あなたの街にはある? 電子図書館がなかなか便利
東京都文京区
で、電子書籍のオンライン貸出が始まったという記事を目にした。
「あれ?わたしの住む街でもそんなサービスがあったような…」と、ふと思い出して調べてみた。
するとやはり、同じように電子図書館があったので、試してみることにした。
実際に利用してみると
まずログインは簡単。普通の図書館の利用登録を済ましていれば、そのIDとパスワードを使うことができた。
図書館と比べると、電子図書館のラインナップはまだまだ少ないが、いろいろなジャンルの書籍が揃っていた。
読むためのアプリが必要かと思ったが、ブラウザ上で完結。動作は意外とサクサクしていて不快感はない。一度閉じても、前回読んでいたところから再開できる。
5冊までまで借りられて、期限は2週間。もちろん無料。
誰かが借りている間は他の人は借りられず、予約して待つ仕様。これは、普通の図書館と同じである。
あまり期待はしていなかったが、 追加の利用登録やアプリダウンロードなどの煩わしさはなく、使い勝手も悪くないため、継続して何冊か読んでみようと思う。
電子図書館
がどれくらい普及しているのか気になり、少し調べてみた。
検索で行きついた電子出版制作・流通協議会のページによると、114の自治体に導入されているようだ。まだかなり少ないのだ。
ただし、文京区での導入が今回記事に取り上げられているが、なんと大阪府堺市では、2011年からサービスが開始されていたようだ。10年前である。驚いた。
あなたの街にはある?
ぜひ一度調べてみてほしい。
「借りに行きたいけどなかなか行けなくて…」という方にはもちろオススメ。
「本はやっぱり紙で読みたい」という方でも、試し読みや雑誌閲覧なら十分価値があるサービスではないだろうか。
ただし、先に謝っておきます。「わたしのところはなかったわ」という方、ごめんなさい。まだまだ導入されている自治体は少ないので。