「[ALEXANDROS]の新曲、もう買わねえ」って話
[ALEXANDROS]の新アルバムが、11月21日に販売される。
Sleepless in Brooklyn(全13曲、通常盤3,000円、初回限定版VIP Partyライブ映像付き3,800円)
とても楽しみだ。
詳細はこちら→https://alexandros.jp/discography
そして収録されている新曲のうち一曲がこちら。
聴いての通り、とてもかっこいい。
去年の今頃ならもう予約を済ませているところだろう。ライブにこれまで4回行き、大阪梅田QUATTROの時代から応援してきた。
けど今回の予約はまだ。[ALEXANDROS]への熱が冷めたとはあまり言いたくないが、それ以外にもっと大きな理由がある。
CDを買う必要がない
新曲を聴く手段として、これまではCDを買って音楽プレイヤーに入れていたが、今回はその必要がなさそうだ。その理由として、毎月480円をSpotifyに支払っていることで、サービス上の音楽が聴き放題であるからだ。
[ALEXANDROS]はこのSpotifyというサービスと契約をしており、常に過去のアルバムを含む全ての楽曲を聴くことができる。
なので、新曲が出ても私は買わずとも、Spotify上で聴くことができる。
では今までなぜ買っていたのか
今までCD買っていたか?と聞かれると、確かに買っていた。家には100枚前後のCDがあり、実家の棚にはもう100枚程度はある。
これらを買う必要性は、
1. ライブの先行抽選に応募できる
2. とくに初回限定版などによく付属するDVDやBluerayをも視聴できる
3. 自宅に飾れる(物理的に持っておける、消えない)
私的にはこの3つが理由であった。
これまでの自分
これらの詳しい話をそれぞれに挙げよう。
1. 実際についこの間、米津玄師氏のライブに応募するために「flamingo/TEENAGE RIOT」という2018年10月31日発売の最新シングル通常盤を、1080円で購入した。
(これにはもう一つ、米津玄師氏の楽曲はSpotify上にないので、今回の新曲をyoutube以外で聴くことができないという理由もある。)
(私のinstagramにおける投稿)
2. 付属のDVDやBluerayに収録されるライブ映像は、本音を言うと、とてもとても見たい。気持ちが高まるし、休日のリフレッシュにはもってこいである。ときにそれはドキュメンタリー風で地方ツアーの密着であったりして、メンバーの素顔を追うことができることはとてもアツい。
3. やはり所有する喜び、飾っているのを見て、思い出を蘇らせてくれること自体が幸せである。飾るためのラックが欲しいほどである。
最近の自分
しかし残念なことに、これらの3点が自分にとってはCDを買う理由にはならないことが最近ある。それぞれについて軽く説明したい。
1. ライブ先行応募券:日程的に行ける日や行けない日がどうしてもある。今回の[ALEXANDROS]に関しては、関東公演の横浜アリーナ3/11,12は私が海外旅行中なので行けない。このような状況下では、先行応募券は特にCDを買う理由にはなり得ない。社会人になってからどれくらいライブに行くだろうか。。
2. ライブ映像やメンバーの素顔を見るためには、いまやYoutubeで探せばいくらでも見つかる。時に民放で放映されたものや、海外ライブを個人が撮ったものなど。オンラインで見つかる。もちろん違法にアップロードされているものに興味はないが、映像を見るのにわざわざCDアルバムを買う必要性は、そこまで強くない。
3. 近く、社会人になるときに引越しする。今更、家の物が増えてもきつい。思い出あると余計に捨てにくくなるし、扱いに困る。
よって、最近の私にとってはもはや、CDアルバムを購入する動機が薄れつつある。
8年前の中学生の自分に言ったら驚かれるだろうな。「じゃあどうやって聴くの??」「CDレンタルされるまで待ってTSUTAYAまで連れていってもらうの??」って。
持たなくても楽しむことができる時代が、来ている。テクノロジーの波が、来ている。
それらは、日々のちょっとした「新曲のCD買うか買わないか議論」にすら食い込んで来ているということを、今回改めて実感した。
最後に大事なこと
アーティストの権利を守ることは大事なことであり、もしSpotifyのビジネスモデルにより、アーティストが得る利益が減ってしまうのであれば私は使いたくない。
適切なお金が分配され、世の中によりよい音楽が作られ、それを聞いて何かしらを想う人が増えるような仕組みを支持したい。
クリエイティブに対等な対価が支払われているとSpotify自身が謳っているからこそ、私はこのサービスを利用している。
ましてやMusicFMなんて違法アプリは言語道断である。
このように、アーティストの収益を守りながら、ユーザーがよりよい音楽生活を楽しめているのなら、Spotify様様だし、テクノロジー様様である。
詳しくは今回触れていないが、Spotifyにはユーザー特性に合ったオススメ楽曲のサジェスチョン機能がある。私はこれにとても重宝している。
みなさんも音楽を聴くときは
なぜその媒体で聞かなきゃ行けないのか?他には方法ないのか?などと
普段の当たり前を今一度振り返って見てほしい。
みなさまも、よりよい音楽生活を送ってください。
音楽は人を救い、元気付け、共感を生み、人生を変えます。
以上