「2倍カフェ」飲食店の #ビヨンドコロナ
私を含めて、ビヨンドコロナだがwithコロナだかアフターコロナだか、世の中の意識高い系界隈は叫んでいるが、そんなに「めちゃくちゃ」には、世界は変わらない気が最近してきた。
特に、地方では。
東京の友達とzoom飲み会をするたびに意識の差を感じるんだが、うちの近くのスーパーや「平面型」ショッピングモールも日中もわんさか家族連れがいるもん。
正直、自家用車で移動する地方に、あんまり危機感はないだろうし、「zoom何それおいしいの?」みたいなおじさんは、経営者や金融機関のみならず、行政にもたくさんいる。
ただ、重要なのは人の意識だ。
「あ、これzoomでいいじゃん」
みたいなことへの気づきとでもいうべきか。
今日、百貨店の地下の食料品売り場で働いている友人とたわいもないLINEをしていた(彼とは25年ぐらいたわいもない話しかしていない)。
どうも百貨店の売上はめちゃんこやばいらしい。
一か月以上行ってないから知らんかったが、まあそうよね。
でも、彼の食料品売り場もご多分に漏れず家族連れがわんさからしい。
で、ふと考えた。
地方百貨店のようなオールドエコノミー(他意はないです)のカタマリみたいな業態の場合、むしろzoomなんか無縁の人がいっぱいいるだろうと。
そういう「非ビヨンド」な顧客に対して、ビヨンドコロナな世界との間を取り持てる可能性が、実は百貨店にはあるんじゃないかと思った。
それは客単価を高くしやすい、というのもあるし、「過剰」サービスが彼らのアイデンティティだからだ。
例えば、マイナンバーカードなどによって行政手続きのオンライン化が進むなら、その代行だったり、
ネットでの注文を代わりにしてあげるだったり、
そもそも三密を避けたい他のレンタルスペース屋に対して、ソーシャルディスタンスに配慮した場所貸しをしてあげたり。
例えば、たいして自粛していないのに、自粛期間が終わったら、大挙して人々は百貨店に押し寄せる。
そのとき、
「2倍カフェ」
っていいなじゃないかと思った。
テーブルの広さ2倍。
席の間隔2倍。
珈琲の量2倍。
そして価格も2倍。
どうせいつも通りのビュッフェなビアガーデンは難しいだろうから、オープンエアのカフェにして、2倍カフェやってもいいと思う。
どうだろ、百貨店の皆さん?
アイディア、悪くないと思うけどなー。
あ、打ち合わせはzoomでお願いします。