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インドアよりもアウトドア派だった

結論から言ってしまうと最近音楽に飽きてきた。

アルバム制作目標を達成したその後

いや、少々表現が大袈裟すぎたか。もっと正確に言うと、"DTMとギターに飽きてきた" といったところか。

そう、ここ最近PCで音楽を作ると言う行為に気持ちが乗らないのである。ただ正直考えてみれば、いつかはこうなるだろうとは思った。

直接的な要因としては、"あいまいな歌声" にある。

オレは2023年、20代最後の年ということで、"30までにアルバムを作る" ことを目標に掲げアルバム作りに奔走していた。そして、無事に仕上げることができた。

その反動が今このような形で来ていると考えられる。すなわち、大きな目標を達成したという代償が、DTMと気持ちが合わなくなった今の状態として在るにすぎない。そうなると、ごく自然な流れになってくるんだろう。

これに関しては、過去に友人から、

"ヒビさんは例え音楽に飽きてもいつか絶対に作曲作りにかえってきます!!"

と言われたこともあった。実際にアルバム作り終えた後でもしばらく曲は作り続けていた。なんだかんだ言って作曲は楽しかったから。

だけどそうも長くは続かなかった。イメージで言うと、歯車が噛み合わない感じ。

インドアな性格になりきれなかった

そしてもう一つ。オレ自身、家に篭って黙々と作業するという行為に根本的に向いていないことが考えられる。

DTMといえばパソコンと向かってひたすら作業していくという、言ってしまえばインドアな趣味になってくる。

ギターだってそう。ライブハウスで目立てばそりゃカッコいいが、それを支えているのはあくまで毎日家に篭って練習している時間であるから。SlipknotのMick Thomson氏さえも、"友達をなくすまで出掛けるな" と仰っているくらい。笑
(以下の動画の0:19あたり)

しかし、オレ自身そのようなインドアな趣味を楽しむ性格になりきることができなかった。どうしても長時間家に篭ると落ち着かなくなる性分なのだ。

クロスバイクと出会って以来

そしてそれは1ヶ月前にクロスバイクを買って以来の生活にハッキリ現れている。実際あの日以来取り憑かれたように暇があれば自転車に乗ってサイクリングしてるわけだし。

お気に入りのバイク。

Re:frogとコロナ禍キッカケでDTMの魅力にハマり作曲を本格的に始め、いつかはMIXマスタリングエンジニアになって歌い手さんにオケ提供や楽曲提供したりなど、音楽で稼げるくらいビッグになろうという野望を抱いていた時期もあった。

だが、こういう職業となってくると必然的に家にこもってPCと向き合う必要がある。そして1日の大半をそれで費やしていくことになっていく。そんな姿に憧れを抱きつつも、結局のところ自分の性格上なりきることができないと悟った。

オレ自身、どうやら家に篭って作業するという行為に向いていなかったようだ。だから今はなんとなく気持ちが噛み合わない。

オレがここに存在(いる)ってこと

ここまでネガティヴなことをつらつら述べてきたが、それで止まっているオレじゃない。気持ちが乗らないのなら乗らないままでいい。それなら興味の対象を変えよう。それが今でいうドラムであり、自転車でもある。

弱虫ペダルの荒北靖友の言葉を借りれば、

"証明してぇからだ!!オレがここに存在(いる)ってことを!!オレはオレでオレだからだ!!"

弱虫ペダル SPARE BIKE2巻より 

ってところだろう。もう一回自分を埋めてみたい。マジでどこまでやれるのか試したい。そういう対象物をがむしゃらに探していた。正直、なぜドラムと自転車なのか?って聞かれても、"たまたま" としかこたえられない。
(...まぁ自転車に関してはアニメの影響も少なからずあるが)

まだ公表はできないが現段階でオレがドラムやってるバンドの方もいい報告できる状態にあるし、来年の音楽に関する予定も少しずつ埋まりつつあり、小さな夢もできた。これに関しては2025年の年明けに、またこの場で言おうと思っている。

また相変わらず自転車も楽しい。元々オレは一人旅が好きな性分なので、サイクリングと相性がいいのかもしれない。とある理由で免許を持てないオレにとって知らない風景を見る手っ取り早い移動手段であると考えるし、運動にもなる。一石二鳥だ。

足を少しずつ鍛えれば、よりロングライドできるし、ロードバイクに乗り換えた瞬間かなりの距離を移動できると期待している。パンク修理さえ自力でできるようになれば、自動車に劣らずともかなりの距離を移動でいるはず。

来年に向けて

とにかく今後はそういう体を動かしたりなど何かしらアクティブな活動を中心にやっていこうと思う。それに関連して来年の方向性も色々このブログやX(Twitter)でも報告できればなと思う。

まぁ気まぐれな性格でもあるのでまたDTMやギターに気持ちが行くかもしれないが、その時は暖かく見守っていただけたら幸いである。

ヒビロック