初めてのビジネスでは、まずシステムを構築することを考えよう。
ビジネスの本質は社会貢献です。社会に価値を提供するシステムがビジネスです。
ビジネスを構築するというのは、社会に価値を提供するシステム、仕組みを作るということです。
システムや仕組みを作るというのは、「そうなるのが当然だ」という筋道を作ることです。
【1】行政書士開業当初の失敗
私は行政書士として開業した当初、そこにはシステムが全くありませんでした。
そもそもマーケティングをしていませんでした。看板と電話帳広告は出していましたが、それ以外には何もしていませんでした。これでは、顧客が「来ないのが当然」です。顧客が集まらないシステムだったのです。
【2】現在のシステム
現在は Twitter、YouTube動画、ブログ、電子書籍などを活用しています。
Twitter では、「パワハラ」というキーワードで、日々ツイートをしています。これによって、パワハラで検索する人が私のツイートを見てくれるのです。
YouTube やブログ、電子書籍でも同じように、「パワハラ」をキーワードにして情報発信をしています。
私の情報発信を受け取った人は一定割合で、私の他の情報発信にも興味をもってくださります。YouTube動画を見て、私の Twitterに興味を持ってくれたり、その逆もあったりします。
そして、その中から一定割合の人がステップメールに登録してくださります。
ステップメールは8日間あり、それが終わると通常メルマガに自動登録がされます。
通常メルマガでは、情報発信の他にtwitterなどの媒体や、個別相談会の案内などが書かれています。
無料の個別相談会では、有料の商品やサービスの紹介をしています。
Twitter、YouTube動画、ブログ、電子書籍のフォロワーが増えれば増えるほど、結果的に有料の商品サービスの購入者が増えるという仕組みです。
【3】「そうなるのが当然だ」という仕組みを作る
パワハラに関して、Twitter で定期的に有益情報を発信しているアカウントは、私以外にはありません。そのためパワハラというキーワード検索した場合、私のアカウントに到達するのは当然なのです。
私はYouTubeで、パワハラに関する動画を2000本近く出しています。パワハラに関係することを検索した場合、私の動画に到達するのも当然のことなのです。
TwitterではYouTube、ブログ、電子書籍などが紹介されており、YouTubeなどからTwitter、ブログ、電子書籍などが紹介されています。その中から一定割合の人々が、他の媒体に興味を持ってくださり、登録などをしてくれます。
Twitter はフォロワー数が増えれば増えるほど、YouTubeは再生時間が伸びれば伸びるほど、高く評価されます。
様々な媒体持つことによって、それぞれの媒体がお互いに価値を高め合う循環をしてくれます。
このシステムを回転させればさせるほど、価値が高まっていくのが当然なのです。
【4】システムの改善を続ける
私の現在のシステムの基本方針は、次のようなものです。
1 複数の情報発信媒体で、価値提供をする。
2 他の情報媒体を紹介し、私個人の信頼を高める。
3 個別対応をすることで、私個人への信頼を高める。
4 有料サービス・商品を購入いただく。
私はこのシステムを、最大活用できてるとは思っていません。 情報発信量も少なく、情報媒体間の紹介も少ないと思っています。まだまだ改善の余地があります。
【5】システムを構築しよう
私もまだまだ理想にはほど遠い状態ですが、少しはこの話がお役に立つと思います。
ビジネスでは「道理」が重要です。ビジネスにおいては、常識的なことしか起きません。自分が理想とする状況にないなら、その状況に至る筋道が作られていないだけです。
まずはその筋道を作りましょう。
どのようにして認知を得て、信頼を得て、利益を得るかを、システムとして表現しましょう。