CARP DIARY 2019 5月26日 巨人11回戦～東京ドーム

勝　澤村　　　　１勝１敗１Ｓ

Ｓ　中川　　　　１勝　　３Ｓ

敗　フランスア　４勝２敗

本　岡本　　９号（3・アドゥワ）

　　ゲレーロ８号（1・アドゥワ）


📝打線は1回、西川の犠牲フライで幸先良く1点を先制する。しかしアドゥワはその裏、岡本に3ランを打たれてあっさり逆転を許してしまう。4回にはゲレーロのソロで追加点を奪われ1-4。しかしそのまま迎えた7回、打線は鈴木がタイムリー。さらには代打・長野にも2点タイムリーが飛び出し、試合を振り出しに戻す。ところが8回、この回から登板のフランスアが1死満塁のピンチを招くと、重信の犠牲フライで勝ち越しを許してしまう。土壇場の9回、打線は粘りを見せ2死1・3塁とするも、あと1本が出ず。ついに連勝は11でストップした


📣　アドゥワは5回4失点。1回に亀井、丸のヒットで1・2塁のピンチを招くと、岡本に甘く入ったスライダーをレフトスタンドに運ばれて3失点。2、3回は無失点で切り抜けるも、4回にはゲレーロにソロを許して5回で降板となった。佐々岡コーチは、以下のように奮起を促した


「打たれた球は全て高かった。低めに集めるところが持ち味なんだから」（中国新聞）


その点は本人も自覚しており、「同じことを繰り返さないようにしたい」（中国新聞）と、次回の巻き返しを誓った。ここ3試合は好投が続いていたが、今日のところは小休止。次は持ち前のコントロールの良さで、打たせて取る本来のピッチングを見たいところだ


👏　打線がさすがの粘りを見せた。7回、鈴木のタイムリーで2点差に追い上げると、なおも満塁とチャンスが拡大したところで、緒方監督は代打に長野をコール。古巣と対峙したベテランは鋭くセンター前に弾き返して、同点の一打とした。緒方監督が喜ぶ様子を、中国新聞がこう伝える


“ベンチでは緒方監督が珍しく笑みを浮かべながら、高く上げた両手をたたいて喜んだ”


迎打撃コーチも「打席が少ない中、状態がいいからこそセンターから逆方向に打ち返せている」（中国新聞）と、賛辞を送った。名門球団のレギュラー選手が、カープ移籍後は控えとしてチームを支える。もともと尻上がりに調子を上げるタイプでもあり、スタメン出場が叶わない状況は本人にとって思わしくはない。それでも普段から真摯な姿勢で練習に取り組み続ける34歳に、首脳陣も頼もしさを感じていることだろう。ファンとしてもプレーや勝敗以外の部分も含め、感謝の気持ちをもって今後の活躍を見守りたい


🌟西川が2打数2安打で打率が3割に到達。1回は先制の犠牲フライ、9回は確実に送りバントを決め、キッチリ存在感を示す格好となった。5月は出場した19試合全てで安打を記録。「積極的にいっているのがいい結果につながっている」（中国新聞）と、本人も手応えを口にした。打順も5番に定着しバティスタ、鈴木とともに強力なクリーンアップを結成。チームをけん引するヒットメーカーに、今後も期待が集まる