
空洞化の疑い、能登半島の大動脈国道249号線
139箇所の空洞の疑い
令和7年3月2日、国が県に代わり復旧工事を行っている能登半島の大動脈、国道249号線に、地震の影響による地面の空洞化があるということが判明した。その数139箇所になるそうだ。
249号線は七尾市を起点に能登半島の海岸沿いをぐるりと周り金沢市を終点としている。

夏の奥能登絶景ロードは本当に美しかった。
能登半島地震で甚大なダメージを受けた輪島市と珠洲市の国道249号線は地震でアスファルトの下、地中が緩み空洞が生じた可能性があるそうだ。昨年12月下旬から2月いっぱいは雪の影響で復旧工事はほぼ停止している。まだまだ手つかずの道路がたくさんある。豪雨の影響もあるだろう。冬の期間に地中の状況が悪化したところもあるだろう。復旧工事は慎重に慎重を重ねて安全に行って頂き、これ以上の犠牲者が出ないことを祈るばかりだ。


緊急点検に着手
能登復興事務所は被災地の復興の妨げとならないように復旧作業を行ってくれている。私は道路を走っているとそこはかとなく不安を感じている。何とも言えない怖さがある。アスファルトが張り替えられていたり盛られていたりして復旧はしているが、道が裂けていて先の道が落ちているんじゃないかとか、夜道の走行などではヘッドライトが作る道路の凹凸の陰影や舗装の乱れから生じる衝撃に不安を煽り立てられることもある。おそらく1月1日の道路事情が体に染み付いてしまっているのだと思っている。同事務所は沈下や陥没のリスクの大きい場所から緊急点検に着手してくれているそうだ。日本国内の大抵のアスファルトの厚みは4cmから10cmとされている。雪国など積雪が多いところでは分厚く舗装され私が被災した若山地区の舗装の厚みは5cmだったそうだ。緊急点検箇所は地中が空洞化しているかもしれないわけなので、アスファルトを支える地面が無いかもしれないわけで、作業中に舗装が陥没してもおかしくないわけで、安全に安全に行って欲しいと思っています。


地中にレーザー光
能登復興事務所によると令和6年9月の奥能登豪雨後、地中にレーザー光を照射する機材を車両に搭載して国道249号の路面下に異常反応がないかを調べたそうだ。すると空洞化している箇所を多数確認できたそうだ。同事務所は異常な反応があった地点の深さに応じて、異常=危険としてABCの3つに分類した。Aが最も危険となるそうだ。深さ0.5m程度と比較的浅い地点で異常が確認されたAの10箇所を先行して点検を始めたそうだ。
53キロの復旧工事
能登復興事務所の担当者は「道路下に異常がないことを確認できれば安心して道路を利用してもらえる」と話す。レーザー光で調べた箇所を数箇所、路面の舗装に穴を開け地中を調べたところ空洞はなかったそうだ。同事務所は地中0.5mの安全性を確認でき次第、深さ約1.5mまでのBに分類した63箇所の点検を予定しているそうだ。能登半島の大動脈、国道249号は地震で土砂崩れや電信柱の倒壊、路面の寸断でズタズタだった。1月1日の夜を徹した自衛隊の復旧活動の姿を思い出すと目頭が熱くなる。国が輪島市門前町から珠洲市までの沿岸部を中心に約53kmの復旧工事を担う。





春からの復旧に期待
全国から今も続く支援が、もとやスーパーに届いている。


こうして、全国から届く真心を目の当たりにすると、自分の浅ましさが図られて教えられることばかりです。

幸せって何でしょうか。
夢探しが出来ていることかもしれません。そして希望を持って歩んでゆくことが出来ることが幸せかもしれませんし、
特別に嬉しい出来事がなくても、平凡な毎日を送れることがありがたく、幸せなのかもしれませんね。