3歳の息子にお小遣いをあげはじめて生まれた3つの変化
我が家では、幼稚園への入園をきっかけに、3歳の息子にお小遣いをあげはじめました。
「お金の教育」というと堅苦しいですが、興味を早くからもってくれたらと考えたためです。
半年ほど経って、変化がいくつか見えてきたので、今回はその内容を共有させてもらいます。
我が家のお小遣いルール
まずは簡単にルール説明を。
・毎週末に100円玉をあげる
・使い道はおまかせ
以上。ただし補足として、
・みんなで食べるお菓子は別に与える
・イベント以外でおもちゃは与えない
としている。
息子の主な使い道は、大好きなトミカ。
約400円~なので、1ヶ月に1台の車が買えるということだ。
それでは、変化を紹介していこう。
変化1 数字への関心が高まった
まずは分かりやすい変化から。
自分でお金を貯めて、自分で買うものを選ぶため、自然と数字に触れることになる。
「いくら貯まったかな?」とか「400円あるからこれ買えるね!」といった感じに。
最近は、ごっこ遊びでも、よくお金が登場する。
また、車のナンバーやカレンダーなどに興味を持つようになり、お絵かき中に数字を書きこむようにもなってきた。
これは期待していた通りの変化である。
変化2 我慢できるようになった
次はあまり想定していなかった変化である。
お小遣いを導入してからは、イベント以外でおもちゃは与えないようにした。
欲しがったとしても「お小遣い貯まった?まだなら貯まってからにしようね。」と言い聞かしてきた。
すると徐々に理解してくれるようになり、今では、「来月になったらこれが欲しい!」と言うようになった。
もちろん機嫌が悪いとき、わがままを言うことも多々あるが、確実に我慢できるようになっている。
変化3 自分のがんばりを探せるようになった
最後は間接的な変化。
報酬制というわけではないが、お小遣いをあげるとき、「今週は何かがんばれたかな?」と何気なくきいていた。
それに対し、はじめは悩みながら答えていた彼。
しかし、今はちがう。
「今週は給食をいっぱい食べれたよ」とか「一人でトイレに行けたよ」とアピールできる。
自分の行いを振り返り、がんばりを探せるようになった証だろう。
時には「何それ?笑」と感じてしまうような内容もあるが、この大きな変化を、とても誇らしく思う。
以上が、息子に起きた変化3つです。
3歳では早すぎるかな?と思いつつはじめた、お小遣い制度でしたが、嬉しい変化があったので、トライして正解だったと考えています。
子育て・教育には正解がないとよく耳にします。
本やネットの情報だけに頼るのでなく、「こんなのどうかな?」と思い付くことがあれば、まずは試してみることを、今後も続けていきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。