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マインクラフトのubuntu自宅サーバーspigot1.17.1を1.18にアップデートした方法

すでにspigotのバージョン1.17.1でプレイできている状態から、spigotのバージョン1.18にアップデートした方法を書きますね。
OSはubuntu20.14LTSです。

1.18にアップデートするには、3つの手順が必要です。

1 バックアップを取る。
2 Java17(JRE)をインストールする。 
3 spigot1.18にアップグレードする。

1 バックアップを取る。

まずはサーバーを停止します。
その状態で、WinSCPなどのソフトを使ってコピーをしましょう。
worldフォルダだけではなく、spigot-1.17.1.jarが入っているフォルダ全部をコピーしておきましょう。(下の例で言えばserverフォルダ全部をコピーする)

2 Java17(JRE)をインストールする。

まずは、下記のURLの記載を参考にJava17(JRE)をインストールします。

Java17がインストールされていないと、spigot1.18を起動しようとしてもエラーが出て動きません。そのため、まずjava17をインストールする必要があります。

JavaにはJava製のアプリを動かすのみのJREとJavaで開発を行う方向けのJDKと呼ばれるものがあります。
Minecraft 1.18以降のサーバーを動かす場合は公式サーバー、Forgeサーバー、Bukkit/Spigotサーバーに関係なくJRE版のJava17のインストールが必要になりました。

UbuntuにJava17をインストールする方法

プレイするのにJDKは必要ありませんので、インストールは不要です。

3 spigot1.18にアップグレードする。

次のサイトを参考に、spigot-1.18.jarを入手しましょう。

BuildTools.jarは、ubuntuサーバーにコピーした上で、下記のコマンドを使ってビルドするのがおすすめです。BuildTools.jarを実行するにはJava17が必要となるからです。Java17がインストールされていないパソコンでビルドしようとするとエラーが出ます。ubuntuサーバーには1つ前の手順でJava17がすでにインストールをしているはずですから、ubuntuサーバー側でビルドをすればエラーが出ません。

java -jar BuildTools.jar --rev 1.18

ビルドが終わったら、WinSCPなどを利用して、入手したspigot-1.18.jarをspigot-1.17.1.jarが置かれているディレクトリにコピーします。

次はコマンドを使ってアップグレードをします。「spigot-1.18.jar」の部分はご自身が入手したファイル名に書き換えてください。(ファイル名の大文字・小文字も区別されます。ファイルが見つからないというようなエラーが出た場合は、ファイル名が大文字・小文字も含めて正確かどうかを確かめてみてください。)

java -jar spigot-1.18.jar --nogui --forceUpgrade

なお前述のサイト「Minecraftサーバーを動かす知識」にかかるとおり、このアップグレード作業はとても時間がかかります。私はこのアップグレード作業で1時間近くかかりました。十分に時間が取れるときに行うほうがよいと思います。
このアップグレード作業が終われば、アップデートは終了です。
実際にワールドに接続してみてください。

4 シェルコマンドを書き換えておく。

マインクラフトサーバーを起動するために、シェルコマンドを作っている人は多いと思います。そのような人はシェルコマンドで起動するファイル名を「spigot-1.18.jar」など入手したファイル名に書き換えておきましょう。


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