めましてようやくお会いできました 小玉ひかりです!」MC冒頭のこの挨拶を聞いて、改めてついにひかりちゃんのワンマンが始まったんだっと実感しました。「BPM140くらいかな、私の心臓」そう言って胸に手をあてるひかりちゃん。「ダブダブで、ソロのライブでこんなにたくさんのみなさんがいることが感動しちゃって…本当にありがとう」そこに響き渡る温かい拍手。ライブがスタートしてまた10分ちょっとだけれど、この日が無事迎えられて本当によかったなって心から思いました。
ここで、前回のワンマンをみていた方なら分かる、早めの屈伸タイムがありました!「ここスマートに行くはずだったんですけど」言っちゃうのがひかりちゃんらしくて好きです(笑)深呼吸を一つ挟んで、曲振りへ。「聞いてください、いやになっちゃったときの唄」
M-3 いやになちゃったときの唄
OKDさんのドラムの合図から3曲目が始まりました。MCを挟んで、ライブ空間全体で盛り上がる曲3連発!!歌い出しから自然と手拍子をしていました。
この曲を境に、ひかりちゃんの表情がいっそう明るく、眩しくなったように感じました。緊張や重圧を力に変えて、強さに変えて笑顔で歌うひかりちゃんからめちゃくちゃ勇気をもらえました。「もっと盛り上がっていけますか?」その呼びかけにライブの空間がより一つになっていきました。
なかなか思うようにいかなくて、積もってしまったいやな気持ちと一緒に歩んで、励ましてくれる1曲。ライブで流れると、楽しくてワクワクするのに、同じくらい安心感がある、自分にとってそんな魔法のような曲になっています。
どこにあるんだろう? どこに行けばいいんだろう? いぇいっ
この歌詞を歌っているときのひかりちゃん最強にかわいかった、です、、丁寧に一礼をして、ジャーンと曲が終わると…
M-4 LOVEとPEACE
すかさず聞き覚えのある、いや聞き覚えしかない(笑)ビートが…!大好きなお水を飲んで、「この後一番一番このライブで疲れるシーンなんですよ、わかりますか意味が?」問いかけるひかりちゃん。「今こそこの歌を一緒に歌うべきだと思います」そう、4曲目は『LOVEとPEACE』です。
銃声は耳が痛い 水鉄砲で我慢しなさい びしょ濡れになった後に 馬鹿馬鹿しいことだと気づけるでしょう
どの歌詞も好きなのですが、ここの言葉選びが特に好きです!
この曲のバンドサウンド、ライブ感が爆発しててとにかく楽しかったです。花村さんのベース、ショーさんのギター、OKDさんのドラム、清野さんのキーボード、ひかりちゃんの歌声、そしてたまごくらぶ(仮)のみんなが一つになっている雰囲気がすごく心地よかった…まさに”LOVEとPEACE”で満たされた空間、いつまでもここにいたいなっておもっちゃうくらい本当に大好きです。
演奏を耳で楽しむのはもちろん、「回して~」の呼びかけでタオルを回したり、手拍子をしたり、サビのラストで拳を突き上げたり。ここまでの4曲の中でいっちばん全身で楽しむステージでした!!!コロナ禍が明けて、会場でコール&レスポンスできる日が待ち遠しい。
MC
「LOVEとPEACEを全力で歌いすぎて声が枯れてしまった小玉ひかりです」そうやってしゃがれ声で話すひかりちゃん。声が出せないのに笑いを求めちゃうのもひかりちゃんらしいなって。「さっきの会場アナウンス聴きました~?私のですよね!かわいい声がばれちゃってすいません」「あれちょっと面白かったよね~」配信の自分は聞けなかったので、気になりすぎる…。
