ヒビロック、ドラマーデビュー。
この度、ドラムを始めようと思う。厳密に言うと今まで何度かやってみようかなと思うときはあった。
ただあの頃はなんとなくシンプルな8ビート叩ければいいかなぁっていう軽い気持ちで初めていたので、長続きしなかったのは言うまでもない。
Drを始めるきっかけ
さて今回なぜドラムを本格的にやってみようと思ったかのきっかけについて語ろう。結論から言えば、DTMerが関わってくる。
オレはふと思った。ギターやベースを元々弾いていて、そこからDTMに移っていく人は多い。だけど、DTMerを兼任しているドラマーってかなり少ないのではないかと。
もしそうなら、Gt、Baも弾けてDTMを触っていているオレがある程度Drを叩けるようになれば、他と差別化できるのではないか?と思い始めてきた。
また、DTMで音源を作る際、いろいろドラム音源をいじっていく。オレで言えばAddictive Drums 2という外部音源。これでスネア、タムのピッチやハイハットの種類などいろいろ細かく設定できる。
ここでオレは思う。DTMの外部音源にあるドラムの音をイメージしつつ、それを実際に自分で鳴らしてみたいと。
それこそ例えば、普段音源を作る時に用いるハイハットの音を、どのように叩けば実際に鳴らせるのか?などの興味も湧いてきた。
継続させる為の目標
もちろんすぐに思い通りに叩けるとも思っていない。何事も継続が命である。
そもそも今まで明確な目標がなかったから、始めてもすぐにやめていたんだと思う。ただメトロノームを流して8ビートを叩くのみ。これではやる気も出ないよね。
なので今回はきっちり明確な目標を立ててモチベーションを保っていきたい。
現状では、僕の尊敬するDTM講師(ゼロカラカンパニーの月岡彦穂さん)の曲、"夢幻" と自分の曲であるイナンクルをある程度叩けるようになりたいと思っている。
それこそこの2曲はパソコンで作ってサブスク配信した(orこれからする)だけの曲なので、ライブハウスで演奏される事を想定していない。なので尚更自分で叩いてみたい。
実際に叩いてみて…。
早速思い立ったらすぐ行動。スタジオを予約しドラムスティックも買って叩いてみた。それこそ椅子の座り方やスティックの握り方などスマホを見ながら見よう見まねでやってみた。
スネアとキックはまだ叩きやすいと思う。問題はハイハットだ。これがなかなか思った通りの音にならない。
イメージで言えば、歌入っていない箇所などでハイハットを大きくするなら左足を少しペダルから離せばいい。…と簡単に言うが、この離し方が非常に難しい。
つま先の力をほんの少し抜いてあげるような感じ。力を抜きすぎると思った以上にハイハットが開きめちゃくちゃ響きまくる。
逆に力を抜かないままだと思った以上に聞こえない。というか他のパーツに埋もれてしまう。そう、ハイハットではこの按配がめちゃくちゃ難しく感じる。
あとはやはり手と足が一緒に動く現象。ここは前やってた時と変わらない。その上今回はハイハットの力の按配も意識しなくてはならないので、本当にドラマーってすごいなと実感させられる。
正解の動作の繰り返し
そんな中、オレが大切だと思うことは、一度成功のイメージをして、それ通りに一回でもいいから叩いてみるということ。ゆっくりテンポでも構わない。とにかく正解の動作をやってみる。
そしてこの一連の動きをひたすら繰り返す。つまり脳に定着させて慣らすということ。これが一曲叩けるようになる第一歩なのではないかと思う。
実際に曲に合わせて上手く叩けたらめちゃくちゃ気持ちいい。達成感というか、なんか感動するのである。ドラムってこんなに楽しかったんだっていう発見に繋がったんだ。
やっぱり音楽というか、何か楽器を初めてつづけるにはこういう"楽しい" という感情を何より大切にすべきだと思う。
今回はなんとしてでもDrを続けていこう。
ヒビロック