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他人を貶(おとし)めても、自分は成長できないよね。
他人を貶(おとし)めても、自分は成長できないですよね。
プロ野球選手にヤジを飛ばしても、自分の野球がうまくなるわけがない。部下を叱りつけても、自分が仕事ができるようになるわけでもない。
他人を引きずり降ろしても、自分が高みに昇るわけではないんです。
こんなことは誰でも知っているはずです。それでも、いじめ・嫌がらせは至るところにあります。
私はパワハラ被害者支援をしています。ですから、他者を引きずり降ろそうとすることが、どれだけ醜いことかを知っています。それが、パワハラ被害者の心身にとって、どれだけ有害なのかも知っています。
また、私は、家庭教師や塾講師、セミナー講師などもしています。ですから、他人を引きずり降ろそうとすることが、何の役にも立たないことを知っています。たとえば、高校受験をする場合を考えてみますね。福井県在住の生徒が高校受験をする場合、福井県全域の高校を受験できます。ですから、クラスの誰かの足を引っ張っても意味がない。同じ中学校の足を引っ張っても無意味です。他の中学校から受験する生徒が出てくるからです。
他者の足を引っ張ることが役立つのは、その人が狭い世界で生きているときだけです。たとえば会社で昇進争いをしているときは、足を引っ張ることが役立つとは思います。
ただ、足を引っ張ることが自分の役に立つということは、自分が狭い社会で生きていることの裏返しなわけですよ。
小さな世界で生きていると、他者の足を引っ張ることに魅力を感じてしまう可能性があるということですね。
だから、もし自分が他者の足を引っ張りたくなったら、自分が狭い社会に生きている可能性について考えたほうがよいと思います。
他者の足を引っ張ることに快感を感じるのは、人間だから仕方ありません。ただ、そのような感覚に酔いたくないなら、自分の社会を広げるとよいはずです。
自分のため、家族のため、地域のため、社会のため、いろいろなゴールを掲げることが大切だと、コーチングでは言います。いろいろな社会に所属している感覚があれば、小さな社会内部で他者の足を引っ張りたいとは思わないでしょう。少なくとも私は思いません。もちろん、嫉妬をすることはありますよ。でも、妨害をしたいとは思わない。
自分の世界を広げれば広げるほど、他者を蹴落とすことが無意味だと思えるようになります。結局、自分が成長しなければ、自分の現状は変えられないですよね。
私はパワハラ被害者の味方であって、パワハラ加害者に対しては一切何も期待していません。ただ、それでも、もし自分がしている攻撃を止めたいのであれば、「世界を広げましょう」と伝えたいですね。
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