野球オリンピック代表、いい試合しているぞ！

私の趣味は｢スポーツ観戦｣。大学までピッチャーとして野球をやっていたので、逆に野球はあまり観なくなりました。
しかし、国際試合は別物。日本対韓国戦をしっかり観戦しました。
勝因は何かを経験者、又コメンテーターとしてお伝えします。

①夫々が自分の与えられた仕事をしている
投手陣、捕手、攻撃陣が場面場面でやるべき事をやってます。

先ず投手陣ですが、継投策で繋いでいますが、先発が試合を壊さず作ってます。中継ぎと抑えも場面を理解し、先に追い込んで勝負してます。
短いイニングなので、一球一球気が入った投球、うーん、気持ちが良いですね。

次に捕手ですが、甲斐が本当に良い仕事をしています。短い期間の合流なのに、各投手のその日の良い球を、早い段階で把握し、組み立てを考えリードしています。凄く成長していて驚きです。
プロを目指す高校生、大学生の捕手は、かなり参考になりますので、決勝のリードをしっかり観て下さいね。

攻撃陣ですが、さすがプロ。普段自分のチームで任されている打順で、思うように打っていますが、今大会は自分が置かれた打順や、打席に入る状況に応じて、考えたバッティングをしています。

ペナントレース中と違い、全ての選手がコンパクトでシャープなバッティングです。しかも大事な場面で、結果が出ています。

②韓国戦の勝因は
一点、8回裏の山田の一打なんですが、この山田のバッティングを解説します。前の打者が出て、2アウト満塁。

ピッチャー心理は、押し出しは避けたいので、早めに追い込んで、決め球で勝負というシナリオだったと思います。

この山田の｢積極性｣なんです。よくあの場面はあるのですが、ピッチャーが苦しいと思い、初球を打つ気無しで、見送る打者をみます。しかし山田は違った。ストライクを取りに来る甘いストレートを、迷う事無くフルスイング。見事に捉えたのです。素晴らしい。

③決勝について
今まで戦ってきた選手の状況、チームの状態を観て、夫々が自分の仕事を全うすれば、間違い無く優勝します。

今まで緊張が続いているので、心配は気力と体力が継続出来るのか、大事な場面で大きなミスをしないかだけです。

本物の日本野球を、見せて頂きましょう。

野球オリンピック代表へ、GoodLuck！