8/16 函館旅行②
さて今日はどうしようかな...、正直函館というと結局のところグルメに落ち着いてしまうので、いつでも時間を潰せるわけではない。
何だか函館にいる時常にお腹いっぱいになってる気がするし(苦笑)
取り敢えず長万部へ。
そうだ、せっかく北海道に来たので列車でどこか北海道を回っていこう。
そんなわけで鉄ヲタの血が騒ぎ、気づけばスーパー北斗に乗って長万部まで行ってた。そこでまたまた塩ラーメンを食べていた。
"こだわり" という店なのだが、ここも美味しかった。なんだろうな、スープも海鮮っぽい風味がして良きだし、麺がモチモチしてるのよね。ここがやはり昨日のラーメンと共通している。
何がすごいって、この量で700円ってリーズナブル過ぎません?笑 ライスまでついてこの値段って、学生向きと謳っても安い方だと思う。
長万部に来てみて、静かだなぁって思った。こういう閑散とした街である方が、案外オレは好きだったりする。歩きがいがあるので。
こういう場所に来ると、近くのスーパーマーケットに寄りたくなる。んで、普段見てる商品と何が違うのかを観察したくなるものだ。
例えば魚の街ということでお刺身が豊富だったり、海鮮丼向けに刺身が売られていたり。一番代表的なのは、カップ焼きそばである"やきそば弁当" かな。
一応京都でも度々売られてはいるが、北海道だと大きいサイズだったり、たらこ味やシーフード味などいろんな味があったりなど、スーパーマーケット一つとっても結構地元と違う。
もうすぐ廃止される函館本線(山線)に乗ってみよう
さてと、ここでオレは大きな決断をした。ローカル線の旅をやってみようと。
長万部から札幌に行くルートは二つあり、一つ目が室蘭本線経由で登別や苫小牧、新千歳空港を経由していく路線。
そしてもう一つが函館本線経由で、ニセコ、倶知安、小樽などを通る路線。
後者がもうすぐ廃止になってしまうということで、鉄オタの血が騒ぎ、乗ってみようという事になった。
ただこの路線、1時間に4本しか走ってないので、時刻表をキッチリ把握しないとガチで帰れない。なので、買える切符は買っておいて段取りした。
他にもこれからマジもんの田舎に行くということで、近くのスーパーで手当たり次第、食料と水を確保した。
また、この先充電できる場所なんぞ無いはずなので、モバイルバッテリーも買っておいた。なんかサバイバルに行くような気がしてきた。笑
やってきた!これが乗った列車である。意外と新しい。ディーゼル車の割に外も内装も超きれい。警笛も都会の電車を思わせる上品な音だった。
実際に乗ってみて...驚きの連続である!!
この列車山を登っていくので、カーブや勾配が容赦なくやってくる。運転手の手元を見てると、マスコンをフルで入れてるのに50キロほどしか出ていなかったりもする。それくらいの急勾配であった。
景色もとにかくいい...。オレの中で北海道のいい風景って海ばかりの印象があるが、山だらけの北海道もまた良き。
オレに外国人の友人ができた!!
さて、函館本線の景色を満喫している中、人生29年間の中で一番と言えるほど貴重な経験をした。
なんと、外国人の知り合いができたのだ!!
