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金沢大学のプロジェクト「能登半島写真展2025」


准教授と私の思いの交換

令和6年12月26日の書簡。金沢大学には、輪島や珠洲をはじめ、能登半島出身の教員・職員が多数在籍しているそうです。震災以降、様々な状況についてお話を聞く機会があったそうです。11月に教員と職員が集まって情報交換会のようなものを実施されたそうです。話を聞けば聞くほど、気持ちが暗くなっていくような感じでした。地震だけでなく、豪雨災害も、大きな影を落としている内容でした。

学生の思い

こんな状況であっても、少しでも自分に何かできないだろうかと考える学生もおり、今回の写真展はそんな思いの中から生まれたプロジェクトです。応募数は予想を超える数の反響で総数933作品に達したそうです。そして写真展を通じて被災された方々、能登半島に住まわれている方々の、何かのきっかけのようなものの1つになればと考えております。とのことでした。

プリントした写真をセレクトする学生の様子。
2人の表情は優しく私は穏やかな気持ちになりました。

写真展は大学のスペース内で行われました。

学生と教員と職員は写真を見てくださる方々の
思い出を喚起するような機会になればと考えておられました。
残念ながら、全ての写真を展示するスペースと予算が付かない為、933作品の中から180作品ほどの写真をA4サイズの用紙に印刷して、学内の4箇所に展示されました。印刷できなかったものに関しては、モニターを設置して、スライドショーの形でお見せすることにしました。

実施してくれた学生の学び

“手作り感がある”写真展ですが、大学は高等教育機関ですので、実施した学生に大きな学びがあり、そしてこの写真を見てくれた方々にも、何か気づきがあったとすれば、大学で実施する写真展としては意義のあるプロジェクトだったのではないかと思います。と綴る准教授。私もそう思います。

反響

おかげさまで、皆様より大変素晴らしい取り組みとの評価を得ることができ、素晴らしい展示となりました。4月に新入生向けに発行される大学の広報誌でも紹介していただけるようです。

真ん中が私の写真です。
里山に舞う桜吹雪
故郷にこんな光景があったとは。地震が教えてくれた光景です。
撮影:令和6年4月

大学のこうした取り組みが反響を呼び様々なアプローチの始まりになっていくことを望んでおります。私もまた何かのアプローチがある時は協力させて頂ければと思っております。

私の取り組みについて

令和6年のお盆に故郷にて家族の肖像写真撮影プロジェクトを開催させて頂きました。私自身、思いもしなかった反響がありました。まだまだ、故郷の皆様の写真を撮りきれておらず、プロジェクトの継続を考えております。

故郷能登半島で行う、家族の肖像写真撮影
プロジェクトに支援をする。

皆様のご支援を頂けますと助かります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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