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何かを始めようとするときに思い出すアインシュタインの言葉

転職2日前

今とてつもなく緊張している。
16年勤めた会社を辞め、40歳手前にして新しい環境で働き始める。
小学生の頃の運動会前の感覚に近い、ように思う。

アインシュタインの言葉

Life is like riding a bicycle. To keep your balance, you must keep moving.
人生とは自転車のようなものだ、倒れないために走り続けなければならない
この言葉を今の自分に、
そして何か新しいことを始めようとしている方に伝えたい。
部下が何か新しい役割を担うとき、チームとして新しい挑戦をするとき
そんな時、この言葉を少しアレンジして何度も伝えていた。

言葉をそのまま理解することもできる。
私のアレンジは些細なものだが、伝えた内何人かの心には刺さったようだ。

今を走り、過去を振り返り、未来を照らす。

自転車はほとんどの方が乗ったことがあるだろう。詳細は割愛する。
まず、どんな自転車に乗るかが大事だ。
そして、本来の用途として使用するにはサドルに跨りペダルに足を乗せる。

この時、まだ片足が地面についているので、比較的安定している。
前に進むためにはペダルに乗せた方の足に力を入れて漕ぐ必要がある。

同時に地面についている足で地面を蹴り、ペダルに乗せる。
この時一番不安定になる。
進み始めるその瞬間だ。

その瞬間にいかに力いっぱい漕ぐことができるかが大事。
そして、いきなりスピードは出ないので、バランスを取る必要がある。

だが、そこで力いっぱい漕ぎ、バランスをうまく取れれば、進む。
少しすれば、漕ぐ力を減らせる。
一方で、スピードは増していく。
漕がなくても進んでいく。
少しスピードが遅くなったら、また漕ぎ始める。
もうバランスはそこまで取らなくても安定している。

信号が赤になったら止まる。
道がわからなくなったら止まる。
信号が青になり、進む方向が決まったら最初に戻る。
すでに進み方はわかっているから安心だ。

ライトで進む方向を照らし、必死に漕ぐことで今を走り、
サイドミラーで過去を振り返る。

昭和生まれの私が小学生のころ、自転車にサイドミラーを付ける人が
多かった記憶だが、私よりも10歳程度若い方には伝わらないかもしれない。

仕事も、人生も、いろんなことに当てはまる

自転車を漕ぐことを仕事や、人生の中で新しい事をやり始めることに
当てはめてみると、何となく同じに思えてくる。

やったことない事は大変だが、行きたい方向に進むには力が必要。
ものごとを前に進める力だ。
新しいことに力を使うとエネルギーがいつもより必要。
最初は大変なのは当たり前だということ。

力だけではなく、バランスもとらなければいけない。
自分自身のバランスでいうと心や体のバランス。
一緒に仕事を進める方々とのバランス。家庭とのバランス。
最初はバランスを取ることがめんどくさく感じるかもしれない。
でも、バランスを無視するとうまくいかない。

仕事の壁が出てきたとき、考えすぎて方向を見失うこともある。
一回止まっていい。(アインシュタインは走り続けろと言っている)
壁の超え方、よけ方、進む方向が分かったら、また力とバランス。

これの繰り返し。

物事が良い方向に進まないからと、やめない。
漕ぐ力が弱いのかも、バランスのとり方が違うかも。
跨っているだけで、足が地面から離れていないかも。

2日間
自分に言い聞かせよう。
最初は大変なの当たり前、バランスとらないといけない。
でも力いっぱい漕げば、前に進む。
今回選ぶ自転車が今の自分の進み方に合っている。

少しでも、皆さんの参考になればうれしい。


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