100食限定は譲れない【気になるニュース】
訪問ありがとうございます。まさひろ/材料系エンジニア です。
気になるニュースを取り上げ、1分間で、考えを皆さんと共有したいと思います。
今日の記事はこちら。
1日100食限定
のステーキ丼専門店「佰食屋」を取り上げた記事。
経営者の中村朱美さんは、結婚して意識が変わったことで当時の仕事を辞め、2012年に旦那さんと店を開いた。
利益を求めるのではなく、家族との時間を大切にするために、必要な世帯収入分を稼げる「1日100食限定」を、開店以来のポリシーにしているとのこと。
メニュー
は3品だけで、昼のみの営業なので、長時間労働となりやすい飲食業界であるにもかかわらず、残業ゼロ。
それでいて、多くの飲食店が赤字に追い込まれているコロナ禍でも、黒字を維持している。
まさに、働き方改革の先端を行く、見習うべき経営である。
食品ロス
は、SDGs(持続可能な開発目標)でも取り上げられることが多い。
コンビニが消費期限に近づいた食品を値引きしたり、飲食店で余った食事を消費者につなげる「TABETE」というサービスがあったりと、削減に向けた様々な取組みが行われている。
中村さんのお店では、毎日完全売り切りで、食品ロスもゼロなので、先進的といえるだろう。
「佰食屋」
が100食を毎日売り切れるのは、なぜだろうか?
原価率5割と高いため、同価格の競合店より食材が高品質であることは、理由の一つと考えられる。
しかし、最大の理由は、「業績至上主義に背を向けても幸せな暮らしはある」という中村さんの想いにあるのではないか。
そのストーリーこそが、お客さんを魅了するのだろうと、私は思う。
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