長男の気持ちに寄り添いたくて
先日、息子目線のストーリーを書いてみた。
2歳離れた妹が生まれたときの実話をもとに、息子の気持ちを想像して文章を綴った。
2年前の出来事であるにもかかわらず、わたしの頭の中に鮮明に残っていて、この先もずっと大切にしたい思い出である。
息子自身
が本当はどう思っていたかは、もちろんわからない。
しかし、当時の彼の様子を見る限り、単純に喜べない複雑な気持ちがあったことは、間違いないと思っている。
それまで、親は自分だけを見つめていてくれていたのに、その日を境に大きく環境が変わってしまったので、当然だろう。
そんな彼を見て、彼の気持ちに寄り添ってあげたかったんだ。
長男には
長男なりの想いや悩みがある。
わたし自身も長男なので、それを感じてきた。
だから、息子のその気持ちを汲み取るのは、わたしの役割だ。
一方、妹にも妹なりのものがあるのだろう。
娘の気持ちは、末っ子である妻に任せよう。
家族
だからといって、頭の中をすべて理解できるとは思わないが、常日頃から相手の立場に立って想像していきたいものだ。
真剣に向き合えば、気持ちに寄り添っていることは伝わるはずなので。