プロダクトチームでバリューズカードをやってみた話
株式会社モニクルでは、モニクルグループが運営する複数のプロダクトに対し、プロダクトマネジメントに関わるリソースを提供しています。
プロダクトごとにプロダクトチームが存在し、日々プロダクトマネジメント活動を行っています。
今回、とあるプロダクトチームでチームビルディングを目的にバリューズカードを実施してみましたので、簡単にまとめていきたいと思います。
バリューズカードとは
企業でも自社の存在意義や役割を定義する目的としてMission, Vision, Value(MVV)を定義する事があります。MVVにおけるValueは具体的な行動指針を表す言葉です。企業や組織の属するメンバーの行動や判断の基準となる価値観といえるでしょう。
バリューズカードでは、それの個人版。その個人の方がテーマに沿って作り上げたバリューズカードは、その方の行動や判断の基準となる価値観そのものです。
バリューズカードを実施した背景
実施したプロダクトチームは、新たなメンバーを迎え新体制で再スタートするタイミングでした。そのタイミングで、デザイン部のマネージャーである神田さんからバリューズカードをご提案して頂き、チームビルディングを目的に実施しました。
バリューズカードの進め方
ゲームは最初に5枚のカードが手札として配布されます。
あとは順番に山札か、他の人の捨て札から1枚ずつカードを取り、自分の手札と入れ替えていきます。
なぜ、その手札を捨てたのか?を1枚ずつ発表しながら進めるのですが、これが割と盛り上がります。エンジニアさんが「愛」を捨てた時、盛り上がりました。
そんな作業を何度も繰り返し、自分なりのバリューズカードデッキ(?)を作り上げていき、最後に自分のバリューズカードについて共有をします。
今回は、オンラインで8名で行いました。
全員で1つの部屋に入り、通話はGatherで実施しました。
わたしのバリューズカード
で、こちらが「仕事に関するわたしのバリューズカード」です。
行動
自分自身に対してもプロダクトチームに関してもたくさん「行動」することは大事だと思っています。「行動」の数が成長のスピードと比例するとも思います。
思考
「行動」の前後には思考が大事だと思います。行動しっぱなしにするのではなく、行動のふりかえりを行って、知見を得るために思考が必要です。
得た知見は抽象化し、次の行動へつなげていきます。
この「行動⇒思考⇒行動」の無限ループは、プロダクトマネジメントそのものだと思います。
率直
行動と思考のプロセスを進めるためには、多くの方の協力と理解が必要です。PdM自身はコードも書きませんし、デザインもしません。コンテンツも作れませんし、いうなれば何も出来ません。何も出来ない人が、プロダクトマネジメントをリードするには、マネジメントとして重要に思っていること、課題を率直にプロダクトチームのメンバーに伝えていく必要があると思っています。
それにロールに関係なく、率直にディスカッションが出来る方が楽しいですよね。
心地良さ
仕事って毎日のことですし、人生の中で割と長時間過ごす環境です。なので、心地良さは大事かなと思います。
モニクルではフルリモートでお仕事をしていますので、それに合わせた環境整備を会社が支援してくれていたり、環境に応じたコミュニケーションをメンバーが心がけていたり、非常に心地よくお仕事させて頂いています。
豊かさ
瀕すれば鈍すという言葉のとおり、極端に豊かである必要はありませんが、自分の仕事に応じた報酬は欲しいものです。そして、その報酬に見合った、あるいはそれ以上の成果を残したいと思います。
バリューズカードをやってみた感想
楽しかった!が、率直な感想です。
ゲームを通じて日常ではわからないメンバーが仕事で大事にしている事(=バリューズ)を知るにはとても良い機会だったと思います。
実はバリューズカードをモニクルでやるのは2回目でした(初回はプロダクト部のメンバーで楽しみました)。でも、毎回最初に配られるカードも、手元に来るカードも違うので、毎回バリューズが違う結果になりますので、自分自身にとっても都度新鮮な発見、自分が大事に思っていることを知る良い機会になりました。
リモート環境の有無に関わらず、チームでお仕事に取り組んでいる方にはオススメのゲームだと思います。
最後に
現在、モニクルではエンジニア、デザイナーの採用を行っています!フルリモで心地よくお仕事したい方はぜひ!カジュアル面談もお気軽にどうぞ!
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