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リービッヒの無機栄養説から脱却出来ない現代農業〜自給自足カレッジ第10回座学①〜自給自足カレッジ130

ドイツ人化学者リービッヒが1840年に唱えた無機栄養説が現代農業の基礎となり、今でも植物の生育に欠かせない必須元素は17種類だとされています。

現代農業が必須元素とする17種類の元素


リービッヒは、当時有力だった腐植栄養説を批判し、有機物は植物を育成する為には必要ない、という事を言った為に、その後の農業の方向性を無機的な化学肥料の開発と使用に向かわせ、いまだにその方向性から逃れられないでいるようです。

しかし、植物の体を構成している元素の種類は50種類以上あると分かってきており、現代農業でいう必須元素の17種類以上の元素も何らかの形で植物は取り込んでいる事は明白になっています。

本当に自然界からの供給で養分は不足するのか❓

また、その後の土壌学の発展の過程の中で、腐植が微生物によって分解されて無機化し、様々な栄養素が微生物を介して植物に取り込まれている事が解明されました。

この分野の研究は、まだまだ発展途上で、今後微生物と植物の共生関係がもっと明らかになってくるものと思われます。

自給自足カレッジ講師の村上眞平さんは、化学肥料だけで育てた野菜と腐植をベースに育てた野菜は異なると言います。

自給自足カレッジでの座学の様子

菌ちゃん先生で有名な、吉田俊道さんも同じ事を言っています。

人体を構成する元素は37。

化学肥料を作るベースとなっている17種類の必須元素だけを与えるだけでは、植物の体もそれを食べる動物や人間の体も微量元素欠乏症にかかる可能性が高まり、何らかの影響が出ているのではないかと思います。

微量元素欠乏症の例

菌ちゃん農法という無化学肥料無農薬栽培で各種野菜を栽培されている吉田俊道さんは、日本人の微量元素欠乏症対策として、「菌ちゃん元気っ子」という自作の野菜粉末や小魚の粉末を混ぜたふりかけを開発して売られていますが、愛用者がどんどん増えているようです。

https://kinchan.ocnk.net/phone/product/1

下記は愛用者の声

https://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2023/03/30/063552

私も、なるべく自然栽培で育てられたお米や野菜を食べるようにしていますが、外食も多いので無添加のプロテインに菌ちゃん元気っ子を混ぜてほぼ毎日飲んでいます。

ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。🙇‍♂️

次回は、自給自足カレッジの先週の座学で講師の村上眞平さんが解説された「種」の話について書きたいと思います。

自然栽培の野菜作りにも興味が出たという方は、良かったら自給自足カレッジの無料体験にご参加ください。

自給自足カレッジについては、下記のYouTube動画 をご参照ください。新しい人生の可能性が感じられるかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=N66HzZV7Td0

無料体験については、お盆過ぎでも、毎月第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回以降の日程は、下記の通りです。

9月・・・ 2日(土)・3日(日)・16日(土)・17日(日)
10月・・・7日(土)・8日(日)・21日(土)・22日(日)

無料体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩

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