「はじまりましたね、東名阪!!初日となりました東京公演、本当に来てくれてありがとうございます」こちらこそいろんな葛藤や重圧を乗り越えて、歌を届けてくれて本当にありがとうございますとお礼を言いたいです。「セトリ予想当たった人います、?」自分はライブでセトリを純粋に楽しむ派なので、そこまでがっつり予想してたわけではなかったのですが、それでも”ここで、この曲なんだ!”という新鮮さがたっっくさんありました。
「ここからは自分のペースでさせてもらうよ、こだまさん」そんな風に言い聞かせて、曲を振り返るひかりちゃん。長くなってしまうけれど、ひかりちゃんのSSWとしてのまっすぐな思いが詰まったとても素敵な言葉なので、そのまま。言葉一つひとつが力強くて、うるっとしちゃいました。
「『LOVEとPEACE』が必要じゃないくらい幸せでいたいんですけど、目を背けたくなるようなニュースも毎日流れてて、そんな中で私も何かできないかな、何もできなくてすごくちっぽけだなって思ってしまう日々なんですが、それでも私は歌うことがあったし、みんなとこうやって同じ空間で歌を通して色んな気持ちをつなげていくことができる素晴らしい職業をさせてもらってると思ってるの。だからこれからも歌を歌いつづけたいなと思ってるし、書き続けるんですけど」
「そんな中で12月から連続でリリースがありまして、みなさんもお気に入りの曲も見つかったかな、なんてと思うんですが、これからも曲を書き続ける中で、こだまはきっと希望を探しながら、もがきながら歌を作っていくと思います。でもそれを通してみんなが内に秘めてる”青い心”を燃やし続けてほいなって思ってるわけです。届いてるかな。」ひかりちゃんの優しい思いはちゃんと届いてます!
M-5 Alive
「3曲続けて聴いてください、Alive。」”青い心”で気づいた人がたくさんいたと思いますが、5曲目はこの曲。リリースされて初めて聴いた時に、自分の心の真ん中に刺さって、気持ちがものすごく奮い立ったのが忘れられません。
照明が暗くなり、ステージの中央に照らし出されるひかりちゃん。歌い出しから自分がみた今までのライブよりもさらに力強く決意を秘めた歌声と表情が、心に鋭く訴えってくる感じがして、圧倒されました。音源だとサビに入る前の歌詞「でもどこかで奇跡を信じてる」「ひとりきりになってしまうくらい」の語尾を伸ばすところを切って歌っているのも鳥肌が…。
運命など壊せるでしょ? 負けないから
心の中の迷いやわだかまりにぶつかり飲み込まれそうでも、自分の手で壊して未来を創っていく、決意を問いかけるように確かめるように、この歌詞を歌うひかりちゃんに感銘を受けました。
赤い炎と青い炎。一般に、”燃える”という言葉を聞いて先に浮かぶのは前者の赤い炎だと思います。でも温度は後者の青い炎の方がずっと高いのです。しかも青い炎は赤い炎に比べて安定していて風に強いのです。ひかりちゃんが言った”青い心を燃やしつづける”という言葉には例え風や逆境が訪れても、消えない自分の心の芯にある青い心を大切に持ち続けてほしいそんな願いが込められているのだろうなと自分なりに受け取りました。
自分の心の内に秘めた青い心を強く奮い立たせてもらえるステージでした!
