カラオケで英語部分をかっこよく歌おう!
コロナ禍でカラオケに行く機会も減ってしまいましたよね。
この間に練習を積んで、いざという時(いつやねん?)に備えましょう!
1.LとRをきっちり発音
まず「L」からね。
①舌を上の前歯の裏にべったり付けます。
②口の力を抜いて、軽く開きます。
③口の両脇から息を吐きながら「ル」と言います。
次に「R」ね。
①唇を「ウ」の形にします。
②舌先を喉方向に丸めます。
③舌が口の中のどこにも触れないように調整。
④そのまま「ル」と言います。
2.無声音をきっちり無声音で発音
まず、英語には無声音があることを思い出してください。
シュ、フ、ス、プ、ク、チュ、トゥなどなどですね。
つづりはだいたい、sh、f、s、p、k、t などです。
これらを単独で発音する場合が無声音です。
きちんと無声音を出すためには、自分でチェックが必要です。
①喉に指を2~3本当ててください。
②そのまま「シュ」と言ってみましょう。
③この時、指に振動が少しでも感じられたら有声音です。
まったく振動を感じられないようになるまで練習。
練習用単語
wash、tough、pass、top、like、it
ワシュ、タフ(fの音)、パス、タップ、ライク、イトゥ
分かりやすいように、最後の音が無声音である単語を選びました。
これらの無声音になるのは、その音を単独で発生する場合です。この場合は、日本語の「ウ」段に近い音です。
後ろに母音(アイウエオ)がセットの場合は、有声音になります。
例えば、上の単語の中からそのような例のものを探すと、tough、pass、topがあります。
toughは、tだけなら無声音ですが、後ろに「ア」がくっつくので「タ」になり、有声音になります。pass、topもpやtの後ろが母音です。
3.子音+母音はくっつける
例文: I am a boy.
アイ アム ア ボーイ ではだめです。
アムとアをくっつけて、思い切って、アマ と発音しちゃいましょう。
例: This is an apple.
ジシザナポー ぐらいでちょうどよいです。
4.日本語には存在しない音をかっこよく
最初の「L」と「R」も日本語には存在しない音です。
他の代表的なものを、いくつか挙げます。
th
スかズと発音します。
どちらも、上下の前歯の間に舌の先っちょが挟まる感じで、ス、ズと発音するとちょうどよいです。
ng
ングと発音するのですが、鼻から息を抜いてください。
f、v
上の前歯で、下唇をはじきながら、フ、ブと発音します。
5.日本語と似てるけどかっこよく
日本語にも同じような音があるけど、びみょーに違う音です。
m
唇を閉じて、少し内側に巻き込み、それをはじくようにムと言います。
ンムぐらいの気持ちで発音しましょう。
n
上あごに下をべったり付ける感じでンと発音。
ンヌぐらいでいいですね。
s、z
ス、ズですが、日本語より少しきつめに。
英語混じりの歌詞の場合は、日本語の部分も同じようにします。
t
少しきつめに、ZARDさんを参考にするといいですね。
w
唇を突き出してウ!
まとめ練習
NANOさんの『No pain, No game』を聞いて復習してみてください。
まずは、日本語の中に時折登場する英語部分から。
「最果のSTORY抱いて」でSTORYのSを無声音で。
「今始まりのEYES」の、のとEをくっつけて、ナイズ。
「僕のLIFEが尽きるまで」のLとFの発音、Fを無声音で。
あとは、練習あるのみ!
1~5を意識しながら、聞きまくって、歌ってみましょう!