私の会社履歴4 自動車部品(インテリア部品)
皆さんこんにちは。
前回に引き続き、自分が行った会社の思い出第4弾を書きたいと思います。
前回の記事は以下になります。
次の派遣先は、富士宮市にある自動車部品(インテリア部品)の会社です。
インテリア部品とは?
自動車部品の中でも、インテリア部品とは内装品の事です。
ステアリング(+エアバック)・シフト・ドリンクホルダー・
ダッシュボード、ウインカー等の樹脂やゴム製品になります。
その中で、シフトブーツとウインカーブラシの製品設計を担当しました。
シフトブーツは展開図を、ウインカーブラシは検証をした覚えがあります。
あとドリンクホルダーの試作もしました。
プラ板で切って貼ってそれなりのものを作らされました。
仕事は至って単調
仕事は設計変更をする図面をCADで修正し、上司の承認を貰うという
単調な仕事でした。
小さい変更から大きい変更まで、ほぼシステマチックにやるだけなので、
やり方が分かれば誰でも出来ます。
先程書いた担当部品は、大きい変更で時間が掛かったので覚えていました。
人間不信
前回から短期スパイラルが続いており、
派遣元からもこれで駄目なら次は無いぞと言われてました。
自分だけのせいではないのですが、この時は誰も信用出来なくなって
人間不信になっていました。
なので、会社では必要最低限の会話しかしませんでした。
挨拶・返事のみです。無駄な会話など一切しませんでした。
それでも覚えている事があって、派遣先の上司に
当時出たばかりのWindows98のOSのCDを貸してくれとせがまれて、
拒否し続けた事です。
毎朝聞かれて、次の日持ってきますと言って
(自分の中では面倒くさいので持っていくつもりはありませんでした)
また忘れ、を1ヶ月以上繰り返していました。
そこまで人と関わりたくないと拒否していました。
仕事で初めて褒められる
仕事は覚えれば簡単でしたし、会話もほとんどしませんでしたから、
その分仕事に集中していました。
当時どのくらいストイックだったかと言うと、業務を秒単位でしてました。
CADのパソコンの反応も遅い時代でしたので、
1クリック又はコマンド入力後に1分以上待たされるので、
その隙間時間も書類作成にあてていました。
そのおかげか分かりませんが、契約終了直前に人づてで
部長が僕の事を凄く気に入っていることを聞かされました。
仕事で初めて褒められた瞬間でした。
契約終了
結局この会社は5ヶ月しかいませんでした。
前回の3ヶ月よりは伸びたものの、短期である事には変わりません。
派遣元から契約終了が決まったと伝えられた時に、
「お前は何も悪くない。申し訳なかった。」と
頭を下げてきました。
人間不信ではあったものの、仕事はほぼ完璧にこなして部長に褒められ、
ムカついていた派遣元からも頭を下げさせました。
この時は「よし!やっと認められた」と自信が付きました。
本当はある程度コミュニケーションを取らなければ駄目ですが、
当時の僕はこれでイイと思ってました。
初めての…
ちょっと話はそれますが、思い出したので書きます。
この会社にいる時に初めて水虫になりました。
会社のオフィスから駐車場まで歩いている道中に、
足の裏がかすかに膨らんだ瞬間を今でも覚えています。
その後…
またも短期で契約終了しましたが、
この次に行く派遣先で大きな転機が訪れます。
今思い出してもそれが人生のターニングポイントでした。
それは会社履歴5でお話します。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。