8/11 SUNNY CIRCUS at ゴリラホール
注:今日はめっちゃ長いです。笑
昨日に引き続き今日もライブ観戦。今日はDizzy Sunfist主催のSUNNY CIRCUS。場所は住之江にあるゴリラホールというところ。どうやら最近完成したライブハウスらしい。
着きました、ゴリラホール。意外と住之江公園から歩く。結構綺麗なところでいい場所だった。今回はメインステージだけで7バンドくらい出てた。ロットン主催のポルノ超特急の1ステージだけバージョンって感じだろう。
最初右のロボットみたいなの人間かと思ってしまった笑
グッズに対して個人的に思うこと
会場入ってまずやること...、グッズを買う!!見た感じ今回結構Tシャツとかタオルのデザインかっこよかったので色々買った。
オレはグッズを買う際、めちゃくちゃデザインを気にする。例えばツアーの日程書いてあったり、アルバムジャケットをそのまま貼っ付けたようなシャツなどはまず買わない。グッズってわかっちゃうから。
せっかく服を買うと言うことで、バンドのカラーが出てるような、オシャレに通ずるものを買いたいと思う。
特にSHANKとかDizzy Sunfistなら世間一般からすれば知る人ぞ知るバンドなので、側から見ればバンTってわからないしオシャレに感じるかもしれない。なので慎重に選ぶ。
実は短パンも欲しいと思っていた。今後行くライブはこのような激しい系のやつが多いので、それに備えた短パンも用意しておきたい。
一応グッズにはあったのだが6000もした!!6000円?高くない?こんなもん?まぁ保留しよう。グッズはここまで。
GOOD4NOTHINGの親しみやすさ
ここは再入場可能で何度も入れるらしい。ということで、GOOD4NOTHINGだけ最初見た。
いやぁかっこいいですなぁ。最初ビール飲んでるのが印象的だった。笑
やってることクールでめちゃくちゃ激しいけど、ビールのせいか楽しいSEのせいか、どこかメンバーに親しみやすさがあった。またフェスとかで観てみたい。
自撮り...極めてみた笑
そうそう、今日から自撮り極めようと思ってやってみた。これが超むずい...。
新しくアプリダウンロードして、そのアプリで顔の消し方がわからない。顔だけ消しゃいいのに余計なことしおるから...。ようやく30分かかってここまできた。
センスはまぁ言わないでください...。(苦笑)
短パンの快適性とライブキッズ同士の会話
グッフォが終わって一回でた。近くにスポーツショップがあったので、そこで短パンを買うことに。おそらくスポーツショップなら品揃えも豊富なので安く買えるだろう。
オレの読みは当たった。セールで安くなってるので、二つくらい買っておいた。
短パン、超快適!!なんでもっと早く買わなかったんだろうな。
ちなみにこれは近く通りかかったお兄さんお姉さんに撮ってもらった。
今までぼっちフェスが当たり前で他人に話しかけるのも緊張したが、一度勇気を振り絞って話しかけてみればなんともなかった。
むしろ音楽の話もたくさんできて楽しかった。こういうのもフェスの醍醐味だろうか。
小休止。
取り敢えずしばらく見たいバンドはなかったので、2Fでのんびりしていた。ゴリラホールの2Fにはドリンクやフードを頼めて、机もたくさんあって休憩所みたいな感じになっている。また、ソファもあってのんびりできる。
と言うことで演奏聴きながら後半の目当てバンドに備えて腹ごしらえ。チキンカレーを食べてみた。美味かったけど、ちょっと辛かったんだなこれが。
かっこ良すぎたlocofrank
locofrank。実はここにくるまで少しサブスクで聴いていてその時点でもう既にカッコ良すぎた...!
聴き始めたばかりで曲もめちゃくちゃ知ってるわけではないが、やはり生で聞くと超かっこいい。ギターが結構速弾きタイプっぽくて印象的だった。こういうメロコアパンクで速弾きギターソロタイプって珍しいんじゃないか?
にしても今はサブスクがあるので、こういうフェスで知らないバンドでも手軽に曲が聴けるので、いざライブ本番の時でも、"あっこの曲サブスクで聴いたやつだ!!" って反応できるのがいい。昔でいう、進研ゼミで出たとこみたいな。
そういう意味でもフェス巡りする人にとってはサブスクってなくてはならない存在であろう。
新しい挑戦
思った以上にlocofrankが激しかったので、ちょっと休憩挟んでお目当てのSHANK!!
ここでオレは少し挑戦をした。果敢にも前の方に来てダイブをやってみようと思ったのである!!
やはり普段から観て聴いてるSHANKなので、ここで新しい楽しみ方を見出してもいいのではないかと思った。
というわけで、メガネも外し荷物も必要最低限にしていざ前の方へ。こうやってみると別の意味で緊張する。普段はメンバーが出るという期待の元で緊張するのだが、今回は完全に新しいことに対する緊張である。
さぁ始まった。開幕から聴きたい曲ばかり...、最高である。ただ、前の方にいくとダイバーの足が怖い。
モッシュとか押したり押されたりはまだ全然いい。ただ足が飛んでくるのはまじで怖い...。当然だが軽音のジョイントなんかの比ではない。まじで蹴られそうになった...。
だがここに来て逃げるわけにはいかない。オレがDTMでカヴァーするほど大好きな曲、Departureが来た!!これはもういくしかない。
人生初のダイブ!!