M-6 アイリス
6曲目は4作連続リリースの2曲目、『アイリス』。ひかりちゃん史上、最強のロックソング!バンドセットでのアイリス初披露なので、入りのギターを聞いた瞬間、ついに…と胸の高鳴りが止まりませんでした。
1番のラップ調の歌詞からサビへ向かうところ、ライブだからこその迫力と疾走感で、とにかくかっこよかったです…。清野さんのキーボードの音で少し儚い雰囲気になってから、ラスサビが炸裂する。守りたいもの、大切な人の為に命を燃やす、熱い想いが伝わってきました。
守りたいもの想う度に 強くなれることを知った あなたが教えてくれた暗闇の光
自分はまだまだ周りの人に守ってもらう側だけれど、これから迎える受験やその先の将来、自分にとっての"あなた"を守れるように頑張りたいなって強く感じました。
画面越しで"約束の地まで"の歌詞に合わせて拳を上げちゃってました。gnmdとは違った曲調だけれど、聴くとすごく力がみなぎってくる応援ソング。これからも大切に聴きます。映画のエンディングにもピッタリなこの曲が終わると…
M-7 エンドルフィンの気配
優しいピアノの音が響きわたり、さっきまでの熱気とはまた違う穏やかな空気の中、『エンドルフィンの気配』が始まりました。「目を閉じて…」の歌声に酔いしれて、耳を澄ましているなかひかりちゃんの"幕開け"の声が。
先程少し触れたのですが、自分はアイリスは映画のエンディングで流れていそうだなって思ってます。だからアイリスの次に、エンドルフィンの気配がきたのはライブの中で新たな物語の幕が開けたような感覚でした。
ゆらゆらと体を揺らしながら、歌うひかりちゃん。そんなひかりちゃんとこだまっぴバンドのみなさんが奏でる音楽の波に揺られてとても心地よかったです。
共に開けた幕の中で響き続けるでしょう この声が
大好きなひかりちゃんの音楽にそっと包み込んでもらえて幸せなひとときでした。
MC
「いかがですか?この3曲が続いてくるとは思わなかったでしょう~みなさん」こう言ってから少し我に返るひかりちゃん。「スタッフさんに「笑いをとるのに必死になって、みんなからの反応が遅かった時に焦って自分からしらけにいってる節があるよ」って言われて、気をつけようと思ったんですけど、今日もやってしまいました。すいません~」しらけてるなんては全く思ったことないけど、MCのときに焦って拍手を求めるひかりちゃん密かに楽しみだったりします。(ひかりちゃん、ごめんなさい笑)
ここで、セットチェンジ!!ここからはピアノ弾き語りだと聞いて、どの曲なのかなということより前に、ひかりちゃんの弾き語りが聴けるのが心からうれしくて、まだ始まってないのに少し涙ぐんでました。『次の曲はすごい心を穏やかにして歌いたい曲なので、息を整わさせてください。』この言葉を聞いて、頭のなかにふと”あの曲”が浮かびました。
「私は普段曲を書くときに自分の思いだったり、考えだったり、見た景色だったりいろんなことを色づけながら曲を書かせてもらってるんですけど、私から離れた時には、みんなの曲になってほしいなって思ってるんです。」この瞬間を噛みしめるようにピアノを弾くひかりちゃん。「でもこうやってライブでお届けする時にはなるだけ同じ景色を想像しながら聴いてほしいなって思ってて」
M-8 海
「四谷天窓さんというライブハウスで、海というタイトルでみんなで1曲書いてこようという企画があって、その時に書いた曲なんですけど、演者さんみんな違う曲で、みんな違う海があるんだってびっくりしたのを今でも覚えています」この言葉を聞いて、”あの曲”の弾き語りがライブで聴けるんだって確信に変わりました。
「私が書いた海は、穏やかですごく大きくて、みんな目を閉じてて、その波に自分も身をまかせてぷかぷか浮かんでるようなそんな空間で、ほんとに穏やかで美しい海を想像して聴いてください」8曲目は、『海』の弾き語りでした。
