故郷能登半島で行う、家族の肖像写真撮影プロジェクト
被災して見つかったこと
令和6年1月1日、能登半島地震で土地、家、家財、家族、仕事という生きていく根本を失ってしまいました。築いてきた全てを失うことで思い出したことがあります。それは家族の尊さでした。忙しいからと盆暮れ正月の帰省を見送ってきた子供たちが親を心配し戻ってくるようになりました。
私自身も被災し故郷の変わり果てた姿を見て命に紐づくこと以外は余分なことなのだと教えられました。
先祖代々繋いできた命は天災を乗り越え、これからも続いてゆきます。
私は故郷の皆さまにスマートフォンでも写真は撮れるこのご時世に、
わざわざ家族で足を運んで撮影体験をして頂くことによって得られる
“大切な人の温度”を持ち帰って頂きたいと思っております。
そして家族や仲間が同じ体験をすることで、この町でもう一回やってやろうじゃないかなどという一体感が生まれるのではないかと思っております。
あの時の撮影楽しかったね。元気が出たねと、いつの日か語られるようになれば幸いです。
2024年のお盆に能登半島の輪島市にて家族の肖像写真撮影プロジェクトを行いました。
当プロジェクトを継続して行けたらと思っており、私自身が手掛ける作品の売上を活動予算に当てられたらと思っております。
作品販売サイト
震災前の能登半島の光景や、変わって行くこれからの光景も作品として
制作していけたらと思っております。
ご支援について
作品販売とは別に、もし可能であれば皆様からのご支援を、
お願いできればと思っております。
何卒、宜しくお願い申し上げます。
東 雅彦