周りに合図し飛び乗った。すごい、凄すぎる。この光景、最高...!でも恐怖心もあった。落ちそう。なんとか人のいるところを見つけて少しずつ移動していく。
そして何気に一番前のガードマンのいるところへ向かってくところが一番怖い。届かなかったらまじで落ちて激突してしまうから、ここはもう無我夢中で叫んでたな。
アクシデント!!
だがこの時、事件が起きた!!オレの身に何か違和感を感じた。何かがない。
.....さいふだ!!!!!!!!!
やばいやばいやばい...なんてもんじゃない。てか盛り上がってる場合じゃない。探さなきゃ。でもどうやって??周りの人だって盛り上がりまくってんのに。
それに次のモッシュ、ダイブも始まってる。取り敢えず手当たり次第周りの人に言ってみたが...大丈夫大丈夫と言うばかり...、本当に大丈夫だろうか汗汗
ロック好きな人というか今日のフェス来てる人に限ってにまさか悪い人なんているはずもないって信じたいが...それでも不安の方が勝ってしまう。
SHANKのライブもどんどん進んでいくが、なんか盛り上がりたいのに盛り上がれない自分が悔しくて仕方ない。知ってる曲バンバン来てるのに、毎日聴いてるから余裕で歌えるのに、思うように歌えない。
こんなこと言うのはあれだが、早く終わってくれとさえ思ってしまった。
とにかくオレは震えていた。一刻も早く財布が見つかるようにという不安で震えていたのか、SHANKの奏でる音楽が素晴らしすぎて震えていたのか、今となってはわからない。
酸いも甘いも感じたライブ。
ライブが終わった!!聞くところによると、どうやら前の方でSPが全ての落とし物をカゴで回収していたらしく、追っていったら見つかった!!安堵した。
ってなわけで今日のライブで学んだ。オレにダイブは数百万年早いんだと!!
文字通り、"酸いも甘いも学んできた" と言う事だ。
普通ならタイムマシンで遡ってもう一度SHANKのライブをあのセトリで楽しみたいと思うはずである。
だけどオレは不思議なことにそんなことはあまり思わなくなった。上手くいえないけど、そういう苦い思いもあるから今の自分があるって感じがする。
あの盛り上がりきれなかったグダグダなライブを経たからこそ、より洗練されたオレがいるという。財布を無くして楽しみきれなかった代価を経て、より強いオレに成長していく。
それに、SHANKで楽しみきれなかったセトリも、それで時間が経てば苦い思い出も笑い話になるのだろうって思うと、いい成長に繋がるかなって思う。そういう不思議な魔力がライブにあるんだろう。
後で誰かがダイブしていくのをみると、オレもあの中を1度だけだが通ってったんだと思うと感慨深い。
ラスト、Dizzy Sunfist!!
そんなことを思ってたらDizzy Sunfist。本当に明るい人たちだなぁ。テンションから回って言い間違いが多かったけど、そこが彼女らの魅力。曲だけじゃなく、あの人らのMCで元気をもらえた。
さっきのアクシデントもあってあまりライブは前に出なかったが、それでも最高だった。さっきまでのトラブルも一気に払拭された。
本当の自分の色(キャラクター)
オレがDizzy Sunfistに出会ったのは、7年前のとあるフェス、まだ4回生であれから時が経て30に近づくんだけど、昔のオレは中途半端だった。
ギター教室の課題曲など、そこまで好きでもない事を嫌々やってたりなど、どれが本当に好きかハッキリしてなかった。自分の色がまだ見出せてなかった。
でも今日のライブでそれが見えてきた気がした。本人らも言ってたけど、やっぱりオレはメロディックパンクが好きなんだな。
もちろんスピッツとかくるりとかWeezerとか他にも色々な要素もあるけど、やっぱり主軸となるのはメロディックパンクのような、カッコいい音楽なんだ。自分の中で、今までバラバラだったものが一つになった。
気づけば涙が溢れていた、なんで泣いてるのかわかんない。大学時代からやっぱりオレは変わってない、そう気づいたからだろうか?
色々寄り道して時には衝突した時もあったけど、やっぱり本質的なところは変わってない、ハッキリしてんだなって。
その本質的なところに対して、前までは自信なく中途半端だったのが、今洗練されて自信がついたから涙が出たんだろうか?
あるいは3人のカッコ良さに惹かれたのだろうか?
あの涙の理由はよくわからない。ただ言えることは一つ。"この時が止まって欲しくない"。
そんな事を思いながら無我夢中で手を挙げていた。踊っていた。
本当にありがと、Dizzy Sunfist。まだまだ自分なりに生きていきます!!
オレの夏休みはまだまだ続く。
ではまた!
ヒビロック