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CARP DIARY 2019 5月15日 ヤクルト8回戦~マツダスタジアム

勝 中崎 2勝2敗4S

敗 中尾   1敗

本 鈴木12号(1・五十嵐)

  鈴木13号(2・中尾)


📝 序盤はエース大瀬良が失点を重ねる苦しい展開。それでも2回に野間の押し出し四球、5回に鈴木の適時2塁打で加点し、1点のビハインドで5回を終える。しかし6回に菊池涼がまさかのタイムリーエラー。7回には頼みのレグナルトも3点を失い、2-7 と敗色濃厚に。しかしここから打線が奮起。8回に鈴木がソロを放って反撃の狼煙を上げ、9回には再度鈴木がタイムリー、磯村も初球攻撃で2点タイムリー。2死満塁から小窪がしっかり見極めて押し出し四球を奪い、土壇場で4点差を追い付く。そのまま迎えた延長10回、四球のバティスタを1塁に置き、三たび鈴木。甘く入ったフォークをバックスクリーン左に運び、劇的なサヨナラホームラン。チームは4連勝で2位タイに浮上した



🎉 鈴木がサヨナラ2ランを含む、4安打5打点2ホーマーとこの上ない活躍をみせた。まずは2点ビハインドの5回にタイムリー2塁打。3回から登板したマクガフの前に、打線がほぼ完璧に抑えられていただけに、ワンチャンスを追撃の1点に繋げられたのは大きかった。8回は5点差に広げられた中で、反撃の狼煙をあげる一発。そして4点を追う9回は、つなぎに徹するような渋太い打撃で、センター前にタイムリーを放つ。10回の劇弾は、もはや「神ってる男」の真骨頂。4年連続のサヨナラホームランは、プロ野球タイ記録通算5本は、ミスター赤ヘル・山本浩二さんに早くも並ぶ球団タイ記録だ。歓喜の場面について本人はこう振り返った


「フルカウントだったので、長打よりもつなごうという意識で入った。(中尾は)フォークの落ちがいいということは、頭に入っていたので、がっつかずにつなごうと思っていた。手応えもよかったです」(スポニチアネックス)


脅威の活躍で、ついにセ・リーグ打撃3冠に躍り出たが、本人は意に介さない


「どうでもいいです。それよりも勝つ事が一番」(同)


4番として、チームリーダーとして、成長を続ける25歳はどこまで行くのか。楽しみは尽きない



👍 9回に打線が脅威の粘りを見せ、壮大な逆転勝利を呼び込んだ。1死から菊池涼がヒットで出塁すると、バティスタの当たりをサードの太田がファンブル。鈴木がつなぐ打撃でタイムリーを放つと、西川もヒットで満塁。ここで9回からマスクを被っていた磯村が、レフトへ渾身の2点タイムリー。その後2死満塁となり、代打小窪がしっかり見極めて同点となる押し出し四球をもぎ取った


(磯村)

「打ったのはカットボールかな。とにかく積極的にいった」

(小窪)

「とにかくアウトにならなければ点が入ると思った。うちは最後まで諦めないチーム」

(ともに中国新聞)


攻守に良いところなく最下位に沈んだ4月前半から、まず頑張りを見せたのが投手陣。それがここへ来て打線も本来の脅威を取り戻し、チームはもはや「無双状態」となりつつある。投打がかみ合い、いよいよ首位獲りへ。期待は膨らむばかりだ



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