バンドセットで聴くのとはまた違う、ひかりちゃんのピアノと歌声だけの『海』。目を閉じて、1音1音にそっと耳を澄ましていました。
すべてを包み込むあの青のように 美しいものでありたいと息をする
変わっていくことへの葛藤、それをすべてくるんでくれるようなどこまでも澄んだ海の憧れ、思い浮かべていた景色に重なるような感情たちが伝わってきて、自然と涙がこみ上げてきました。間奏のピアノは、曲に込めた想い・ライブにかける思い・弾き語りへの想い、今のひかりちゃんのいろんな想いをのせているようで感無量でした…。
自分がひかりちゃんを知ったのもYouTudeの『海』の弾き語りの動画だったので、ひかりちゃんの原点であるピアノ弾き語りでこの曲が聴けたことに、心からありがとうを言いたいです。
これまで『海』は自分にとって大切な変わらないものを思い出させてくれるそんな特別な曲で、それはきっと変わらないと思うのですが、変わりゆくものも変わりたくない・変わらないものも抱きしめていたいなって感じられるそんな存在になりました。
MC
「こちらからはまたバンドのみなさんと一緒にお届けしようと思います」その言葉で、バンドのみなさんがステージ袖から出てきました。ここでこだまバンドのみなさんの紹介がありました。
1人目はギター:ショー・サイトウさん。君F、LOVEとPEACE、アイリスなどなど見どころがたくさん!!エレキギターばちばちにかっこよかったです。
2人目はキーボード:清野さん。倉品さんという方とともに、ひかりちゃんの数々の曲をアレンジしてくださっている方で、新曲『ほどける。』のアレンジも手掛けてくださっている素敵なお方です。
3人目はドラム:OKDさん。ドラムの演奏だけでなく、ドラムをたたくときの表情も推せる方です。
最後に満を持して4人目はベース:花村さん。今回はなかったのですが、ひかりちゃんのライブでは「いい男で申し訳ない」でおなじみのお方。ベースを弾く姿、最高にいい男でした!
メンバー紹介のときの雰囲気が和やかで大好きなんです。中心はひかりちゃんだけれど、こだまバンドのみなさんも絶対に欠けては完成しないライブ。いつも本当にありがとうございます。
M-9 ココア
なんとここからはもう終盤戦。「だいぶ暖かくなってきたけど、夜はまだ寒いし、気候が難しい時期ですが、まだまだこの曲であったまっていきたいなって思ってます。もう何の曲か分かったかな~?」きっと分かった方が多かったと思います。9曲目は『ココア』。
見つめ合う甘い甘いふたりきりの世界
どうか終わらないように願う
守りたい場所
特別な日々よりもあなたとの日常がいつまでも続きますように、そんな純粋で切なる願いが込められた1曲。ひかりちゃんの甘い歌声に癒されながら、サビで踊るココアダンス。動画に合わせたり、音源をながしたりしながら練習するのも楽しかったのですが、ステージ上のひかりちゃんと一緒に踊るのは配信でもわくわくと胸が弾みました。
キラキラとしたこの曲が終わるとまるで魔法がかかったみたいに、ポカポカと温かい気持ちで満たされていました。
ここで、配信に触れてもらえてとってもうれしかったです。まさしくこの時はコメント欄が👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏ってなっていました(ひかりちゃんの予想通りです(笑))。
M-10 ほどける。
次の曲、、の前にこだまっぴタオルの紹介がありました。「このタオルを肩に掛けるとたまごクンがハイタッチするんです!」そういうと、こだまバンドのみなさんから「え~そうなんだ」と意外な反応が(笑)。自分もバンドのみなさんはきっと知ってるんだろうなと思っていたので、びっくりしました。
そんな一幕を挟んで曲振りへ。「次の曲は初披露のあの曲です!」最初に聴いたときから、ライブでの初お披露目を心待ちにしていた1曲だったので、思わず息を吞みました。
