見出し画像

【2024シーズン 完】

自分にとってプロ2年目である2024シーズンが終わりました。

自分が八戸に来てもうすぐ1年が経つと考えると、本当に時間が過ぎていくのが早く感じます。

今回のブログでは2024シーズンの振り返りと同期について書いていこうかと思います。

J2昇格を目指して厳しいキャンプから始まり、日々のトレーニングをしていた事は自分にとって本当に良い経験になりました。

しかし、一方で自分自身としては思い描いていた理想とはかけ離れたシーズンを送っていた事は事実です。

2023年の東京ヴェルディのJ1昇格が決まってから、様々なことを考えて2024年はレンタル移籍をしたいとチームに懇願しました。

そんな自分にオファーを出してくれたヴァンラーレ八戸には感謝しかありません。

まさか青森山田高校卒業後にまた青森県でサッカーをするとは思いもしませんでした笑

始動日の前日、車で東京から7〜8時間かけて着いた八戸の寒さにまず衝撃を受けました。
雪は青森市ほど降らないと聞いていた自分は八戸を完全に舐めていました笑

始動日から大雪で久しぶりに感じた寒さに懐かしい気持ちになりました。

始動日の風景


青森山田時代の先輩である佐々木快さんと蓑田広大さんのおかげもありチームには早く慣れる事ができました。

このお二人には本当に感謝しています。

青森山田トリオと言われることも多く、満更ではない気持ちでした笑


青森山田トリオ

ここからは思い出すだけで少し悔しい気持ちになりますが、どのようにシーズンを過ごしていたのかを正直に書いていこうと思います。

2024年2月24日 J3リーグ開幕。

自分にとってはJリーグデビュー戦。
相手は大宮アルディージャでした。

結果は1−4の惨敗。
これからのサッカー人生で忘れることの出来ない日になりました。

今までやってきたことが全て否定された気がしました。

J3開幕戦

それからの日々はかなり辛いものでした。

試合に出る機会を無くし、メンバーにも入れない時もありました。

全ては自分の力不足であることは重々分かっていましたが他のところにベクトルが向きそうになっていたことも事実です。

個人差はあると思いますが、自分はサッカーが上手くいっていない時は日々の生活に対してもやる気が起きないタイプだということに気づきました。

誰にも相談できずに、自分に対しても「何の為にここに来たんだ」と常に自問自答していました。

そんな時、尊敬している兄から「お前のスタートなんていつもそんなもんだろ」と言われ少し気持ちが楽になりました。

無駄に高かったプライドを全て捨てて、自分にはまだ失うものは何もないと気づいてから少しずつプレーが良くなっていきました。

4月17日
ルヴァンカップ2回戦 vs鹿島アントラーズ
開幕戦ぶりに出場の機会が訪れました。

J1の強豪が相手、スタジアムのボルテージも最高潮の中延長線を含めて120分を戦いました。

この試合ではプロになって初めてキャプテンとしてプレーしました。
ロッカールームに入ってから自分のロッカーにキャプテンマークが置いてあったのに驚きましたが、最高の舞台でキャプテンとしてプレー出来ることはとても光栄なことでした。

結果としては延長を含めて1−2で負けてしまいましたが自分としては大きなターニングポイントになる試合でした。

ルヴァンカップ2回戦 vs鹿島アントラーズ

その後は天皇杯の2試合に出場は限られ、リーグ戦の出番は中々回ってきませんでした。

チームが勝つことはもちろん嬉しい。
それでも試合に出ていないとチームが勝っても心の底からは喜べない自分がいました。

チームの調子も上がり、J2プレーオフ圏内も見えてきた時期に久々にリーグ戦出場のチャンスが回ってきました。

vs今治 1−3
vs沼津 1−0
vs北九州 3−0
vs奈良 0−0
vs琉球 1−1
vs讃岐 3−3

2勝3分1敗。

たらればですが、自分がもし讃岐戦のラストプレーだったPKを止めていたら、3引き分けだった試合の1つでも勝ちに持っていければチームはプレーオフに行けたのではないか、と今でも悔しさが残っています。

讃岐戦 試合後

結果としては八戸はプレーオフに行くことは出来ませんでしたが本当に充実したシーズンを送る事ができました。

そして、もっと試合に出て応援される選手になりたいという思いが強くなりました。

試合でしか味わえない緊張感、1つの軽率なプレーで1年間を台無しにしてしまう責任感、勝っている状況で攻め込まれた時のハラハラ感、勝った後の充実感が自分は大好きです。

この1年間はこれからのサッカー人生に良い影響を与えてくれると信じています。

地域密着を掲げているこのクラブがさらに八戸の地に根付く為には結果を出すしかないと思っています。
今年その力になれなかったことは悔いが残っています。

八戸市は人情味あふれる街です。
スタジアム以外でも、どこにいっても「応援しているよ」「頑張ってね」と声をかけてくれる方がいます。

改めて、日頃から応援してくださっている皆様に感謝しています。

今年の悔しさと経験をバネに来年からさらに飛躍できるように頑張っていきます。


最後に同期の3人を勝手に紹介させてもらいます笑


同期は山内陸(リク)、永田一真(カズマ)、鏑木瑞生(カブ)と自分の4人です。

左からカズマ、カブ、自分、リク

普段は付き合いの悪い山内くんのせいで中々全員でご飯に行く事はないのですが、数少ない同期会で4人で飯を食べに行ったりします。

リクはシャイな不思議ちゃんですね。
自分から人に絡みに行くことはないので仲良くなりたい人はガツガツ絡んでいきましょう。
意外と寂しがり屋なので絡んであげると喜びます。
ロッカルームでは自分に対して「本当にずっと喋ってるね。黙っていられないの?」なんて言ってきますがそんな時は捕まえるまで追いかけ続けます笑

カズマはこの1年間で一緒にいた時間が1番長いと思います。
何するにしても一緒の相棒です。
キャンプの2人部屋が同部屋だったのが大きかったかなと思います。
彼は基本暇で付き合いが良いのでご飯に誘えばすぐにきてくれます笑
毎回ご飯の会計はじゃんけんで決めます。
通算勝率はカズマが80%超えているので毎回自分が払っている気がします笑
自分が出会ってきた中でも有数の「ナイスガイ」です!

カブはいわきFCからの途中加入だったので半年でしたが結構一緒にご飯行ったり、ゴルフ行ったりしました。
普段は口数もそこまで多くなく、騒いだりもしない彼ですが、自分の好きな「キングダム」の話をするときだけはずっと喋ってます。
ツボも浅いのでしょうもないことでずっと笑っている奴です。
頭良さそうな雰囲気出してますが大した事ないと思います笑

先輩、後輩、同期のおかげでピッチ外でも楽しく過ごす事ができました。

1年間ありがとうございました!

今回も読んで頂きありがとうございました!
また次回作を楽しみにしていてください🔥
この投稿の「いいね」「note」を含めた各種SNSのフォローよろしくお願いします!
【各SNS個人アカウント】
・instagram →_m10.5
・twitter →m______105





















いいなと思ったら応援しよう!