オレと同じくらいの年齢のインド人なのだが、すごく熱心に動画を撮っていた。自動スマホ自撮り棒みたいなのをうまいこと使って、列車からの風景を撮っていた。
オレも風景を色々撮っていて、お互い同じ姿だったのか惹かれ合い会話するようになった。
それが熱郛駅と目名駅の間の不思議な形のトンネル入る前らへん。長万部でて4つくらいの駅だったかな。(トンネルがシェルターみたいになってる感じ)
日本とインドの文化の違い、日本のお寿司のおいしさや近畿地方の魅力などとにかく語り合った。特に、海外から見た日本語の難しさは一度でいいから聞いてみたかったものだ。
ちなみにそのインド人は普通に日本語上手かった。やはり難しいと口にするが、お互いの意思疎通は何の問題もなかった。
その人は最近仕事で日本に来たとのこと。住んでいるのは札幌の方。彼も旅行というか旅で倶知安や長万部に来ていたらしい。
外国人とコミュケーション
まさかこんなところで外人とコミニュケーションするなんて...ホント人生ってわからないものだ。幸いその外人さんは日本語が達者なので、ある程度の日本語なら理解してくれた。
こういう時に大学時代、英語部(ESS)にいて良かったと思えた。そう、実は何気に軽音と掛け持ちでESSにも在籍して、頻繁にグローバルセンター(LLC)にも行っていたのである。笑
基本的に外人には案外身振り手振りや簡単な単語で伝わるのだ。
受験英語で習ったことを絞り出さずとも、コミニュケーションって意外と取れるものなのである。それを大学時代のESSやグローバルセンターで知った。
更にあの外人さんはある程度日本に対する理解もあるので、大学時代のグローバルセンター(LLC)に比べればまだすんなりいける。
京都でや大阪などのワードもめちゃくちゃ反応してくれた。やはり大阪ではたこ焼きやお好み焼きという印象らしい。笑 実際そこまで食べてるわけではないと思うが。むしろお好み焼きは広島の方が有名なきがする。
海を超えたDTMer同士の交流
またなんたる偶然か、知り合った外人さんも音楽を作っているらしい...!実際に聞かせてもらって、すごく良かった!!ピアノやストリングス主体の聴かせる系インストだったが、音がとにかく良かったなぁ。
(彼の曲は以下の動画なので良かったら聞いてあげて下さいー!)
ちなみにギターもアコギをやっているらしい。昔やっててしばらく辞めていたが、ここ最近始めたらしい。すごい偶然である...!今度一緒にセッションしたいものだ。
オレの曲も聞かせてあげた。せっかくなので、この前出したオリジナル曲を。
すごい褒めてくれた。エレクトリックギターにメチャクチャ反応していて、最高とまで言ってくれた。歌声まで褒めてくれた。
軽音時代の後輩よ、聞こえてるか?お前の作った曲が海外まで評価される時がついに来たぞ。
他にも風景の写真を一生懸命撮ってた親子連れとも会話した。まぁ外人さんがプリングルスを子供にあげたのがきっかけなんだけど。
その親子は東京が地元で、実家が小樽築港の方にあるので帰省して帰ってった形。ちなみに蘭越が父方の実家みたいなこと言ってた(気がする)
とまぁこんな形で色々な出身の人が旅という形で一同に集まるのってなんかいいよね。旅の醍醐味というか何というか。人生生きてて本当に貴重な経験をしたと思う。
倶知安駅を散策
一行は倶知安駅で別れ、オレはひとり歩いた。
倶知安もなんか長万部みたいに閑散としてた。ただ少し歩けば国道5号線で若干栄えていた。
帰りの電車までまだ中途半端に時間があるので、カフェを探す事に。TSUTAYAに併設されたカフェでしばらくゆっくりした。
TSUTAYAってもう最近見ないよね。んで、今ってCDレンタルがもう無くなってるんだよな。あるとしてもDVDかコミックレンタルくらい。
サブスクが登場した事により、もうCDレンタルそのものの需要がなくなってしまったのだろうか。
帰り道
さてそろそろ駅に戻ろう。時間的に夕方だし腹減ってきたのでセイコーマートでフライドチキンを買った。
困った時のセイコーマートである。味も手作りなだけあってめちゃくちゃ美味しかった。塩効いてていいよね。
帰りはもう疲れ果てたし夜ということでもう景色もほとんど見れなかったのでゆっくり休んだ。
荒くれ魔物と化した海。
長万部に戻り、少し連絡待ちがあったのでついでにそこらへんをぶらり。時刻はこの時点でもう夕方の6時である。
駅を少し歩けば海なのだが、曇りなだけあって荒くれている。波も激しくおおしけと言った感じだ。
普段海というと、前の四国旅行のように晴天のもとで気持ちいい風景である。
だけど、今回のように同じ海でも気候や時間などの条件次第でここまで様変わりしてしまうのかと思った。
函館まで戻ってきた。なんか自動改札機があるだけで感動してしまった。それくらい今日は過酷な1日であったのだろう。
インド人の友人に、また会えたら良いな。
ではまた!
ヒビロック