「好きって気持ちだけでずっと結ばれていることができたらどんなに幸せだろうなって。この曲は本当はほどきたくなかった恋をほどくことにした強がりな女の子のお話です。」その言葉の後にはじまったのは、『ほどける。』です。
ひかりちゃんが原点に戻って書いた久々のラブソング。曲が進むにつれて、彼への思いとほどくことに決めた恋から前へ進もうとする気持ちが高ぶっていくのが歌い方から伝わってきて心に刺さりました……。特に2番の「あなたのそばでは優しくありたかったの」の歌声がどんどん大きくなっていくところが訴えかけているみたいで、涙が目からぽろぽろとこぼれました。
最後のお願い
今夜だけは目を見てキスをして
優しい嘘ついて
最後のお願いを歌い終わった後、ステージを照らしていた照明がだんだん消えていき、ひかりちゃんが胸に手をあてる演出が切ないのだけれど、すごく素敵で感動で言葉が出てきませんでした。ライブだからこその聴き手にまっすぐ語りかけるような歌い方がめちゃくちゃ心に響きました。
M-11 good night my dear
11曲目はひかりちゃんにとってもファンにとっても大切な曲、『good night my dear』。もちろん後から考えれば曲数的にもそうなのですが、この曲がはじまったとき直感的にもうすぐライブも終わっちゃうんだって寂しい気持ちになりました。でも、曲が始まるとその気持ちも忘れて、聴き入っていました。
大事にギュッとそっとベイベー 愛したげて myself 1番の理解者であってあげて
自分のことを一番わかってあげられるのも、愛してあげられるのも、他でもない自分自身。苦しいときどうしてもネガティブになってしまいがちなのだけれど、そんな時でも、そんな時だからこそ自分をめいっぱい抱きしめて、愛してあげなきゃなってそう思えるお守りのような曲になっています。
「うまくいかない事もたくさんあるけど、いい事だって絶対たくさんあったはずだから、今日一日頑張った自分をしっかり撫でてあげて明日も頑張ろ、一緒に」間奏のひかりちゃんの言葉を聞いた瞬間、不安も悩みも溶けていく感じがして、涙がこみ上げてきました。
ラスサビの「あってあげて」も、「大丈夫だよ」「おやすみ」も前のライブからさらに進化した今のひかりちゃんの歌声で聴けて、また一つ忘れられない『good night my dear』となりました。
MC
「早いもので次の曲が今回の東京公演のラストになります」気づけばラストの曲まで来ちゃってる、本気でそんな感覚で、思わず「このまま終わらないで」って心の中でつぶやいちゃいました。
ここで2度目の屈伸タイム(ジャンプも、?(笑)がありました。ひかりちゃんもこだまバンドのみなさんもお客さんも、なぜか配信の自分も屈伸して少しリフレッシュした後、ラストの曲に向けてのお話が始まりました。
ひかりちゃんのこれからについてのお話。まずは大学卒業の報告がありました。改めて大学ご卒業おめでとうございます。「覚悟の話なんだけど、これまでは学生だったんでまだ甘えられる部分があったんです。でもこの春から本当に音楽1本でやっていくって決めて」一人のアーティストとして歩んでいく覚悟を強く感じました。
そんな節目のワンマンライブを見られたこと、これまでの4回のワンマンライブを見届けられたことがとても幸せで、こちらこそ心から感謝したいです。本当に本当にありがとうございます。
そして自分の希望の就職先に進むために、もう1年頑張るという不安な道を行くことに決めた友達の選択に触れて、「自分が選んだ道だからってそんな強い心で今年の春から頑張っていきたいと思ってます。ぜひ応援お願いします」簡潔だけれど、すごく力強い言葉に心を打たれました。自分は春から受験生になるので、ライブに足を運ぶことはなかなかできなくなるけれど、挑戦し、努力し続けるひかりちゃんをずっと応援しています!
