読めばわかる 「デフォルト値」の二種類の意味
彼はデフォルト遅刻だ。
などの使い方が一般的に定着しています。
元々「デフォルト値」という言葉はIT業界発で、今では広く使われるようになりました。
実はこの「デフォルト値」の意味には二種類あります。
1.初期値
パソコンやスマホ購入直後に電源を入れると、ある程度の情報を入力するだけで、すぐ使えるようになりますよね。
理由は工場出荷時に必要な設定を行っているからです。
これらの値を「初期値」とか「工場出荷時設定値」といいます。
また、初めてソフトウェアをインストールした後、初回起動時も「初期値」を採用して起動されます。
例えばブラウザの背景、フォントサイズ、フォント種類、メニューの構成、表示するボタンの種類などは、何も設定しなくてもOK。初期値が設定されています。
2.既定値
こちらは「何も指定しなければ自動的に採用される値」という意味です。
例えばスマホのブラウザを起動してみてください。
ほとんどの人はどこかのページを開くように設定しているはずです。
しかし、ブラウザを起動する時はそのページを開きなさいという命令は出していませんよね。
スマホならブラウザのアイコンをタップ、パソコンならダブルクリックするだけです。
毎回「https://www.xxx.co.jp」なんて入力してないはずです。
これが「既定値」です。
3.カスタマイズ
「初期値」や「既定値」を変更することをカスタマイズといいます。
使いやすいように、あるいは、使い方によって各種設定を少しずつ変更していくことですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートは、おじさんの活動費としてとんでもなく有用に使われる予定です。