先達にいただいた言葉とWHITE CROSSの課題
先達との対話
先週、尊敬している先達と、久しぶりにお会いさせていただきました。
具体名は差し控えさせていただくのですが、現役時代には日本国の舵取りをされていた方で、白秋を迎えられた今もその佇まいや言葉から、お会いさせていただくたびに多くを学ばせていたただいております。
仕事の繋がりから凄いと言われる方や社会的地位のある方には多くお会いさせていただくのですが、品格のある真の一流とは、こういう方なのだろうと感じています。
その方の人生について、私の人生について。日本国のこれからについて。今の世界や日本社会で起きていることについて、その方が交流してきた一流の人々について。追憶のようで、その方の目の奥に青年時代、壮年時代の熱が蘇ります。紡ぎ出される言葉を通じて、共に駆け抜けてきた今は亡き歴代の総理や経済史に名を残す経営者達が躍動し始めます。
「交流をされていた一流の方々に、共通していたことはありましたか?」
という私の質問に対して、しばらく考え込まれた後、
「皆さん、それぞれの領域において先を見通す能力と、その未来に重ねた高い目標を持ち、そこに至る断固たる覚悟を持っていました・・・赤司さんにもそれがあり、成功するだろうと感じています。」
と、仰ってくださいました。過分なお言葉ですが、そうなるように生きてきましたし、そうなるように生きていきます。WHITE CROSSを通じて社会に提供しようとしている価値を誰よりも強く信じて、目の前のことに真剣に向き合う日々を重ねていきます。
そして、その直後にいただいた言葉に、鳥肌が立ちました。
「そして、今の赤司さんにアドバイスをさせていただくなら、40代は人脈を広げてください。それは仕事面だけではありません。芸術でも、スポーツでも・・・仕事と関わりのない領域の方々と交流を深めていってください。今の赤司さんは、研ぎ澄まされた槍のような人です。そのままでも生きていけますが、人としての幅や深みがなくなり、そのまま歳をとると人としての魅力が薄まります。赤司さんは、“宿命に生まれ、運命に挑戦し、使命に生きる”人です。人と関わりながら、豊かに生きてください。」
20代から30代前半、私は、自分には人としての面白みが一切ないことを自覚していました。その時代の私は、文字通り仕事と勉強だけをしていました。その年代の人達が普通に経験する遊びも、飲み会も、人生設計すらも捨てて修行僧のような日々を過ごしていました。32歳でUCLAに留学をして、仕事から離れたことで、一息つきましたが、帰国して起業してから再度、同じような日々に戻っていました。
職業人としての私は丁度これから、体力・精神力・仕事力の全てにおいてピークを迎えるのだろうと感じています。それ故に、このアドバイスは深く自分に刺さりました。仕事一本槍で生きていくのではなく、様々に自分の人としての幅を広げ、深みを得ていく・・・大きな課題をいただきました。
WHITE CROSSの課題
多くのベンチャー企業が、1 product, 1 needsでサービスを展開しています。それ故に、一旦PMFを得ることができれば、後はリソースの集中で、拡大させていくことができます。(無論、成功されている企業様は、当たり前のように圧倒的努力を重ねられています。どちらが楽とか、どちらが良いという話ではありません。)
それに対してWHITE CROSSは、業界全体を覆うプラットフォームを作り上げ、その上でエスタブリッシュメントと協力し、流通など業界全体に深く関わる領域のDXを進めています。
歯科医療という、老若男女・有病無病問わず、誰もが必要とする医療領域でありながら、そのDXは遅れています。
よく誤解されているのですが私は、「ウェブメディアを育てるため」にこの会社を創業したのではありません。WHITE CROSSを起業した2015年の段階で、そう遠くない将来、日本社会において誰もが必要とする歯科医療をあまねく提供し続けることができる産業体制を、現行の体制を保全しながら進化させなければいけないタイミングが来ること。そしてその鍵となるのがデジタルであることは明白でした。その時に向けて、変革の緒となる産業全体を覆う傘として育ててきたのがWHITE CROSSです。
臨床現場、そして関連産業で働く誰もが歯科医療従事者であり、白色をまとっています。その白色をデジタルで交差させていく。それが、WHITE CROSSという社名・サービス名の語源です。
起業してから7年が経過し、そのタイミングがきたと感じたため、シリーズBの資本調達を行い、マルチタスク社とグループ企業化し、同時に親しい企業さんから必要なソフトウェアの譲渡をいただきました。
WHITE CROSSを通じて、未来の日本社会にどのような新しい価値を提供していくべきかのビジョンはクリアーです。そして、そこの向かっていくための資金も、WHITE CROSSとして築き上げてきた基盤もあります。唯一欠けていることがあるとすれば、現在、WHITE CROSSというバスにおいて、重要な席が数多く空席であるということです。
現在、社内では複数個の新規事業が同時並行で走っており、社内のエースクラスによる兼任だらけになっており、誰もがキャパオーバーの中、楽しみながら苦しみながら、熱を持って仕事しています。
WHITE CROSSでは、
・ エンタープライズ営業のマネージャークラス
・ BizDev
・ 事業責任者
を、熱烈に求めています。
7年間かけて育ててきたプラットフォームをベースに、垂直的に事業を立ち上げていくタイミングです。一つひとつの事業に真に社会を良くしていく価値とTAM・SAM・SOMがあります。そして、社内には、その一つひとつに使命感を持ってドライブしてくれる人のためのポストが溢れています。
ベンチャー企業において、重要なポジションをとり、責任とやりがいがあり、真に社会を良くしているという実感のある仕事をしてみたいという方を求めています。
ぜひ、WHITE CROSSにいらしてください
WHITE CROSSには、年齢・学歴・性別・職歴・社歴など一切関係なく、能力のある方を登用する抜擢文化があります。
ぜひ共に、正しい心を持って、社会を良い方向に前進させるビジネスを育てて行きませんか?皆さんに熱を共有させていただけるように、お会いさせていただける求職者の皆様には、ベストを尽くして対応させていただきます。
WHITE CROSS 採用情報
WHITE CROSSは、京セラ、トヨタ、リクルート、ファーストリテイリングのような永続性のある偉大な企業を目指しています。そして現在、ベンチャーステージの真っ只中にある小さな苗木です。
未来視点に立って大樹を育てていこうとするWHITE CROSSのあり方に共感してくださる方からのご応募を、心よりお待ちしております。カジュアル面談も大歓迎です。
WHITE CROSS 執行役員・管理部 部長 永畑のnoteはこちら