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〜麻、絹、木綿、自給率0%からの脱却①木綿〜自給自足カレッジ74

一昨日、ナチュラルハーモニー代表の河名秀朗さんの話をまた聞いてきたので、それについて書いてみたいと思います。

一昨日の話のテーマは、衣食住の中の衣についてです。

なぜ着るものが大事なのか❓という事についてまず話されましたが、やはり、人間と植物及び皮膚の常在菌との共生関係について話されました。

まず、常在菌についてですが、下記の写真にあるように、常在菌は三つに分けられます。

3つの常在菌

この口内と皮膚と腸内の常在菌は、密接に繋がっていると言います。
手から口、口から腸内へと細菌類は棲家を変えつつ、それぞれの場所で、宿主である人間との最適な共生関係を結んでいます。

衣については、皮膚の常在菌との、共生関係に関連してきます。昨今ようやくオーガニックコットンが出回り始めましたが、これは綿の栽培に世界全体の農薬の25%もの量が使われていて、地球環境の悪化の大きな原因となっているからです。

肌に良い=常在菌にも優しく、地球環境にも良い物を身につける事が大事だと河名さんは説かれています。

ところで、日本に綿が入ってきたのは比較的新しく、麻や絹より後で、平安時代になるそうです。

日本の気候は乾燥を好む木綿栽培には適していなくて、和綿が育てられるようになった室町時代以降に広がったようです。和綿は、花が下を向いていて、比較的雨に強いので、日本でも育てやすくなったとの事です。

その和綿も、戦後の工業化政策と輸入政策でほとんど栽培されなくなってしまったといいます。

そんな中で、奈良の法隆寺にある益久(ましさ)染色研究所の廣田益久さんは、日本では手に入らなくなったオーガニックコットンを求めて、ずっと昔ながらの無農薬栽培を続けている中国山東省の綿花栽培農家の支援を続けて来られて来ているそうです。

本物のオーガニックコットン

益久染色研究所では、オーガニックというだけでなく、中国に工場を構えて、昔ながらの手紡ぎにこだわり、織り方も昔ながらの織り方をしているといいます。下記のビデオを見ると大変な作業である事が分かります。

https://youtu.be/kp-KdQ3hP5M

このようにして作られた木綿製品はどういうものなのでしょうか❓

https://www.mashisa.com/view/category/waboufu_bedding

安い物を使い捨てるのでなく、本物を大事に使う。

物を大事に扱って、作ってくれた方々に感謝しながら生きる。

こういうゆとりのある暮らし。

自給自足カレッジは、こういう本物を作っている方々と連携していきたいと思っています。

是非一度、VISON農園の無料体験に来てみてください。

5月にも、本格的に自給自足が学べる講座が、毎月第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

5月以降は、5月6日(土)・7日(日)・20日(土)・21日(日)
6月・・・ 3日(土)・4日(日)・17日(土)・18日(日)
7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく落ち着いてくる気がします。

YouTube動画(3分)
https://youtu.be/IQPWF9KBu00

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩


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