M-12 星の涙
「というわけで最後はみなさんへの感謝の気持ちと強い決意を込めて歌いたいと思います。」最後は『星の涙』でした。ひかりちゃんの家族が大変だった時に支え続けてくれた母を見て、その時に感じた大切な人への想いが綴られた楽曲。
出口は必ずあるから 暗くても僕についてきて 差し込んでくる眩しい光 手を伸ばしながら
これまで支えられる側だったからこそ、今度は歌で誰かを支える側になるという決意が込められてるんじゃないかなって伝わってくるようで、心の内から温まっていくような感じがしました。
配信なのに、会場に自分もいるんじゃないかなって思ってしまうくらいの手拍子の一体感の中、ひかりちゃんの星空みたいに透き通る高音が響き渡る最高の空間でした。
これでラストなのはとっても寂しいのだけれど、間違いなくこのライブに参加している人たちが最も1つになって楽しめた気がします。ひかりちゃんに出会えてこうして今も応援できていること、そしてこだまのわの中にいることがかけがえのないことだなって心の底から思いました。
ENCORE M-1 ふたりぼっち
ひかりちゃんとこだまバンドのみなさんが再登場!「とっても気持ちのいい星の涙を歌えました、ありがとうございます」そう言って次の曲の準備へ。アンコール1曲目は『ふたりぼっち』。”とっておき”のアレンジでの披露でした。
原曲は2人でいるはずなのにどこか信じきれず寂しさを感じてしまう、そんな葛藤みたいなのを感じたのですが、今回のアレンジはより寂しいって感じてしまうことへの不安みたいなのが強く表れてる気がしました。ひかりちゃんのささやくような儚い歌声と清野さんの繊細なピアノめちゃくちゃ沁みました。
しあわせのピンクは
ブルーにも染まりやすい
揺れうごく心をえがいたこの歌詞大好きです、、
優しく問いかけるような1番の”ダーリン”、問いただすような2番の”ダーリン”、確かめるようなラストの”ダーリン”、それぞれの感情表現とても切なかったです…素敵すぎるアレンジをありがとうございました。
ENCORE MC
名阪公演が延期になってしまったのは残念だし、ひかりちゃん自身悔しい気持ちでいっぱいだっとと思うのですが、とにかくひかりちゃんが元気になって何よりです。今回のライブを見て、振替公演がさらに楽しみになりました。
「毎回悔しいなって思ってもがいてる私みたいなやつもいるんで、同志だと思って曲を聴いたり、ライブに来たりしてもらえるとうれしいなと思います」等身大のひかりちゃんにいつも元気をもらってます。
「そんな私も許してあげようって気持ちも込めて、みんながこの道を歩んできてよかったな、今日ここに来れてよかったなって思ってもらえるように最後この曲で終わりにしたいと思います」いよいよ、フィナーレへ!
ENCORE M-2 これでいいんじゃない?
アンコール2曲目は『これでいいんじゃない?』。これで正真正銘のラストです。自分の選んだ道を歩いていく、その挑戦を後押ししてもらえるひかりちゃんの前向きなメッセージが詰まった応援ソング。
隣にいたあいつは今 ずっと遠くで走ってるけど 大事なのはどう生きるかだ 速さじゃない
周りの人のことってどうしても気になってしまうけど、でも大事なのは自分が進めてるかどうかなんだ、そう思えるこの歌詞すごくいいなって改めて思いました。
これで本当にラストの曲なんだって一つひとつを刻み込みながら、最後は「Lalala~」でみんなで手を振って、締めくくりに。こだまバンドのみなさんも体を揺らしたり、口ずさんだりしていて、とにかく優しい雰囲気に包まれた最高のフィナーレでした。これにて、東京公演は終了です。
最後に
ここまで書きたいが止まらなくてめちゃくちゃ長くなってしまいましたが、読んでくださった方、ありがとうございました。
「私もWWWいつか埋めてみせるぞ」今回のライブで、その言葉を現実にしたひかりちゃん。きっとそこには計り知れない不安や葛藤があったのだと思いますし、人からは見えない大変な努力があったのだと思います。そんなふうに、挑戦し続け一つひとつ夢を叶えていく姿に、とても勇気づけられています。
これからももっともっとたくさん新しいひかりちゃんに出会えることを楽しみにしています。また、ひかりちゃんの楽曲を支えにし、今回のライブで感じたことを胸に刻み込んで、4月から自分も受験に向き合いたいと思います。重ねてにはなりますが、ひかりちゃんを好きでいられることへの感謝と幸せを忘れずに、ずっとずっと応援したいと思います!
最後になりますが、ひかりちゃん、こだまバンドのみなさん、渋谷WWWの方々、このライブに関わり作り上げてくださった全ての方々、決して忘れられない最高の時間をありがとうございました。
以上、まさでした。またどこかでお会いしましょう。