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2023年に向けて組織体制を変更

先日、久しぶりにお会いさせて頂いた日本学士院会員の先達より、「医科にはエムスリーのような企業が幾つかありますが、歯科医師は医師と違って殆どの方が独立して自分の医院を持っていますので新しい情報を得ることが難しく、歯学領域にこそWHITE CROSSのような組織が必要ではないかと兼ね兼ね思っておりました。」というお言葉をいただきました。

世界に確かな価値を残されてきた超一流の研究者の先生からそのように仰っていただけると、文字通り”狂ったように働いてきた”自分の職業人生を肯定していただけたように感じられ、より一層仕事に集中しようと決意できます。

歯科医療業界の公器、そして社会の公器へ

サービスインから6年が経ち、WHITE CROSSは歯科医師の3人に1人にご利用いただけるデジタル・プラットフォームへと育ちました。最近では、歯科業界の公器のように受け止めていただけることも増えてきました。それ故に、高めてきた影響力への責任を意識した仕事をしていかなければなりません。その信頼の積み重ねの先に、社会の公器としてのWHITE CROSSが形作られていきます。

この1枚のスライドにWHITE CROSSの存在意義が凝縮されています。

今年7月、歯科業界トップクラスの実績を誇るSlerであるマルチタスク社とグループを形成したことにより、より深いサービスを業界全体に提供していける土壌が整いました。

「起業から3年で・・・」と考えていたマイルストーンに至るのに、7年を要しました。

組織体制変更の背景

一つの産業全体を覆うデジタル・プラットフォームの構築においては、企業規模の割に多くの事業と機能が必要になります。2022年は事業部形式の組織図を採用し、各部・室別にミッションを策定していました。組織の成長において大切なステップでしたが、次の課題として、セクショナリズムが生まれやすい運営体制となりました。

数年かけて徹底的に構築してきた職業人としての価値観を共有する社内研修の効果もあり、大きなトラブルは起きませんでしたが、未来思考で見た際に「このままで良い」という話ではありません。

そこで2023年は、部署を問わず全社ミッション(事業ミッションの総和)を追求しやすくするために、組織図をこれまでの事業部形式からマトリクス組織形式に変更し、経営/事業/機能という役割分担を導入することにしました。

これについては管理部部長の永畑と、経営企画室(現経営情報戦略室)室長の大浦と共に、数ヶ月を掛けて相当な時間とエネルギーを割いてプランニングし、社内のコンセンサスを得てきました。

理想に向かうための組織図を描くと、今後採用するべき人材像や、社内からこれまで以上に抜擢・権限委譲を行う必要性が浮き彫りになります。一昔前までは、全ての社員が1人2役3役でした。組織図が固まったとはいえ、未だにその文化は色濃く残っており、ベンチャーらしさは健在で、本来は専念してもらいたい重要なポジションが兼任されているなどはざらです。

誰かに担って欲しいポストを、1人2役3役で何とかかんとかこなしながら、スクラムを組んで風船を膨らませているような感覚です。

そんなこんなで、絶賛採用が進められており、鍵となる優秀なメンバーがどんどんジョインしてくれています。また、社内からも「この仕事をやらせて欲しい」という要望が上がってきます。

2023年上期の課題は、「戦略的コーポレートPR」「オフィス移転」、そして「新規事業の継続的な立ち上げ」などです。それらも着々と進めていきますが、結局のところそれらも含めて人が全てです。

「人は城、人は石垣、人は堀」です。この組織図も、同じビジョンの実現に向けて活躍してくれるメンバーがいて、初めて活きます。

WHITE CROSSにご興味をお持ちの方へ

WHITE CROSSは、京セラ、トヨタ、リクルート、ファーストリテイリングのような永続性のある偉大な企業を目指しています。そして現在、兎にも角にも、ビジョンの実現に向け、歯科業界のデジタル・プラットフォーム構築実現に向け、共に走れる人材を求めています。

未来視点に立って大樹を育てていこうとするWHITE CROSSのあり方に共感してくださる方からのご応募を、心よりお待ちしております。カジュアル面談も大歓迎です。気になられた方は、ぜひ採用ページを覗いてみてください。

WHITE CROSS 執行役員・管理部 部長 永畑のnoteはこちら

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