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もう一度バンドマンとして歩き出したい。

すごく久々にブログを書く。しばらく更新止めちゃってごめんなさいm(._.)m

自分もライブハウスで活躍したい!!

ここ最近は仕事やプライベートのことで色々あり過ぎて思い悩むことも多いので、いくつかのコンテンツも犠牲にしてしまった。ラジオの方も1ヶ月前に突然辞めてしまったし。

ただ安心して欲しいのが、音楽に対する気持ちはまだ失っていない。まぁ確かに一時期DTMしたくない時期もあったけど...

一方でこのようなオレのDTM仲間や音楽仲間が出演するライブを見に行って、自分も軽音時代のようにもう一度ライブハウスで活躍したいという気持ちが芽生えてきた。

やはり、ライブハウスで活躍するにはバンドだろう。DTMというのは1人で作るものということもあってか、今は誰かと合わせたい。そんな気持ちがこの前見てきたライブを経て湧き始めて行ったのである。

VoやGtといった花形は供給過多?

ただ、オレは思う。バンドを組む上で一番埋まりやすいのは目立ちやすいVoやGtだろうと。すなわちメンバー募集において供給過多になっているとオレは思う。

一方BaやDrであれば、目立つパートでもないし、特にDrであれば練習する環境も少ない。なので、絶対数的に少ないだろうと考えてる。オレはここに目をつけた。

もう、バンドで目立ってやろう!!って目論んでた頃の自分はいない。むしろリズム隊という裏方を経験して色々場数を踏んでおきたいという気持ちさえもある。どちらかというと、人と合わせる事に飢えている感じだ。笑

OURSOUNDSというサイト

そんな中、軽音の後輩が気になることを口にしていた。そいつは今ベースでバンドを組んでいるのだが、メンバーはOURSOUNDSを介して知ったとのこと。

OURSOUNDSとは、スタジオによくあるバンドのメンバー募集のオンラインVerという感じのサイトで、そこそこ昔からあったそうだが、実はお恥ずかしながら今まで知らなかった。

...今のオレにぴったりなサイトでは?!

早速ドラムとベース志望で登録してみた。好きなアーティストや活動エリア、今までの音楽遍歴など...結構具体的にプロフィール書いたり音源貼ったりもした。こう見えて一応、全パート昔からやっていたりもする。
(程度の差はあれど...)

そしたら思っていた以上に声がかかった。これは数バンド掛け持ちか??(デュフ)

夢と現実

しかし現実はそこまで甘くはなかった。その声をかけてきた方の多くは音信不通に終わってしまった...。突然サイト内でメールが返ってこなかったり、梅田の方で会う約束まで漕ぎ着けたが当日になって突然連絡返って来ず待ちぼうけだったり...。

全バンドマンが全員そうではないと思いたいが、よくこういう話は耳にするし、軽音でも口約束だけで終わる事例はよくあった。

だが今30という年齢になってこの場面に直面するなんて...、本当思った以上に精神的にきたな...。その相手の方の中にも結構メンバーのキャリアも事細かく書いていたり、全員の実績もちゃんとしていただけに。

ただ冷静に考えてみればプロフィールに音源のリンクを貼ってない時点で疑ってかかるべきだったのかもしれないな。いくらでもでっち上げることだってできただろうし。

7年ぶりの音合わせ

そんななか1バンドだけセッションまで漕ぎ着けることができた。オレがドラムで呼ばれたバンドであった。サブスクで曲を出しているらしく、事前に聴いて1人で練習していた。

さてお待ちかねの音合わせ。もう、軽音以来7年ぶりだろうか?

いざ合わせてみて...すげぇ楽しかった。最初は緊張して細かいところミスったりもしたが、メンバーからはだいぶ好評。音量バランスがいいとまで言われた。

正直、嬉しいことこの上ない意見だった。ワーって突っ走ってテンポずれまくったりハイハットがうるさくなることってありがちだけどそうならなかったのは何よりだった。

人と合わせてみて分かったこと

なんか他の人と合わせる時にしかわからない気持ちもあるんだって思った。これは1人で音楽やっててずっと忘れていた感覚であったな。

たとえばアジカンのソラニンのアウトロを想像して欲しい。

アウトロでリードギターが16分でひたすらリードフレーズを弾きまくって、ボーカルも感情に任せて叫んでいるところがある、勢いにまみれたパートだ。今回バンドで合わせたオリジナル曲もそのような曲である。

ここら辺で結構バンド全体のテンションに持ってかれて走りかけそうな場面もあったが、それをなんとか抑えることはできたと思ってる。こういう時にメンバーを俯瞰的に見て、自分が思ってる速さよりも気持ち遅く叩くイメージで。

また、ギターと歌だけになった時も、次に叩く時にテンポ感を把握するために周り(主にギタボ)をしっかり見る。そして迷わずみんなを信じて思い切って次のフレーズを叩き出す。これがバンドの力なんだと思った。

よくバンド内でドラマーは大黒柱と例えられるが、あの時分かった気がする。自分がバンドを動かすって気持ち。それがあのセッションで確かめられた。

本当に貴重な機会を与えてもらった。なんだか自分のドラムでメンバーが楽しそうに演奏しているのをみているだけですごく嬉しい。DTM始めた頃は、もうバンドマンに戻らないって思ったりもしたけれど、やっぱりオレの性分はバンドマンなんだなってあの日実感させられた。


今は他のドラマー志望の方とオーディション中なので、そのバンドに加入できるかどうかはわからないが、正直仮にダメだったとしても、あのバンドは今後も繋がりを持って行きたいと思う。積極的にライブ見に行ったりなど。

それくらい曲もメンバーの人間性も良かったと思う。

おわりに

こんな感じで、DTM一筋だった少し前のオレと多少なりともベクトルは変わってしまった。だけど形は違えど音楽に対する思いは衰えていないと思っている。そしてこれからもずっとそうあり続けたいと願う。

ヒビロック