CARP DIARY 2019 5月24日 巨人9回戦~東京ドーム
勝 床田 5勝2敗
敗 ヤングマン 3勝1敗
本 鈴木14号 (1・ヤングマン)
バティスタ10号(1・ヤングマン)
バティスタ11号(1・アダメス)
西川 2号 (1・アダメス)
坂本14号 (1・床田)
炭谷 2号 (1・床田)
坂本15号 (1・床田)
📝 床田が初回、坂本のアーチで1失点。しかし打線は2回に、鈴木が14号ソロを放ってすぐさま同点に追いつく。4回にはバティスタのソロなどで3点を追加。一方で床田は5回、炭谷、坂本に一発を許して1点差の緊迫した展開となる。そのまま迎えた7回、2死3塁から野間のセーフティスクイズで貴重な追加点を挙げるも、その裏に事態が暗転する。この回から登板の一岡が、中島への危険球で退場。両軍選手がグラウンドに飛び出し、一時騒然となる。しかし代わって登板の九里、フランスアが後続を絶ち得点を与えず。すると8回にバティスタ、西川がそれぞれソロ本塁打を放ちリードは4点に。9回にも1点を加え、結局 8-3 で勝利。ついに連勝は2桁の10となった
📣 床田は5回3失点。全てソロながら、自身プロ入り最多となる1試合3本塁打を浴び、74球でお役御免となった。東京ドームは2017年4月12日にプロ初勝利を挙げた舞台だが、この日は狭い球場の難しさを痛感する結果に
「調子はそこまで悪くなかった。甘い球を捉えられた」(中国新聞)
5回の守りでは2塁ランナーをけん制で刺す場面も見られたが、今日のところは打線の援護に助けられた。それでもリーグトップ・タイの5勝目。4連勝を飾った4月から一転、今月は勝ちがなかっただけに、この白星を再度の連勝街道へのきっかけとしたいところだ
⚡ 両軍合わせて7本塁打の空中戦に勝利した。鈴木は2回、右中間に同点のソロ
「しっかり初球から捉えられたのはいいことだと思う。ただ、(無安打の)その後がもったいなかった。集中してやっていかないといけない」(中国新聞)
先制された直後の同点弾を評価しつつ、いつものように反省も忘れなかった
バティスタは2ホーマー。4回はヤングマンから勝ち越し弾。8回にはリードを3点に広げる特大アーチを、レフトスタンド上の看板に直撃させた。また同じ8回には西川もダメ押しのソロを放ち、クリーンアップが揃い踏み。床田が3被弾と苦しんだが、自慢の打力で見事にカバーしてみせた。一方で4回には鈴木の盗塁を経て、會澤がタイムリー。7回には野間のスクイズで貴重な追加点を挙げるなど、小技も絡めての計8得点。安定の投手力に打線も応え、チームはもはや無双の時を迎えている
👍 7回、首脳陣が絶妙の継投。この回から登板の一岡が危険球退場となり、状況が暗転。2点差の予断を許さない状況だっただけに、不測の事態にすばやく対応したベンチワークには目を見張るものがあった。デイリースポーツが緊迫の舞台裏を伝えている
“一岡の退場は想定外。8回を想定していたフランスアは、肩の出来上がるスピードを考えると、2人後の坂本勇が目いっぱいだった。肩の仕上がりが早く、緊急事態を任せられるのは誰かー。緒方監督と佐々岡コーチが話し合い、九里に決まった”
「全く準備していなかった」という九里だが、マウンドでの投球練習で肩を作り、見事に田中俊を1球で打ち取ってみせた。報知新聞によれば、左の田中俊がむしろ右投手に弱く、逆に右の坂本勇は対左投手のほうが率が落ちることも、首脳陣の計算に入っていたという。終盤、僅差の状況下で光った監督・投手コーチの決断力には、惜しみない拍手を送りたい
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